「北の山・じろう」日記

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ロシア連邦保安局(FSB)はワグネルによる「武装反乱」の捜査を打ち切り<2023年6月

2023-06-29 18:39:26 | ロシアと周辺国

ロシア当局、ワグネルへの捜査打ち切りを発表
2023.06.27 Tue posted at 20:02 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35205811.html

ロシアの司法システムも、良く分かりませんね?
普通の国では、検察が捜査します。ロシアでは、ロシア連邦保安局(FSB)が捜査していたようです。これは、情報組織です。アメリカならCIAが調査していたようなものだと思います。普通に、おかしいですね?

それは脇に置き、プリゴジン氏のベラルーシ入国を確認してから打ち切りました。危険人物が、無事ロシア国外に退去したから捜査を打ち切ったようにも聞こえます。

まったくブラック・ボックスの今回のロシア政府とワグネルの野合的合意。法も秩序も世間並みの常識もありません。

プーチン氏は、ヒステリックにテレビで演説しています。内容は、反逆者は鎮圧され国民は団結した!と言いたいようです。プーチン氏が仕切ったから、流血の惨事が起きなかった!と言うことも強調したいようです。(しかし、その前に1軍団の武装蜂起が起きたことが大問題だと思います。鎮圧もせず国外退去を認めたのは、あり得ないことですね?それは全然問題がないようです?)

意味が分かりませんね?
反逆者は、ベラルーシに悠々と逃れました。ワグネルのベラルーシ行きの部隊は、武器を国防省に引き渡して移動するようです。

見ていると反逆事件のメンバーは、全員ベラルーシに移動するようです。全部、ロシア国外に退去するから何の問題もないと言うことみたいです。

今回の騒動で不思議に思うことがあります。ロシア軍は、どこにもいませんでしたね?(本当はいたと思います。多分、とばっちりの来ないところに離れていたんでしょうね?)
高速道路をワグネルの部隊は普通にモスクワに向かって行進していました。と言うより?単に車両に乗って高速道路を走っているだけのように見えました。民間の車両も一緒でした。

反乱軍が首都モスクワに向かって行進中なのに?それでいいのかな?と、ひとごとながら心配になりました。あれを放置したらモスクワまで、フリーで行ってしまったと思います。

誰か、高速道路を閉鎖するとか妨害物を設置するとか!
適わぬまでも、地元の武装組織が抵抗するとか!
そんなことは、一切なかったですね!

仕上げは、ワグネルの親分がベラルーシに到着したのを確認したロシア連邦保安局(FSB)が手を引いてしまいました。(ワグネルの場合、ロシア国内に戻ってくる可能性もあります。やりすぎは、ヤバイですね?)

見ていると、ヤバイことには関わらないでおこう・・と言う態度がアリアリと見えます。
「触らぬ神に祟りなし」
この精神が徹底しているようです。
ワグネルは、国外退去のようですから、それでいいでしょう。

ウクライナ軍は、どうするのか?
ウクライナ軍の新規編成の強襲旅団8個旅団は、まだ戦場には投入されず、待機しています。

それがまとめてベルゴロド州から侵攻してきたら、どうするのか?
8個強襲旅団4万人です。ワグネルよりかなり人数が多いです。装備や武器は西側の新型を装備しています。
来ないからいいけれど、一旦進撃を始めたらモスクワまでは、フリーパスで来そうですね・・

ウクライナ軍が進撃してきたら野合的妥協の余地は、ないですよ?

来たらプーチンさんは、モスクワから逃げ出すしかないですね?地方に落ち延びて、抵抗する作戦計画かもしれませんが・・

聞けば聞くほど大丈夫とは、思えないロシアの国内事情・
ウクライナに主な戦力を送り尽くしているから、ロシア国内は「スカスカ!」です。ウクライナ軍も遠慮する事はないと思います。モスクワまで行ってね?プーチンさんを、ちょと脅せば、戦争を止めるような気がします。強襲旅団8個旅団は、結構な戦力ですよ。プーチンさんは、モスクワから逃亡するしかありません。ロシア政権の幹部は、全員プライベートジェットを持っているから、逃げ足は速いです。(今回も逃げたみたいです・・)

ワグネルが、良い前例を示してくれたのは確かなようです。今なら、すぐ出来ると思います。



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