「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

最近、ウクライナの戦況を書かない理由<ウクライナ紛争2024.3.17

2024-03-17 09:32:16 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

1週間かもう少し前にウクライナ政府が国内の情報統制を強化しました。それ以前は、ある程度ウクライナの国内メデイアも戦況やウクライナ軍について報道していました。詳しい戦況は軍事ブロガーが報告していました。
これが全部禁止されたために、ウクライナ国内からは戦況が全く伝わらなくなりました。

そうなるとロシア人軍事ブロガーの情報しかありません。
ロシア人の方は、結構イケイケ!で過大戦果報告をしたりします。

航空万能論GFの管理人は、双方の軍事ブロガーの報告と動画情報を比較して、かなり細かく前線の観察をしていました。ウクライナ側の情報がなくなったので前線の観察を止めました。
そのような理由により航空万能論GFの記事を参考にして戦況を書いていた私も書きようがなくなりました。

他には、ロシア政府の広報か戦争研究所(アメリカ)の情報くらいしか情報源がありません。
Institute for the Study of War戦争研究所
https://www.understandingwar.org/

これも「Google Chrome」で読むと日本語訳が読めます。
かなり詳細に書いてありますので地名や戦況に関して知識がないと分からないかもしれません。

大きな部隊移動。
『ウクライナ将校は、正確な地理的範囲はあるものの、ロシア軍はノヴォパブリウカ方向(ドネツク市の西、ドネツクとザポリージャ州の国境地帯を通る)に約5万人を集中させ、アヴディーウカ占領後に戦術予備軍を同地域に移したと述べた。』
マリンカ:Mar'inka方面の主な戦場は3つあります。
クラスノホリフカKrasnohorivka~ロシア軍が攻撃中
ポプジェタPobjeda~ロシア軍が占領
ノヴォミハイリフカNovomykhailivka~ロシア軍が攻撃中

「ノヴォパブリウカ」が「ノヴォミハイリフカ」と同じなのかどうかは不明です。カタカナ表記がメデイアにより異なることがしばしばあります。

しかし以前にもノヴォミハイリフカNovomykhailivkaへのロシア軍の移動が伝えられており、ロシア軍が次に大きな攻勢をかける戦場は、マリンカの南ではないかと思います。まだ部隊移動だけで攻撃は始めていないようです。

他の戦場は、大きな動きはないようです。
互角のもみ合いと言うところでしょうね。
もう地面もぬかるみ始めていると思います。
接近した白兵戦に近い戦場では戦闘は続くと思います。
広い戦域で大きな部隊を動かしての戦闘は、難しいと思います。

戦争研究所の記事は詳しくて驚きましたが、各戦場の変化はないようでした。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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