貸金業法案がきょう閣議決定された。
グレーゾーン金利をなくし、上限金利を引き下げ、貸金業者からの借金総額は年収の3分の1までにとどめるものだ。
上限金利を20%以下に引き下げることで、今後の多重債務者発生の防止には一定の効果が見込まれる。
これも皆さんの協力の賜物だ。
ただし現在の利用者(1400万人)で借入金総量規制に引っかかり借りられなくなる人が大量に発生すると思われる。
“金融ビジネス誌”の試算によれば、最低でも500万人規模だ。
もちろん返済能力のない人に貸し付けないことは金融の鉄則であるし、収入の範囲内で生活することが基本であるからこの総量規制は正しい。
問題は現在借金を抱え、利息すらも借り入れなしでは払えない人の存在である。
先の雑誌の試算では151万人いるとされる。
この151万人が利払い不能に陥り、元本の一括返済を求められる日は近い。
対象者の多くはサラリーマンであり、あなたの会社の組合員である。
悲惨な事態に追い込まれる前に手を打とう。
「クレサラ県民会議」の次なる活動の主要テーマであると思う。
あなたの会社の組合員に啓蒙しよう。
『サラ金利用者は今のうちに相談に来なさい』と。
でも相手は心さびしい孤独な人たちです、心の底から話を聞いてくださいね。
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