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霧ヶ峰自然保護センター 自然情報ブログ

自然情報・登山情報・イベント情報・霧ヶ峰パークボランティアの活動など霧ヶ峰の今を伝えます。

ブログを引越ししました

2021年05月22日 | Weblog
日頃より霧ヶ峰自然保護センターの自然情報ブログを
ご覧いただきありがとうございます。

霧ヶ峰自然保護センターでは、ホームページリニューアルに合わせて
gooblogから、当センターホームページ内に移転いたしました。
今までご覧いただきありがとうございました。

これからも引き続き、当センターブログをお楽しみください。

なお、令和3年4月末からのブログは、
当センターホームページ:https://www.kirigamine-vc.jp/
からご覧いただけます。

寒の戻り

2021年04月18日 | Weblog
3月はとても暖かく日差しが暑いと感じるような日が多かったのですが、
4月になり、寒の戻りと言うのでしょうか。
雪が舞う日が幾日かありました。

4月16日と18日の朝には雪が降り、地面にはうっすらと積もっていました。


霧ヶ峰では4月に雪が降ることも珍しくなく、よく開館の頃に冬景色に戻って
しまいます。




そんな開館前の4月14日に、霧ヶ峰パークボランティアの方、県職員、センター
職員とで館内の大掃除を行いました。


埃を落として床掃除をし、剥製を元の位置に戻して…と協力しながら作業をすすめ、
あっという間に終了しました。


清々しい気持ちで開館日を迎えたのですが、諏訪地域の新型コロナウィルス
感染症の感染レベルが5に引き上げられたことを受け、しばらく休館するこ
とになってしまいました。

とても残念ですが、変異株の流行もあり、感染拡大を防止するための措置
です。開館日は決まりましたらブログやフェイスブックでお知らせします。

春の野鳥たち

2021年04月10日 | Weblog
4月に入り、鳥たちの姿がよく目につくようになってきました。
渡り鳥で、春先に霧ヶ峰にやってくるノビタキ。
例年4月頭に姿を確認するのですが、今年は4月2日にオスの姿を
確認しました。

〈レンゲツツジの木にとまるノビタキ〉

冬になる前に南のほうへと移動しますが、どんな景色を見ながら渡り、
どんな生活をしてきたのでしょうか。
身近な渡り鳥であるツバメなどもそうですが、小さな鳥が長距離を移動し
海を渡るということは、改めて、生き物のたくましさを感じます。


〈ノビタキ・オス〉

たまたま近くで撮影できたノビタキは、胸の茶色の範囲が大きいように
見えました。オスは白と黒が特徴的ですが、秋ごろになると、全体的
茶色になり、冬羽へと変わります。
個体差もあるでしょうが、まだ少し冬羽が残っているのかな…?

これからまた、ノビタキには頻繁に出会えるでしょう。


〈ヒバリ〉

声高らかにさえずり飛翔するのが、ヒバリ。
春先は特に、草地を歩いているのを見かけます。


〈ノスリ〉

高い木にとまるノスリ。
しばらく見ていると、木の近くでホバリングをしたり、
名前の由来になったと言われるように、野を擦るように
ゆったりと飛んでいました。


〈ホオジロ〉

1年を通じてよく見かけるホオジロ。
センターの周辺では、つがいと思われる2羽が、いつも仲良く行動しています。

同じ鳥でも環境の違いによってみられる種類は異なりますね。
長い冬を終え、ようやく生き物たちの動きが活発になる季節がやってきました。


八島ヶ原湿原で出会ったエナガ

2021年03月30日 | Weblog
この冬の積雪はここ数年で一番多かったのですが、溶けるのも早かったです。

〈3月30日撮影。鷲ヶ峰へ上る途中から見た様子〉

八島ヶ原湿原には雪は無く、鷲ヶ峰の方へ上ると、北側の斜面に残るばかりです。

〈鷲ヶ峰山頂付近で〉

ここしばらくは日中の気温も高く、里では3月30日に25度に
達するほどの暖かさになりました。
ですが霧ヶ峰では、日が陰って風が通り抜けるところでは、
風が冷たく、耳が少し痛くなるほどです。

〈風が諏訪湖の方から吹き上げてきます〉

さて、八島ヶ原湿原で出会ったのがこの鳥。


エナガです。名前の通り尾が長く、コロンとまあるい形とつぶらな瞳
が可愛らしい鳥です。
よくシジュウカラなどのカラ類と共に行動することがありますが、
今日はシジュウカラとエナガ4~5羽が一緒にいました。

〈シジュウカラ〉

このエナガ、見た目によらず(?)かなりすばっしこくて
いつも写真を撮るのに苦労します。
写真を撮るためにしばらくじっとしていると、
時おり木の上のほうまですっと飛び上がり、また木に戻っています。

〈こんな風に茂みによくいます〉

人間の姿を確認しているのかと思いましたが、どうやら違うようです。
何をしているのでしょう?

