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知ってトクするモバイルライフ すごい動画が撮れる「iPhone 13」実際に使ってみた 石野純也・ケータイジャーナリスト

2021-09-22 12:30:00 | Mobile情報

知ってトクするモバイルライフ

すごい動画が撮れる「iPhone 13」実際に使ってみた


石野純也・ケータイジャーナリスト2021/9/22

アップルは、iPhone 13シリーズを9月24日に発売する。

今回はカメラやディスプレーの性能を強化。昨年のiPhone 12シリーズと同様、今年も四つのモデルを用意した。価格は最も安いiPhone 13 miniが8万6800円から。

 性能はモデル名に「Pro」がつくかどうかで違いがあり、Proモデル2機種は3倍望遠カメラや1秒間に120回表示を書き換えるディスプレーを搭載した。

ProがつかないiPhone 13やiPhone 13 miniも、前世代のiPhoneに比べ、カメラ機能や電池の持ちを強化した。

発売に先立ち、この4モデルを実際に使ってみた。以下でそのレビューをお届けする。


動画撮影機能が大きく進歩

 iPhone 13シリーズの最大の特徴は動画撮影機能の向上にある。業務用カメラでも難しかった背景にボカシをかける撮影ができる。

スマホの頭脳にあたる半導体「A15バイオニック」の高い処理能力がこれを可能にした。


実際に動画を撮影してみたところ、画面をタッチするだけで簡単にフォーカスを当てる場所を変えることができた。

ボケかたも自然で、スマホで撮ったとは思えない仕上がりになる。

 さらにすごいのは、フォーカスを当てる場所をあとから編集で変えられることだ。

たとえば、被写体の人間の顔にピントを合わせておき、その人が顔を動かした時に目線に合わせてピントの場所を変えることができる。

これによって、人物が見ているものが強調される。こうしたピント合わせはオートでもできる。

 アップルは映画の撮影からこうした機能のヒントを得たといい、本格的な動画を撮影するのに好都合な機能だ。

筆者を含む一般の利用者は、そこまで凝った動画を撮ることはないかもしれないが、

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に上げる短い動画を撮る際にも、活躍する機能と言える。

TikTokやインスタグラムなど、動画をアップするSNSの利用が広がっているが、こうしたサービスとの相性はいいはずだ。


AIが判断して画像を調節

 静止画には、利用者が好みの画質に調整できる機能を搭載した。

iPhoneは、これまでもAI(人工知能)を使って被写体を分析したり、複数の写真を自動で合成したりして、

明暗の差の大きな場所でも鮮やかな写真を撮ることができたが、iPhone 13では、この仕上がり具合を利用者自身で調節でき、

写真をより暖かみのあるものにしたり、コントラストを強めたりといった操作ができる。

 また、写真を処理する時、全体に一律に処理をかけるのではなく、AIが被写体によって処理を強める部分、

弱める部分を判断して処理するため、人物の肌の色が不自然になるなどといったことがなかった。


4機種とも、撮像素子を動かして手ブレを吸収する「センサーシフト」方式の手ブレ補正に対応した。

動画撮影時のブレが少ないうえに、夜景を背景にしたポートレートなども従来のモデルよりきれいに撮ることができた。

 加えてProモデル2機種は3倍の望遠カメラがついた。昨年のiPhone 12 Proは2倍、iPhone 12 Pro Maxは2.5倍だったが、

3倍になったことでさらに被写体を大きくする撮影ができ、ポートレートが撮りやすかった。

また、Proモデルのみ、自動での接写機能にも対応する。

花など被写体に近づいて撮ることが多い人には役立つ機能だ。

筆者も、スマホや周辺機器などの細かい部分を拡大して撮ることが多いので重宝しそうだ。


どの機能を重視するかで機種を選ぼう

 Proモデル2機種はディスプレーの秒間120回の表示書き換えに対応し、

動きの多い画像が、より滑らかに見えるようになったが、

動きが少ないときには自動で10回まで回数を減らすため、電池の消費量が増えてしまう心配はない。

ただ、普通に使っているだけなら、この機能に対応していないiPhone 13や13 miniでも十分滑らか。ゲームや動画など、

動きの多いコンテンツを多用する人向けの機能と言えるだろう。

 カメラや電池を強化したことで、重量が増してしまったのは難点だが、iPhone 13の完成度はiPhone 12以上に高い。

特に動画撮影を重視する人にとっては、強くお勧めできる端末に仕上がっている。

動画の背景ボケなどの機能は、Proがつかない2機種にもあるため、

望遠カメラの有無や画面の書き換え速度を重視するかなどで、機種を選ぶといいだろう。


<「知ってトクするモバイルライフ」は毎週火曜日に掲載します>


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