「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(MLB)メジャーで活躍した速球が遅い投手、岩隈久志と上原浩治<2024.1.10

2024-01-12 23:48:43 | MBL & プロ野球

岩隈久志と上原浩治が総壁ですね❓
どっちも速球が遅くて140km台です。
上原浩治など140kmかつかつでした。
どちらもやや遅い年齢(30歳過ぎ)でメジャーに移籍しました。

岩隈久志が移籍したのは、31歳です。故障もあったので稼働は実質5年でした。しかしそのうち3年は二桁勝利していますし、残りの2年も9勝しています。
この短い期間にノーヒット・ノーランを2回達成しています。

上原浩治は抑え投手として活躍してレッドソックスでWシリーズ胴上げ投手になりました。
とにかく球が遅かったです。
その遅い球にメジャーの打者は振り遅れることが多かったです。

両者に共通しているのは・・
ストレートが遅い⇒140km台

遅い速球で打者を打ち取る
そのポイントは❓
精密機械のようなコントロール
切れの良いフォーク(スプリット)を効果的に使う

もう一つ・・・
江川卓氏、「モーニングショー」で剛速球の秘密が判明…回転数は佐々木、大谷を上回る2750回「投げ方に特徴が」
2022年11月11日 10時29分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20221111-OHT1T51053.html?page=1

これが遅い球を速く見せる秘密です。
豪速球投手であろうと遅いストレートを投げる投手であろうと同じなんです。

岩隈久志と上原浩治は回転数の高いストレートを投げることが出来たから遅いストレートでバッターを打ち取ることが出来ました。

※これは、他の投手にも同じことが言えます。
140km台のストレートであろうと大雑把に「1分間の回転数2500回以上」のストレートを投げることが出来れば、立派にエースとして通用します。
150km台後半~160kmのストレートは、威力があります。しかし、それほど速いストレートを投げられなくても球の回転数を向上させれば、十分メジャーでも通用します。

※①「1分間の回転数2500回以上」のストレート
②正確なコントロール
③主に切れの良いフォーク(スプリット)

※①のメジャー平均
メジャーの4シームにおける平均回転数は2100~2400rpm(回転/分)<数字が大きいほど打ちにくくなります。

基本的にこの3条件を備えている投手は、メジャーで活躍できる可能性が大きいと言えます。

山本由伸君には、もう備わっていると思います。
パドレス松井裕樹君とカブスの今永昇太君も、このような部分を向上させていけば十分、メジャーで活躍できると思います。

※剛速球で打者を抑え込む投手よりも、精密なコントロールで打たせて取る投手の方が成績も安定しますし、より長く活躍できると思います。この辺りにすごく誤解があるように見えます。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b



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