「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

オリックス再建と期待の星・山下舜平大投手<2023・04

2023-04-24 17:34:12 | スポーツ

福良育成統括GMが目指す“育成のオリックス” 「もう一度、力を入れないと」
2019.02.23
https://full-count.jp/2019/02/23/post304728/

オリックス 福良前監督が6月GM就任「若い選手がどんどん出てくるチームに」
[ 2019年5月29日 05:30 ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/05/29/kiji/20190529s00001173057000c.html

前オリックス監督の福良氏がGM就任、日本球界初のGMは?
2019/5/30
https://cocokara-next.com/athlete_celeb/junichifukura-inauguration-gm/

オリックス球団が考え方を変えたのが、オリックスの再建の始まりです。2019年にGM制度の意義と権限を明確にし、いわゆるアメリカ式のGM制度に変えました。それまでGM制度は、ありませんでした。

福良淳一新GMは、その前はオリックスの監督を務めています。成績不振の責任を取る形で辞任しました。オリックス球団も考えたのでしょうね。どうやったら、オリックスを再建できるか?
その結果が、GM職を設置し球団の戦力面での運営を全部、任せることでした。

福良淳一新GMが就任後やったのは、GMとして普通のことです。それまでの即戦力頼みのチーム強化を止めて、チーム強化を育成に切り替えました。自分が監督をしていた時代にも、即戦力頼みのチーム強化の弊害を強く感じていたと思います。

2軍と3軍の整備とスカウト方針を切り替えました。社会人主体のスカウトを止め、ドラフトでの指名は、高校生と大学生で22歳以下に限定しました。その代わり、福良淳一新GMがスカウトに求めたのが、「強い選手」をスカウトすることでした。投手なら強い球を投げる、バッターなら強いスイングをする、気が強い等々「強い選手」を探してスカウトするようになりました。
育成枠指名で即戦力を期待する若手を指名します。

たったこれだけのことで、数年でオリックスが強くなったのは驚きです。

GMにチーム編成とチーム強化の権限を集中したのは、結果として成功でした。福良淳一GMの考えた通りの編成と強化の結果、オリックスはパ・リーグの強豪チームに生まれ変わったのが、その証明です。福良淳一GMにGMとしての優れた能力があったと言うことだと思います。

同時に中嶋聡現監督を、日本ハムからスカウトします。
2019年二軍監督に就任しましたが、翌年8月20日西村徳文前監督が成績不振で辞任しました。その後、一軍監督代行に就任し、シーズン後一軍監督に就任します。これで福良淳一GMの考えたピースが完成しました。

翌2021年からオリックスは2年連続リーグ優勝し、2022年はシリーズ優勝しました。

これが、オリックスの球団再建の大雑把な流れです。ヤクルトとも共通する部分があります。

そして、高校生と大学生にドラフトの対象を絞り込んだドラフト指名選手の一人が、山下舜平大投手です。

「ウワッ!」森友哉が思わず叫んだ…オリックスの“超逸材”山下舜平大20歳のストレートを受けた衝撃「3年前なのに私が思い出す“恐怖感”」
posted2023/04/14 17:00
https://number.bunshun.jp/articles/-/857160

2020年ドラフト1位指名。
2021年と2022年は、2軍で育成。
2022年ポストシーズンには、1軍のベンチ入りします。1軍での登板は、ありませんでした。
しかし、2023年のオリックスの予定は、この時決定していたようです。
2023年は、チームの大エースの山本由伸投手と宮城大弥投手がWBCに参加しました。
そのようなチーム事情のもと、2023年開幕投手に指名されたのが、山下舜平大投手です。オリックスは、山本由伸投手の次のエースとして期待しています。


【オリックス】山下舜平大は「間違いなくメジャーで通用」メジャー107発助っ人ゴンザレス絶賛
[2023年4月23日18時40分]
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202304230001214.html

今年が1軍デビューですからオリックスは、登板間隔を開けて大事に使っています。
ここまで3試合に登板して、2勝。
規定投球回数には、届かないものの・
防御率0・52(2位)
奪三振25(4位)

堂々たる成績です。今年が1軍デビューであることを考えると素晴らしい成績です。
体格も大柄でがっちりしています。
何と言っても素晴らしいのが、ストレートの威力です。球質の重そうなボールを150km台の半ばくらいの球速で投げ込みます。

さすがにロッテの佐々木朗には、まだ球速や実績では劣りますが、2年目3年目が楽しみな投手です。これで速球とカーブしか使っていません。まだ、フォークはうまくコントロールできません。ほぼ速球だけで攻めて、この成績ですから速球の威力は、驚くべきものがあります。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。