「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ドイツ製戦車・レオパルト2<2013・3・14ウクライナ紛争>

2023-04-07 11:04:50 | NATOとアメリカ

激戦のバフムトは、現在比較的安定した状況のようです。衛生兵の話では、2~3週間前が戦闘のピークだったようです。丁度、ウクライナ陸軍(最高)司令官が最初に現地入りしたころですね。そのため陸軍司令官が直接視察して、防衛を続行するか撤退するかを判断したのであろうと思います。撤退もありうるような噂をリークしつつ、結局今のところ撤退していません。

ワールド
2023年3月14日2:18 午後7時間前更新
レオパルト2訓練でウクライナ兵が好成績、近く実戦投入へ
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-germany-tanks-idJPKBN2VG086
ウクライナ兵の戦車訓練、第1陣が週内にも完了 スペイン国防省
2023.03.14 Tue posted at 13:19 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35201246.html
ウクライナ軍兵士4000人超、米国や同盟国で訓練
2023.03.01 Wed posted at 11:34 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35200665.html

さて、ドイツ製戦車・レオパルト2の話です。これは、現在NATOの最新型戦車です。当然、ウクライナ軍の主力戦車のTー64より格段に優れています。T-64は40~50年前の超オンボロ戦車です。
そして、旧ソ連製の戦車には、新しい型式のTー90まで含めて共通の弱点があります。戦車砲の装填システムにより極端に砲塔部分の被弾に弱いことです。砲弾でも歩兵のミサイルでも命中すれば、即座に砲塔部分が吹き飛びます。

ドイツ製戦車・レオパルト2は、それと比較して戦車の装甲も強力ですし、様々優れた点があります。歩兵戦闘車や歩兵と組み合わせると、強力な攻撃力を発揮します。

ポーランドは、戦車兵の訓練も終えていて、14両引き渡し済みです。ドイツも大体戦車兵の訓練は終了段階にあり月内に18両引き渡し出来る予定です。
今、スペインでも訓練中で3~4両引き渡される予定です。カナダからも4両来るでしょう。

4月の段階で最低、40両は実戦配備できる見込みです。
その他、ドイツから供与予定の歩兵戦闘車やアメリカから供与予定の歩兵戦闘車と装甲兵員輸送車については、ニュースがないので分かりません。アメリカからくる分は、数が多いですからメンテナンスに時間は、かかると思います。
兵員の訓練も4000人1グループで実施しているようです。士官の訓練もしているようでした。

大体、旅団を編成するくらいの武器と兵員は、ほぼ揃っています。旅団とは、5000人規模の部隊です。

どのように新しい武器と人員を運用するのかは、ウクライナ軍の決めることであり、まだ不明です。

春になり、地面が固まれば、これらの部隊は実戦配備されるでしょう。

戦車については、これが最初の供与分でありメンテナンスが終わり次第、順次追加されると思います。ドイツがデンマークなど3か国と共同で100両追加する予定です。他にも何だかんだあって、フランスの話では、最終的に供与される戦車は、300両になるだろうという話でした。

あとウクライナ軍の問題は、戦車砲弾やりゅう弾砲弾の補給です。今、アメリカとNATOが増産に動いていますから、やがてもう少し供給量が増えると思います。

春の戦いに向けたウクライナ軍の準備は、アメリカとNATO諸国の全面的な協力を得て、着々と進行中のようです。

春までロシア軍が、ちんたらバフムトで消耗戦なんかやっていたら、どうなるか分かるでしょう?
スラビャンスク方面から、機甲部隊と機械化部隊が相当なスピードで南下してきます。挟み撃ちにされれば?全滅・・

つまり?
バフムトのロシア軍の運命は、その前にバフクトを制圧できず、春までウロウロしていたら、多分挟撃されて壊滅です。ウクライナの増援部隊は、スリャビャンスク方面から進撃してくると思います。ここが、ウクライナ軍にとって一番危ないんだから増援部隊は、ここに来るでしょう。そして、それはロシア軍の勝利のプロパガンダを否定することにもなります。ショックは大きいでしょう。唯一ロシア軍が勝っていたと思われていた、バフムトでロシア軍が壊滅しました・・・
ロシア国内への影響は、どうなります・・・

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/



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