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韓国・定期コンテナ航路が再開 舞鶴港 

2009-03-05 | 舞鶴市

京都新聞(3月5日付)

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韓国航路が11カ月ぶり再開 舞鶴港で歓迎式典

舞鶴港と韓国を結ぶ定期コンテナ航路が11カ月ぶりに再開し、4日、第1便が舞鶴港に寄港した。地元の港湾や行政関係者が歓迎式典を開き、今後の港の発展に期待を寄せた。

午前7時半、小雨の中を韓国の海運会社「興亜海運」が運航するコンテナ船「ヒュンガ・ジャカルタ」(8,299トン)が舞鶴西港第二埠頭に接岸。チョ・シ・ヒョン船長に花束が贈られた。

歓迎式では、浅井孝司副市長が「和田埠頭の供用開始まであとわずかで、ソフト面の一層の充実が求められる。再開は港の発展に不可欠で、今後もポートセールスに努めたい」とあいさつ。興亜海運の日本総代理店「三栄海運」の松村圭造社長は「使いやすいサービスに努めます。支援をお願いします」と話した。

その後、同船から船舶用部品や繊維製品を積んだコンテナが降ろされ、関係者が様子を見守った。

舞鶴港は中国、韓国、ロシアとの間に国際航路を持つが、韓国航路は昨年4月、燃料費の高騰などを理由に休止していた。燃油価格が落ち着き、舞鶴港振興会などの働きかけもあって再開が実現した。

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