「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ヨーロッパ大戦を心配し始めたポーランドと、いつまで続くのかウクライナ紛争<2024.3.31

2024-03-31 19:27:16 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

欧州は「戦争前夜」 ポーランド首相が警鐘
2024年3月30日 14:14 発信地:ワルシャワ/ポーランド [ ポーランド ヨーロッパ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3512534?cx_part=top_topstory&cx_position=1

今頃、こんなことを言うのが不思議です。
もう双方合わせて60万人以上が死傷していると思います。
欧米がつぎ込んだ支援金や戦費は、軽く30兆円を超えていると思います。
その資金と人員を有効に活用すれば、多くのことが出来たでしょうね❓

2022年4月にロシアとウクライナの停戦交渉は、合意が出来て停戦が成立するはずでした。
2022年ロシア・ウクライナ和平交渉
https://ja.wikipedia.org/wiki/2022%E5%B9%B4%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%92%8C%E5%B9%B3%E4%BA%A4%E6%B8%89
破談の理由とされている「ロシアの戦争犯罪の発覚」についても相当怪しい部分があります。
ウクライナの自作自演の疑いは、今でも消えません。

ロシア側が停戦に本気であったのは、キエフ周辺からのロシア軍の自主的な撤退にも表れています。

停戦をぶち壊したのは、主にイギリスのボリス・ジョンソンだと思います。
東ヨーロッパ諸国も停戦潰しに一役買っていると思います。今でも戦争継続を声高に主張するのは、ポーランドとバルト3国です。チェコは、金もうけで賛成しています。
傾向としてアメリカのCIAの影響力が大きい国が戦争継続に大賛成しています。

周辺諸国が真剣に停戦合意が結ばれるように働きかけていれば、ウクライナ紛争が初期の段階で終結していたと思います。
ロシア側の条件もそれほど厳しいものではありません。
2021年のレベルでのロシア軍の撤退も条件に入っています。

これをぶち壊したのは、ロシアを叩き潰したいと考えたアメリカの意図が大きく影響していると思います。それを代弁してウクライナに強力に働きかけたのがボリス・ジョンソンです。

そんなことをして戦争を拡大させておいて、今更(ヨーロッパ戦争の)「戦争前夜」を主張するのは、身勝手と言うものでしょう。
戦争を散々煽って拡大させておいて!
それがウクライナの外まで拡大する危険がある!

よく言えるね❓
そう思いませんか❓
戦争拡大が心配なら、小さな火のうちに消し止めるべきでしょう❓
煽りまくって戦争を拡大させた人間の言えることではないと思います。

しかも、ここに至っても戦争終結の言葉は出てきません。
ひたすらウクライナに戦争させる心算のようです。
ここにヨーロッパ諸国の冷酷な打算と矛盾が見えます。

要はロシアとウクライナとの戦争を続けさせてロシアを弱体化させたいのです。
そのためにはウクライナが焼け野原になりウクライナ人が死に絶えようと何の問題もないようです。

それに利用されているウクライナは愚かと言うしかありません。現在のゼレンスキー政権はアメリカの傀儡と言っていいと思います。だから主人であるアメリカに忠実です。アメリカの命じるとおりにロシアとの戦争を続けるでしょう。
そこにはウクライナの国家の未来もウクライナ人もありません。ひたすらアメリカの目的があるだけです。
そこにヨーロッパ諸国まで悪乗りしているのが、現在の姿です。

勝てない戦争は止めるしかありません。
停戦せずに戦争を選択した以上は、善悪は戦争の勝ち負けで決まります。
勝てば官軍!
勝てないウクライナは、今となっては賊軍でしかありません。

しかし❓
アメリカは戦争の熱狂から覚めて、今年の大統領選挙に関心が移りました。
トランプとバイデンのどちらが勝つかで戦争への関与は正反対になります。当然、アメリカ全体ではバイデン後に備える動きもあります。

共和党下院がウクライナ支援予算を何か月もストップしています。それは単に共和党の党利党略ばかりが理由であるとは言えません。
アメリカ全体がトランプ大統領誕生に備えつつあります。
トランプは、ウクライナ支援に反対しています。
ウクライナが領土を割譲して、さっさと戦争を終わらせろ!と言う意見です。

今、ウクライナ支援を強引に行えばトランプに反逆することになります。トランプが大統領になれば、思いっきり報復されるでしょうね❓
アメリカの政府関係者は、バイデンにばかり忠実だとトランプ大統領になった場合の身分はないでしょう。

アメリカのウクライナ支援予算がストップしたままであるのには、このようなアメリカ国内の事情があります。
更にはアメリカ国民の意見もあります。
去年の段階でウクライナ支援は多すぎるというのが過半数のアメリカ国民の意見です。
大統領選挙の年には、全ての選挙が行われます。
上院議員も下院議員も有権者の意思を尊重する必要があります。ガザ問題も含めて対応を誤ると落選すると思います。

そのようなアメリカ国内の政治状況を、やっとゼレンスキーも理解しつつあるようです。
パトロンのバイデンの選挙が危ないことに気が付いたのでしょうね❓
「金くれ!武器くれ!」
が通る相手と通らない相手がいます。

『ウクライナ軍、米支援なければ「徐々に」退却へ=ゼレンスキー氏』
By ロイター編集
2024年3月30日午後 6:10 GMT+935分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/ICPDTNNR7NKQVBNM4EQJ6GAVXM-2024-03-30/

共和党とトランプは、ウクライナ軍が退却しようと気にしません。さっさと停戦して戦争を止めろ!と言う意見です。
トランプと共和党を無視し続けてきたゼレンスキーも大分理解してきたのではないかと思います。

ゼレンスキーのパトロンは、あくまでバイデンでありアメリカ政府ではありません。全体としてのアメリカ政府はアメリカの国益のために動きます。
ウクライナ紛争は、バイデンの戦争でありアメリカの戦争ではありません。
戦争屋のバイデンがウクライナを利用して勝手に始めた個人的な戦争にすぎません。

その証拠は❓
アメリカ軍がアメリカ兵をウクライナに送ることは、あり得ないことです。

ウクライナは、クーデターで大統領を変えるべきでしょうね❓
元々現在の政権自体が、2014年アメリカが介在したクーデターで政権を奪取した非合法政権です。
非合法政権を非合法な手段で打倒しても、それは違法とは言えません。

ほぼ太平洋戦争の戦時内閣と同じ現在のウクライナ大統領府は、実力をもってしても変えるべきであろうと思います。
変えなければ、ウクライナ国民は死に続けウクライナは地図から消えると思います。
大日本帝国の戦時内閣がどのように崩壊したかを考えるなら、現在のウクライナ大統領府をどうするべきかは答えは一つしかありません。
戦争気違いが自分で戦争を止めることはありません。
と言うことを太平洋戦争の故事が教えてくれます。

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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