「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

BRICS主要国のウクライナ紛争についての態度(モディ首相ロシア訪問)<2024.07.10

2024-07-10 19:59:13 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

インド首相、5年ぶり訪ロ プーチン大統領公邸で非公式会談
By ロイター編集
2024年7月9日午前 8:08 GMT+918分前更新
https://jp.reuters.com/world/europe/TJBLF766LRO5FFTVULSJSCTE5Q-2024-07-08/
少し、悔しいのか嫌味を一発❓
「戦争で問題解決できない」モディ印首相、プーチン氏に呼び掛け
2024年7月10日 9:47 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア インド アジア・オセアニア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3528284

ゼレンスキーの負け犬の遠吠え❓
ウクライナ大統領、インド首相に「大きな失望」 ミサイル攻撃と同日のロシア訪問めぐり
2024.07.09 Tue posted at 15:08 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35221218.html

勲章外交❓
印モディ首相にロシア最高位勲章 プーチン大統領が授与、習近平氏に続き外国人で4人目
2024/7/10 08:52
https://www.sankei.com/article/20240710-OHN4HFBT3ZLLNJSHVG6ALHVVMA/

これでBRICS主要国のウクライナ紛争についての態度は一通り明確になりました。
これまでは、中国・ブラジル・南アフリカがロシア支持の立場を示しています。
今回、玉虫色ロシアよりのモディ首相がモスクワを訪問しはっきりロシア寄りの態度を行動で表明しました。

誰にでもケンカを売るゼレンスキーは、早速不満を表明しました。しかしそうすれば、モディ首相は内心では断固プーチン支持になったと思います。
こうやってゼレンスキーは、敵を増やしていきます。
インドがウクライナ支持に戻ることは、なくなったと思います。
トランプもそうです。
散々、トランプに悪態を突きまくってきました。
トランプが大統領に当選した場合、どうなるか❓を一切考えません。

第三世界は、ほぼウクライナに対し中立か不支持だと思います。その理由がゼレンスキーには、理解できません。
ゼレンスキーがダブルスタンダードの立場に立っているからです。
ダブルスタンダードを嫌うか憎む第三世界の多くは、ロシアに心情的に同情するか支持に回ります。
そのような意味でゼレンスキーは、無知な独裁者にすぎません。
ロシアとの戦争が続く間だけヨーロッパの番犬として必要性があるだけです。
戦争が終わればヨーロッパは、元の通りウクライナの危険性を認識すると思います。ウクライナは、ロシアが軍事侵攻する前はヨーロッパからもアメリカからも危険視されていました。
世界の極右的危険分子の集合場所だったからです。
世界の極右的危険分子の集まる場所がウクライナであり、それは今も同じです。

しかしこれを放置するとやがて欧米の極右的危険分子と欧米にいる極右的危険分子が結びつきを強めるのは明らかです。既に強まっているかもしれません。
今、ヨーロッパで政治的に台頭している極右とは性質の異なる「超・暴力的極右的危険分子」です。
ドイツでクーデター未遂事件を起こしたのが、大体この範疇に入ります。

2022年ドイツのクーデター未遂事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/2022%E5%B9%B4%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%9C%AA%E9%81%82%E4%BA%8B%E4%BB%B6

2022年2月23日までウクライナがどのような国だったか、普通の国際情勢を知っている国ならどこでも知っています。破綻国家・犯罪国家・極右国家です。
これを、欧米は西側世界ではキレイに隠して「民主主義の旗手!擁護者!」として胡麻化していますが、そんなことを信じるのは西側の市民だけでしょう。
西側の市民すらウクライナに近い国の市民は、信じていないと思います。
日本人の無知さ加減は、相当なものでしょう❓

それは脇に置いて、第三世界特にBRICSの参加国のウクライナに対する態度は明確になったと言えます。インドは、ロシアに求めるものがあります。武器調達の先としてロシアは重要な相手国です。エネルギー需要が急増してどうにもならないインドは、ロシアの原発の導入を考えていると思います。
当然ながら格安の原油の調達先です。
ウクライナには全部ありません。
インドがロシアを選択するのは、国益を考えれば当然すぎることです。
むしろウクライナ紛争が継続してくれた方が、インドにとって好都合な国際情勢が続きます。
これは、BRICS主要国は全部同じです。

ウクライナ紛争が継続している間は、BRICS主要国は自分たちの経済力や国際政治での影響力を強めるのに都合の良い国際環境が続くからです。

ウクライナ紛争とガザ紛争を通じて、この傾向はより強まったと言えます。
その分、欧米の影響力が衰退したとも言えます。

戦争を煽り立てる愚か者たちには、この簡単な理屈が理解できません。
ウクライナ紛争とガザ紛争によりかつての政治経済の中心地のヨーロッパの没落が早まりつつあると思います。
欧米に同調する日本も同じだと思います。

だから私は、「他国の紛争に一切関与するな」・と言っています。
関与するのではなく、調停する側に回るのが平和国家日本の役割でしょう❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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