「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

欧州サッカー>今年ブレイクした選手と注目の監督

2023-06-04 16:37:17 | スポーツ

☆注目の監督
日本に関係が深いという意味で、(スコットランド)セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督です。日本のJ1横浜F・マリノスの監督を務めていましたが、セルティックに引き抜かれて2年で抜群の成績を収めました。4大リーグからスカウトが来ているようです。
 アンジェ・ポステコグルー監督はJ1の監督時代に日本人選手を観察し評価しました。セルティックのチームの核に日本人選手を獲得しました。その選手は・
「古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介」
この4人です。古橋亨梧、前田大然、旗手怜央の3人はセルティックの優勝の原動力となりました。
 3人とも4大リーグのクラブに移籍する道も開けると思います。
 アンジェ・ポステコグルー監督が4大リーグの監督を引き受ければ、当然引き続き日本人選手に注目し続けるでしょう。ここまで日本人選手を高く評価するヨーロッパのクラブの監督は、いないとおもいます。他の日本人選手もヨーロッパ移籍のチャンスが増えるという意味で注目しています。監督が日本人選手を理解してくれるかどうかは大切なことで、これがなければせっかく移籍してもベンチでくすぶることも多いと思います。

☆ブレイクした選手
三苫選手
 驚きは、プレミア・ブライトンの三苫選手ですね。プレミア・デビュー1年目の今年大ブレイクしました。獲得したブライトンのフロントだって驚いたと思います。プロ入りが大卒後ですから年齢的に遅く、プレミアでは労働ピザが取得できず1年ベルギーリーグでプレーしました。今年、労働ピザが取得出来てチームに呼び戻されました。ヨーロッパでプレーしたのは、たった1年ですから三苫選手がどんな選手か誰も知りませんでした。
 最初は、左サイドの控えでした。後半、途中出場するかどうかの評価でした。何しろ実績がないので評価しようがなかったと思います。
 三苫選手にとって大きな幸運は、すぐ後にその時の監督が、格上のチェルシーの監督に引き抜かれて新監督が就任しました。
 その監督が三苫選手の才能を見出してすぐレギュラーで使ってくれるようになりました。監督の戦術に三苫選手が、ピタリと嵌ったからです。そのポジションは、左ウイングです。三苫選手は、その起用に堪えて結果を出し続けました。こうして三苫選手はポジションを勝ち取りました。
 先発のチャンスがなければ、今もベンチ要員だったでしょうし結果を出せなければ、やはり同じだったと思います。
 その活躍により三苫選手は、ビッグクラブからも注目される選手になりました。理由は、左ウイングは極端に適性のある選手の少ないポジションだからです。三苫選手が今シーズン示したレベルを見るならば、どのチームでも欲しがります。
 しかし、三苫選手は非常に知的な選手ですのでシーズンオフの移籍はしないと思います。今の監督の下でもっと自分を磨き実績を積み重ねる努力をすると思います。まだ選手として完成されたわけでは、ありません。
 三苫選手の才能を評論家が言うと、歴代の左ウイングの選手でも三苫選手のレベルにあるのは3人だそうです。古い時代の杉山隆一選手。三浦知良選手。この3人しかいないそうです。三浦知良選手は本当のポジションは左ウイングです。それが評価されてブラジルの人気選手になったそうです。大体、今でも日本ではウイングのポジションの認識は低いと思います。
 だから三苫選手の場合は、海外に行ったから高評価されていますが日本にいたら単に速いだけのサイドの評価しかなかったかもしれません。
 と言うわけで、三苫選手が自分の能力を磨き上げれば最高評価の日本人選手になる可能性を秘めています。最終的にプレーするチームは、プレミアの上位のチームかレアル・マドリーになると思います。
 だからお宝をGet!したブライトンのフロントは褒められているというのか?羨ましがられているというのか?近い将来、100億円以上Get!になると思います。それ以下では、ブライトンは売らないでしょう。

 こんな選手が、居たというのが不思議です。いい選手だとは、みんな思ったと思います。めったにいないお宝だと見抜いたスカウトは、皆無だと思います。ほんと、驚きました。

久保選手
 レアル・ソシエダの久保選手に関しては、それほどの驚きはないです。元々レアル・マドリーとバルセロナが獲得合戦をした逸材ですから。ただ、レアル入団後は順調ではありませんでした。レアルのトップチームでは、出場機会がないのでレンタル移籍を繰り返しました。アタッカーではないので中々芽が出ませんでした。悪戦苦闘の努力を重ねては、いましたが・

 そんな久保君を観察していたのが、レアル・ソシエダードです。完全移籍の複数年契約で獲得しました。レアル・ソシエダードには、中盤の名選手であるダビド・ シルバ選手がいます。今年(2023年)37歳ですから、その後継者として獲得しました。
 当然、長期的な視点でチームの看板選手に育てようという目的がありました。

 ところが、久保選手は移籍1年目から水を得た魚のような大活躍を見せ、シーズン後半にはチームの攻撃の要の選手に成長しました。もうレアルソシエダの攻撃は、久保選手なしには成り立ちません。これまで苦労して積み上げてきたものと本来の才能が一気に開花しました。久保選手の大活躍もあってレアルソシエダは、リーグ4位で来シーズンのチャンピオンズリーグの出場権を獲得しました。チームへの貢献度が高いという意味で今シーズン最高の活躍を見せた日本人選手です。

 大ブレイクしたのは、この二人です。高いレベルのチームでそれが出来たのが高評価です。

 ブンデスのフライブルクの堂安律選手も活躍とチームへの貢献度は高かったと思います。得点やアシストの数字がやや足りませんし、ブレイクと言うには既に実績があります。しかしチームはブンデス5位でヨーロッパリーグへの出場権を獲得しましたから評価は高いです。もし堂安律選手がもう少し得点やアシストを増やしてチャンピオンズリーグに出場出来たら、ブレイクと言ってあげます。もう1つ順位を上げれば、そうなっていました。



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