「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2023年大相撲夏場所>遅れてやってきた大関候補生

2023-05-25 16:22:36 | スポーツ

今場所の成績次第では、来場所が大関とりの場所になる可能性のある力士は、3人います。

東関脇の霧馬山は、今場所が大関とりの場所です。
西関脇の豊昇龍、東関脇の大栄翔、西関脇の若元春は、今場所二桁の多い目の勝ち星だと来場所が大関とりの場所になります。

その次にいるのが、東前頭14枚目の朝乃山。
これは、元大関ですから珍しくはないです。順調なら次の次の場所位に三役に復帰するでしょう。大関とりは、その後です。

コロナ禍の変則開催とケガであまり注目されない、未来の大物が?
東前頭11枚目の北青鵬です。
番付けが、朝乃山より上ですから勝ち越していけば先に三役になるかもしれません。

北青鵬治
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E9%9D%92%E9%B5%AC%E6%B2%BB

幕下優勝:1回(2021年7月場所)
三段目優勝:1回(2020年11月場所)
序二段優勝:1回(2020年9月場所)
序ノ口優勝:1回(2020年7月場所)
順調にいかなかったのは、コロナ禍の変則開催の影響が大きいと思います。1回目の十両昇進後に怪我をして幕下に陥落して、すぐに十両に復帰して4場所で十両を通過して今場所が幕の内2場所目です。怪我の時期を除けば十両と幕内で負け越したことがありません。

宮城野親方(元横綱・白鳳)の言ってみれば、秘蔵っ子です。白鳳と「縁」があったのですね?札幌出身なのに何故?とも思いますが、モンゴルの縁なんでしょうね?

北青鵬のお母さんは、モンゴルから来た語学留学生です。その時が北青鵬が5歳の時です。その年に大相撲の札幌巡業を観戦した時に白鳳に出会います。同じモンゴルの縁で白鳳も面会してくれたのでしょうね?その時、白鳳から相撲をやることを勧めらて相撲を始めたそうです。

そして6歳の時に、多分帰省する時期が重なったのか、6歳の時には韓国の空港で白鵬と再会し一緒に写真を撮ってもらったりしています。当時は、白鳳は横綱になってすぐのころですから、きっと北青鵬は素直に白鵬に憧れたと思います。その後、熱心に相撲の練習をするようになったのでしょう。

白鳳もまだ幼い北青鵬に何か感じるものがあったのでしょうね、その後何くれとなく面倒を見るようになったようです。白鳳の勧めで中学は、相撲の名門の鳥取市立西中学校に入学します。その後、同じく名門・鳥取城北高校に入学し高校生相撲で活躍します。もう、この頃には白鳳の内弟子同然ですね。卒業後は、宮城野部屋に入門します。
入門は、2020年です。白鳳の引退が2021年9月場所です。

その後、予定の通り白鳳は宮城野部屋を継ぎ親方になります。北青鵬は、白鳳がまだ横綱になったころから白鳳と出会う縁があり、その縁の通り白鳳の弟子になりました。

ここら辺に白鳳の不思議な運を感じます。自分の将来の横綱候補生として弟子になる幼い子供と随分、昔に出会っている点です。横綱一人育てる確率など、ごく少ないでしょう。部屋を継いだばかりなのに、もうその候補生が弟子にいます。

しかも、一人だけではありません。十両の「落合」です。これも白鳳の持つ不思議な縁です。「落合」が卒業した高校は、鳥取城北高校です。白鳳が鳥取城北高校と縁が出来たのも偶然のような出来事が、きっかけです。

白鳳は、親方になる段階で大関・横綱を目指す内弟子を二人抱えていたことになります。

どちらも素晴らしい素質を持っていると思います。横綱に近いのは、北青鵬の方かもしれません。二人とも大関までは、当確と言っていいと思います。

千代の富士・北勝海以来の、同部屋横綱が誕生する可能性もあります。(貴乃花・若乃花を除いて)
とても楽しみな力士です。特に北青鵬の方は、相撲が全然未完成でこれから伸びていく力士です。



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