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赤れんが倉庫群が国の重要文化財に指定 舞鶴

2008-06-11 | 舞鶴市

京都新聞(6月11日付)より

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赤れんが倉庫 重文正式指定 舞鶴

舞鶴市は10日、同市北吸の赤れんが倉庫群7棟が9日付けで国の重要文化財に正式に指定された、と発表した。

7棟はいずれも旧海軍鎮守府開設に伴い、武器庫などとして1902年-1903年に建造された。文化審議会(石沢良昭会長)が4月18日、重文に指定するよう文部科学相に答申していた。

7棟は現在、市がまちづくりのシンボルとして活用している「赤れんが博物館」「舞鶴市政記念館」「まいづる知恵蔵」と、市所有の倉庫1棟、国所有の3棟。

市は「海と赤れんがを生かしたまちづくりを進めたい」としている。

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初めて舞鶴を訪れた際、旧海軍が設計・建設した赤れんが倉庫群は「近代日本」の力強い印象を私に与えてくれたとともに、日本海側特有の暗いイメージを吹き飛ばしてくれました。

現在、今回、国の重要文化財に指定された倉庫群以外にも、舞鶴市内には海上自衛隊が保有する3棟、倉庫業の舞鶴倉庫株式会社が保有する4棟が現役の倉庫として活用されています。

旧海軍が遺してくれた財産を産業に、そして観光にと有効に活用していってほしいです。