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海自・舞鶴航空基地の一般公開始まる

2008-06-03 | 舞鶴市

京都新聞(6月3日付)より

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海自ヘリ、間近に 航空基地 休日公開始まる 

海上自衛隊舞鶴航空基地(舞鶴市長浜)でこのほど、休日の一般公開が始まった。海自航空基地の公開は全国でも珍しいといい、1日も家族連れがヘリコプターや化学消防車の説明に耳を傾けた。

同基地は日本海側唯一の海自航空基地で、護衛艦搭載ヘリでのパトロールをはじめ、災害派遣でも活躍。3月に海自第23航空隊に格上げされてヘリが約10機に倍増、隊員も増えたため、装備や役割を広く知ってもらおうと企画した。

原則として、土、日曜と祝日の午後2時から3時。隊員が基地の概要やヘリの特徴を紹介する。休日は訓練がないためへりの離着陸は見られない。

来場者は口コミなどで次第に増え、5月は府内外から約210人が訪れた。兵庫県三田市の銀行員(25)は「海自ヘリを近くで見れる機会はめったにないので良かった。見るだけでなく飛べたらもっと親しみを持てると思う」と話していた。

20人以上での見学のみ事前予約が必要。海自舞鶴地方総監部0773-62-2250

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日本海側の防衛の要となる舞鶴地方隊では、休日には基地開放や艦内の一般公開を行っており、舞鶴市民をはじめ毎年9万人以上の見学者があるそうです。また旧海軍史跡(海軍記念館や赤れんが倉庫群)への集客が年間12万人以上あると言われており、舞鶴市全体の1年間の観光客数が約120万人ですので、約2割弱にあたる計算です。

舞鶴航空基地の一般開放で、ますます海上自衛隊が身近な存在となり、また観光等で地元・舞鶴経済に良い波及効果があれば、より親しみをもって受け入れられるんではないかと思います。

 

舞鶴航空基地ホームページ

http://www.mod.go.jp/msdf/tateyama/maizuru/maizuruass.html