「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

西ヨーロッパの10年ウクライナ軍事支援計画と戦争経済を続けるしかないウクライナ<ウクライナ紛争2024.3.3

2024-03-04 09:00:42 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

(1)戦争経済を続けるしかないウクライナ
ロシアの軍事侵攻を招き寄せたためにウクライナは、農作物輸出くらいしか外貨獲得の方法がなくなりました。現在、軍需工場の建設計画をぶち上げて大量の武器生産に乗り出すようです。
東部と南部の工業地帯が戦闘地域かロシアの占領地域になりましたので、これまで細々とあった工業的輸出はなくなりました。
つまり❓
ウクライナは、現在の欧米の援助が継続しないと即、財政破綻です。
戦争を続けて経済を回すしか経済運営の方法がありません。
軍国主義国家の常として国民を犠牲にして戦争を続けようとします。
ウクライナの主張は、「10年戦えばロシアは崩壊する」と言うものです。
要は、戦争してロシアをウクライナで食い止めるから金と武器を支援してくれ・と言うわけです。
(ほっておいてもロシアは、ウクライナの西には行かないと思います。「ロシアが行くぞ!」と「オオカミ少年」をやっています。)

(2)西ヨーロッパの10年ウクライナ軍事支援計画
西ヨーロッパの方は、ヨーロッパに戦争が及ぶのを避けるためにウクライナを番犬として利用することにしました。
ロシア恐怖の集団ヒステリーになっています。
そうなる位なら、戦争の始まったときに停戦を後押しするべきだと思います。イギリスのボリス・ジョンソンがゼレンスキーを煽って停戦をぶち壊しました。
最初は、強力な経済制裁でロシアを叩き潰す心算でしたが2年経過したら叩き潰すどころか反対に自分たちの首が締まってきました。

ロシアも相当平和ボケしていましたが、西ヨーロッパも相当なもので戦争のできる国などありません。
アメリカではトランプが大統領に返り咲くかもしれません。⇒安上がりの用心棒が仕事拒否かも❓
これが西ヨーロッパの恐怖を更に高めました。
※ロシア叩きに失敗しましたから、報復が恐ろしいのだろうと思います。散々悪口も言いまくりましたしね❓

そこで出てきた結論が❓
払うものを払って、ウクライナを番犬にしてロシアと10年戦争させようという話です。

【オランダがウクライナと安保協定…年内に3200億円、今後10年間継続的に支援する約束も】
2024/03/03 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240303-OYT1T50004/

『協定には、オランダが年内に20億ユーロ(約3200億円)分の軍事支援を行うほか、今後10年間にわたって継続的に支援する約束が盛り込まれた。・・・
ウクライナと長期支援の安全保障協定を結ぶのは、英独仏、デンマーク、イタリア、カナダに続き、オランダが7か国目となる。』
https://grandfleet.info/european-region/the-netherlands-also-concludes-an-agreement-with-ukraine-providing-for-more-than-18-2-billion-in-military-aid-this-year/

ウクライナは、現在7か国で2.7兆円以上の軍資金を獲得しました。ノルウェーも協定を締結する見込みなので総額は、軽く3兆円を超えます。リンクの写真を見るとゼレンスキーがニンマリ笑っています。武器資金の方はアメリカ抜きでもやって行ける目途が立ったからです。
ゼレンスキーのホラ話が独り歩きして、また実現してしまいました。
ヨーロッパの金持ち国がオール参加のウクライナ10年軍事支援計画が完成しました。

ヨーロッパの方は、自分たちの手は汚さずにウクライナに戦争をやらせようという事です。
番犬は、既にヨーロッパでは最強の陸軍力を持っています。
番犬が、予定通り東に嚙み付いているといいんですけれどね❓
軍事独裁国家の番犬は、怖いと思いますよ❓
空腹になると(援助が足りないと)西に向かって嚙み付くケースも将来は、ないことはないと思います。

(3)こうして小汚い双方の目的が一致して「西ヨーロッパの10年ウクライナ軍事支援計画」が実行に移されました。
後はウクライナが国民を狩り出して戦場に送り込み続けるのだろうと思います。そうしている限り軍事政権は安泰です。
ウクライナ国民にとっては悲劇ですが、軍事独裁政権を作り出してしまえばその国の国民は、戦争に行くか逃げ出すしかありません。
ゼレンスキーを大統領に選んだのはウクライナ国民です。

そう言えば❓
世界一民主的と言われたドイツ・ワイマール憲法下で行われていた選挙で、「国民社会主義ドイツ労働者党」が議席を増やしていき、ナチスドイツの独裁体制が出来上がりました。
ウクライナの場合は、過激民族主義者がクーデターで政権を乗っ取りました。その結果、現在ほぼ軍国主義独裁体制に近い政権が出来上がりました。
戦争が続くと戒厳令が続きます。
戒厳令が出ているうちは選挙は行わなくてもウクライナでは合法です。戦争が続く限り今の政治体制も続くと言うことです。

これで大丈夫だと思う人は、第3次世界大戦を希望しているのであろうと思います。

日本は、ヨーロッパの紛争からは一切手を引き局外中立を保つべきだと思います。
(※無関係の他人を誹謗中傷したり悪口を言ったり、軽はずみにアメリカの尻馬に乗っていると、とばっちりが来ると言うことです。)


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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