「北の山・じろう」日記

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ロシアの来年の戦略(を推測する)<ウクライナ紛争2023.12.06

2023-12-07 01:08:55 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

二通りあります。
①3月の大統領選挙後、準戦時体制に移行して50万人程度の動員をして兵力を増強して一気にウクライナを攻め潰す。

②持久戦を継続して徐々にユーロ諸国とウクライナを弱体化させる。

現時点では、東部戦線の各戦場ではロシア軍優位の戦いが進んでいます。多分、今のままでもある程度占領地を拡大できるかもしれません。
ロシアの方は、かなり戦争の態勢が整いつつあります。(2022年は短期決戦を予定していたのでロシアはメロメロでした。)だから今のまま継続してもそれほど困りません。順次武器や弾薬などの生産ラインも拡充されつつあると思います。北朝鮮やイランからの武器輸入体制も出来ました。中国も武器以外ではロシア支援に回っています。
今年募集した応募兵は、まだ全部は投入していないと思います。人員の意味では去年と違い、かなり余裕があります。来年春くらいまでは、今の人員で足りるかもしれません。
ロシア国民の大嫌いな!部分動員は、多分ないと思います。

戦況が膠着状態からロシア優位に移行しつつありますので、ロシアの方は焦って動く必要はありません。戦況の推移を見ながら、大統領選後の戦略を決めれば良いことになります。

②を志向しつつ、思わしくなければ大統領選挙後、①に移行すると思います。

ロシアにとって特段不利な状況が発生しなければ、大統領選挙後も②を継続すると思います。

現状は、相当西側とウクライナにとって厳しいと思います。
③ゆっくり時間をかけて弱体化して戦えなくなるか❓
④そうなる前に停戦交渉を始めるか❓

ウクライナに残された道は、二択のように見えます。
そう考えるとロシアは、今のままロシア優位の戦況が続く限り②を続ける可能性が高いように思います。

来年は、ウクライナにとって良い状況は生まれないと思います。
ロシアは「蛇の生殺し」に来ると思います。

※念のため
これは私の推測であり、プーチンさんに聞いたわけではありません。

 

 

カテゴリー 『中立の視点で見るウクライナ紛争』
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