「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024MLB>日米面白球団、アトランタ・ブレーブスと阪神タイガース

2024-06-23 14:46:40 | MBL & プロ野球

<去年(2023年)のブレーブスのチーム打撃成績>
チーム本塁打数がなんと307本(MLB記録タイ)
1番 ロナルド・アクーニャjr
率.337 HR41本 106打点 OPS1.012 (盗塁73)
2番 オジー・アルビーズ
率.280 HR33本 109打点 OPS.849
3番 オースティン・ライリー
率.281 HR37本 97打点 OPS.861
4番 マット・オルソン
率.283 HR54本 139打点 OPS.993
5番 マルセル・オズーナ
率.274 HR40本 100打点 OPS.905
6番 ショーン・マーフィー
率.251 HR21本 68打点 OPS.844
7番 エディ・ロサリオ
率.255 HR21本 74打点 OPS.755
8番 オーランド・アルシア
率.264 HR17本 65打点 OPS.741
9番 マイケル・ハリスⅡ
率.293 HR18本 57打点 OPS.808

凄いでしょう!
レギュラーシーズンは、ぶっちぎり断トツの地区優勝。
ほんと、凄かったです。
当然、Wシリーズ優勝するんだろう・と思っていました。
プレーオフ
第1戦
フィリーズ3-0ブレーブス
第2戦
フィリーズ4-5ブレーブス
第3戦
フィリーズ10-2ブレーブス
第4戦
フィリーズ3-1ブレーブス
こうして、あえなく伏兵フィリーズに敗北しました。
ブレーブスは、ナ・リーグ東地区の強豪チームで2018年から2023年まで6年連続地区優勝しています。
2021年には、Wシリーズ優勝もしました。
これほどの強豪チームでも、30チームあるメジャーではWシリーズ優勝は、至難の業です。
ブレーブスのその前の優勝が、1995年です。
去年は、絶対優勝だろう・と思いましたがダメでした。

今年も地区優勝は楽勝だろうと思っていました。
今年は、ここまで
42勝32敗勝率.568でゲーム差7.0の地区2位に沈んでいます。地区断トツの1位は、去年プレーオフでブレーブスを撃破したフィリーズです。

やはり去年、あんまり沢山ホームランを打ちすぎたので今年は不発で、中々去年のようには勝てません。去年、打撃があまりにも良すぎましたから、今年はその反動が来ているのだろうと思います。

でも今の勝率ならプレーオフ進出は、ほぼ確定だと思います。プレーオフでフィリーズに敵討ちできるかが、注目ポイントです。

ア・リーグは、勝率上位3カード(プレーオフ進出)がブレーブス以外は、超混戦です。
今年は、ア・リーグのチームの方が強くてナ・リーグのチームは、勝ち越しているチームが少ないです。残り2枚のワイルド・カード争いをしているチームが10チームあります。これも、愉しみの一つです。

(2)阪神タイガース
去年は、何十年ぶりかで強いタイガースを見ました。
他が弱すぎた部分もあります。
今年も独走するかな❓と思っていたら、いつものタイガースに戻っていました。
33勝31敗の成績で、2.0ゲーム差の2位です。
他のチームは、大体去年並みに弱いです。
ダントツの阪神が元に戻ったので、超低空飛行のリーグ優勝争いをしています。
首位広島から最下位中日までのゲーム差が、6.5のダンゴです。

(3)こうやってメジャーと見比べると、本当に日本の野球もレベルが落ちましたね❓
落ちた理由は、打撃技術とパワーでメジャーと大きな差が付いたからです。
ゴロ・ヒット狙いの練習ばかりしているから、ホームランか長打を狙うメジャーのバッターとの実力差が埋めようもないほど広がりました。

現時点でのOPSで評価するとメジャーで通用しそうなのは、ソフトバンクの近藤 健介だけです。
近藤 健介でやっとOPSが「1」を超えています。
OPSで「1」を超えるような打撃成績を数回は達成しないとメジャーでは、ほぼ通用しません。

鈴木誠也が、広島時代にOPS「1」を超えたシーズンが4回あります。多少、苦労はしましたがカブスのレギュラーとして出場しています。去年はメジャー基準でもOPSで一流の成績を残しました。

吉田正尚は、オリックス時代にOPS「1」を超えたシーズンが1回しかありません。
去年は何とかレギュラーでプレーしましたが今年は開幕から不調で、その後故障リタイアして復帰しましたが現時点の成績は、並以下でレギュラーは難しいのではないか・と思います。

OPS比較なら鈴木誠也と比較すると明らかに見劣りがします。その分、メジャーの投手に抑えられていると言うことだと思います。メジャーは、データ野球ですから徹底的に分析してきます。弱いところ弱いところと攻めてきます。だから打者の方もそれを上回る研究と努力をしないと、すぐ通用しなくなります。
吉田正尚は、このパターンに陥って復調できません。
要は、実力が足りないと言うことですから、余程努力しないとレギュラーに復帰するのは難しいように思います。

吉田正尚は更に打撃だけでなく、鈴木誠也に劣る部分があります。
守備力と走塁です。
誠也は、ライトの守備で出ていますからメジャー水準の守備力があります。
走塁も監督から走れ・と指示が出れば、結構盗塁もします。

つまり、吉田の守備力ではレフトも無理でDHしかポジションがありません。余程打撃で好成績を示さないとレフトは、無理です。
守備が下手だと、ポジションが少なくなります。
そういった意味で日本では優秀だった吉田はメジャーでは、攻走守の意味で価値の少ない選手になっています。

やはりメジャーでプレーしようと思うなら、攻走守が揃っていないと難しいと思います。
打撃だけで勝負するなら松井秀喜に準じるくらいの打撃力が必要だと思います。松井も守備は下手でしたが打撃力を評価されてレフトのポジションがありました。

メジャーでプレーしようと考える野手は、OPSの意味での打撃力と攻走守のレベル・アップが不可欠だと思います。
その意味で考えると今の日本人野手は、本当にレベルの低い選手しかいません。
低レベルの選手しかいないから、レベルの低さが理解できないのだろうと思います。
同じ野球選手なのに、残念です。
考え方や練習方法を変えれば、メジャー水準の野手は必ず出てくると思うからです。

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。