「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024アメリカ大統領選>共和党予備選からデサンティス氏が撤退と展望<2024.1.23

2024-01-24 21:48:41 | アメリカ合衆国

共和党デサンティス氏、撤退 トランプ氏支持を表明 米大統領選
2024年1月22日 9:03 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3501332?cx_part=top_topstory&cx_position=1
スコット議員、トランプ氏支持 共和候補選び、ヘイリー氏に打撃―米大統領選
2024年01月20日12時01分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024012000181&g=int

やるだけ無駄なようにも思いますが、共和党の党内規則がありますので予備選が(一応)展開されてきました。テレビ討論会にはトランプ氏は一切出ないという異例の展開でしたが泡沫候補は次々と脱落し、1月15日のアイオワ州党員集会での得票率が・・・
トランプ 51%
ロン・デサンティスフロリダ州知事 21%
ニッキー・ヘイリー 19%
このような結果に終わりました。
次のニューハンプシャー州の支持率調査では、「デサンティス氏はトランプ氏とヘイリー氏に大きく引き離されていた。」ために早々の撤退表明とトランプ氏支持になりました。

BBC
【米中間選挙】 共和党デサンティス知事はいかにしてフロリダ州で圧勝したのか 大統領選への影響は
2022年11月13日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-63609327
2024年米大統領選はデサンティス氏かもしれない 中間選挙を機にアメリカ政治で進む世代交代
2022/12/03 6:30
https://toyokeizai.net/articles/-/637008?display=b

2022年中間選挙後は、デサンティス氏の人気が急上昇し大統領候補の有力者と見られていました。これは2022年中間選挙で共和党が大勝ちしなかった魔女狩りの結果、トランプがスケープゴートにされたためです。
しかし、トランプに対する訴訟が提起されるたびにトランプ人気は急回復し、やがてダントツの1番人気になりました。

既にしばらく前から副大統領アピール合戦になっています。
「絶対、トランプの副大統領にはならない!」と宣言しているのは、ヘイリー候補だけになりました。
副大統領になると2028年大統領選の共和党予備選に有利ですから、トランプから後継者指名を受けるための(結構、激烈な)副大統領のポスト争いが繰り広げられています。

事前の予想通り2024アメリカ大統領選挙は、民主党バイデンVS共和党トランプで争われる見込みです。

ここで民主党関係者の大きな誤解があります。
民主党関係者の理解は、2022年中間選挙での共和党のは大勝ちが逃げたのは、アンチ・トランプ票が民主党支持に流れたためだと思われていました。

BBC
【解説】 最高裁判断でさらに深まるアメリカの分断 中絶の権利めぐり次の争点は
2022年6月26日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-61934255
『女性の中絶権を合憲としてきた1973年の「ロー対ウェイド」判決を覆した』

共和党は、最高裁判決支持です。これがアメリカ女性の反感を買い中間派の女性票の多くが民主党に流れたためだと思われます。
理由は、トランプ支持が減らないからです。

この出来事は2022年のことですから、もうそれほど影響はないと思います。
つまり❓
民主党は、盛大に反トランプ・キャンペーンを展開していますが、私の推測ではそれはほとんど効果がないと思います。

逆にバイデン氏に不利な点は❓
ガザの虐殺に加担する姿勢が強かったために、有色人種層の支持を大きく減らしていると思われます。これは2020大統領選挙でバイデン氏勝利の決め手となった層です。
もっとも大事な支持層で支持を減らしていると思います。
それに気が付いてバイデン氏は、最近2国間平和を言い始めましたが、どの程度効果があるか❓
この点が1点目です。

2点目がインフレ高騰により生活苦になっている低所得層です。この層ではバイデンさんの支持はかなり低いと思います。

結果、有色人種層と低所得層では無党派票は、かなりトランプ氏支持に回るか棄権に回ると思います。

※今、投票をやればバイデン氏が負ける可能性が高いと思います。

11月の投票日までにバイデンさんが、どこまで巻き返せるのか❓
あるいは❓トランプの絶大な威力のある「口撃」がバイデンさんをノックアウト!するのか❓

バイデンさんも結構、悪を働きました。そこら辺をアメリカ国民は、しっかり!チェックしてほしいと個人的には思っています。
ジェノサイドの犠牲になっているガザ市民のためにも!
正義の判断を下してほしいと思います。


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/213c96513504dc77bce3a248112c2b72



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。