生きること

7月2日は父の14回目の命日でした。

ついこの間のことのようでもあり、もう遥か昔の人になった気もします。

15年ほど前の我が家は寝たきりの父と祖母の看病で大変でした。

母が耐え切れず家出をしたこともありました。

嫁さんも仕事に子育に看病と、目まぐるしい毎日、

しかし若さで乗り切ったというか・・二人の娘の笑顔だけが救いだったかもしれません。

父は66歳で脳梗塞で倒れ、半身不随になり、以来3年間寝たきりに。

病状はだんだん進行し、足を切断し、意思を伝えられなくなり、やがて反応しなくなり、69歳でこの世を去りました。

周りはどう対応してよいのか・・・とにかく「生きる」ということを深く考えさせられた時期です。

本当に辛い時期でしたが、年に一度くらいは思い出してもいいかと思います。

改めて父の写真を見ると「若いな」と思ってしまいます。

若い頃の父はとて大きくカッコいい男でした。

一年一年僕も父の年齢に近づいています。



北村尚志＆フューチャーキッズ　おやじのバラッド