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【難読漢字】「団扇」って読めますか?読めないと恥ずかしい 現代ビジネス編集部

2021-06-28 00:06:00 | 難解漢字 現代ビジネス 連載
【難読漢字】「団扇」って読めますか?



読めないと恥ずかしい

突然ですが


「団扇」という漢字


読めますか?


常識漢字です


読めますよね?


気になる正解は?

正解は「うちわ」でした!

わかりましたか?

現代ビジネス編集部

団扇の正しい読み方は、「うちわ」「だんせん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、団扇の正しい読み方は「うちわ」「だんせん」の両方になります

 

団扇の”団”という字は「だん」、”扇”という字は「おうぎ」「せん」と読むことができます。

 

ただ一般的には団扇は「うちわ」と読むことがほとんどです。

 

団扇を「うちわ」と読むのは”熟字訓(じゅくじくん)”と言われる読み方で、
熟字訓とは漢字1字に読み方をあてるのではなく、熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方のことです。

 

熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方だから、熟字訓(じゅくじくん)です。

 

”訓読みは漢字の持つ意味を日本語に翻訳したところから生まれた読み方”のことで、”音読みは中国語としての漢字の発音に基づく読み方”のことです。

 

なので”草”の訓読みは「くさ」で聞いただけで意味を理解できますが、
音読みは「そう」でこれだけでは意味が分からないですよね。

 

訓読みはそれだけで意味が分かる読み方のものが多く、音読みはそれだけでは意味が分からないものが多いです

 

そして熟字訓は熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に読み方があてられているため、漢字単体に読み方が振り分けられているわけではありません。

 

例えば「団扇(うちわ)」に用いられている”団”は単体では「うち」と読むことはできず、”扇”も単体では「わ」と読むことはできません

 

ですので漢字1字の訓読み(草:くさ)のように、その熟字だけで意味が伝わるように読み方があてられているものが熟字訓というわけなんですね。

 

熟字訓と言われる読み方は特殊で、あらかじめその言葉の読み方を知っていなければ、読み方が分からないものがほとんどです。

 

デジタル大辞泉「団扇」の解説

だん‐せん【団扇】

 うちわ。
 軍陣で用いた軍配団扇(ぐんばいうちわ)。
「大将―おっ取って」〈浄・国性爺

うち‐わ〔‐は〕【団扇】

《「打ち」のという》
 あおいで風を起こす道具。ふつう、細く削った竹の骨に紙や絹を円形に張って作る。 夏》「もてなしの―の風のやや及ぶ/汀女
 軍配団扇(ぐんばいうちわ)のこと。
 紋所の名。1図案化したもの。丸に団扇、桑名団扇などがある。


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