よく見ると飛び上がったときに虫を捉えていました。
それは、とても小さな虫の姿でした。
ですが、鳥たちにとっては貴重な食糧です。
鳥に限らず動物たちは、エサを捉えるため、いろんな技を持っているのでしょう。

最後に一言。


エダガ(枝が)邪魔するエナガの撮影…。
機会はまたあるでしょうが、姿をはっきりとお見せできるよう
撮影したいものです。

春の積雪

2021年03月13日 | Weblog
雪がだいぶ溶けてきた霧ヶ峰ですが、昨日今日と雪が降り、
冬に逆戻りです。

道路脇の木々にも雪が積もっていましたが、
湿った雪で、ボタボタと地面に落ちてきていました。


車山湿原を巡回したのですが、あたりには霧が立ち込め、
雪も降り、ホワイトアウトしていました。
湿原の周りに設置した竹竿は、天然記念物の湿原に
入らないように目印として設置していますが、こんな時は、歩く時の目印になります。


固く閉まっていた雪は緩み、木道脇にはズボッっとはまった
踏み抜き跡がいくつかありました。
これからの季節、木道を歩くときには気を付けてくださいね。


木道上には、雪が10センチほど積もっていました。
あたたかな日差しを受け、あっという間に溶けてしまうのでしょうが、
こんな日を繰り返して、春がやってくるのでしょう。


霧氷

2021年03月07日 | Weblog
今日霧ヶ峰へ上る途中で、美しい霧氷が見られました。
カラマツ林に粉砂糖をふるったような繊細な霧氷。
これは霧ヶ峰でも見られるはず…、と行ってみると
途中から霧氷がほとんど無くなってしまいました。

それでも、車山肩に行ってみると、あちこちに霧氷が。



ススキはまっすぐに霧氷が覆っていて、スーッと伸びています。


寒さが伝わるでしょうか。


山小屋の灯りと共に映すと、物語の世界のようです。

木の表面を見るとこんな形の霧氷を発見。


毛が生えたような、何かの模様のような、不思議な形です。

草木だけでなくこんなところにも。





看板の杭やネジです。

自然が作る造形は面白いとつくづく感じます。
みなさんもぜひ探してみてください。


親子で楽しむスノーシュー

2021年02月14日 | Weblog
里では春のようなポカポカした陽気ですが、センター前の気温(2月14日朝9時)は
マイナス0.9℃でした。
積雪は45㎝ほどですが、足元の雪はシャリシャリとした感じで溶けてきています。


今日は毎年恒例冬のイベント「親子で楽しむスノーシューイベント」を開催しました。
今回は、スノーシュー初体験の親子3組8名が参加。
初めはみんなドキドキした様子でしたが、歩き出すにつれ元気よく雪の上を闊歩していました。


昼間はなかなか見られない動物の姿ですが、雪の上では痕跡があちこちに…。
何の足跡かな?この動物は何を普段食べているんだろう?
とみんなで一緒に考えながら散策しました。


私が掌に載せているのは、コロンと丸い形をした、ある動物の落とし物…。

冬だとたびたび目にすることがあるのですが、ノウサギのフンです。

子どもたちに見せると、引いてしまったりするのですが…笑。
今の時期ノウサギが食べているのは笹の葉や木の皮。
フン自体は香ばしい草の香りがして、臭くはありません。


とある場所で雪の塊を発見!何が埋まっているかなぁ?と子どもたちに
掘り出してもらいましたが、なんだか楽しそうです♪


雪の下には岩とコケがあったのですが、雪の中で見るコケは色鮮やかに見えました。
雪の中は湿り気があり、雪の外よりも暖かく、コケにとってはいい環境なのかもしれませんね。


今週また雪が降ると、まだまだスノーシューで楽しめそうです。
足跡は林のあたりで見られることが多いのですが、
足元にも注目して歩いてみると霧ヶ峰に暮らす生き物の姿が見えてくるかもしれません。


この冬一番の積雪

2021年01月24日 | Weblog
里ではみぞれや雨だったのですが、霧ヶ峰では湿った重たい雪で、
この冬一番の積雪になりました。

〈諏訪市街から霧ヶ峰へ続く県道40号線〉

路面は次第に雪が増え、木々についた雪がとても重たそう!
雪道は安全運転と、スタックしてしまった時のためチェーンやスコップなども
積んでおくといざという時に使えると思います。

センターにやってくると、先客が…


三段重ねの雪だるま!
霧ヶ峰ではサラサラの雪が多いのですが、湿った雪だと雪だるま作りや、
雪合戦もできますね。

今日の気温は、朝9時でマイナス1.3度でした。
マイナス20度近くまでいくことのある霧ヶ峰ではだいぶ暖かいです。
手のひらに乗る雪もすぐに溶けてしまうのですが、よく見ると
いろんな結晶ができて面白い!!






巡回のため車山肩に向かうと雪が木にしっかり積もり、ミニスノーモンスターと
呼びたくなるような光景が。


雪がうっすらと付いた木々も綺麗ですが、こんな迫力ある姿も良いです。
この日は車山湿原方面へはトレースはありませんでした。
吹き溜まりでは80cmほどの積雪があったため、スノーシューで歩きました。



木道はすっかり隠れているのですが、木道から外れた場所に足を乗せると
踏み抜いてしまいます。
木道部分はこんもりと雪が被っているので、その真ん中辺りを歩くと良いのですが、
境目がよく分からない所もあり、私は何度か踏み抜いてしまいました!
皆さんも気をつけてくださいね。


いろんな足跡…🐾

2021年01月17日 | Weblog
ここ数年は例年に比べて少ない積雪ですが、霧ヶ峰全体では2~30センチ位、
吹き溜まりでは4~50センチ位の積雪があります。

センターにやって来たところ、入り口付近の
雪の上に不思議な模様が…。なんでしょう?


木の根元のほうから何本も線があり、ところどころに穴が空いています。





これはおそらく、ネズミの仲間でしょう。
何か食べるものを探すため、建物のあたりから別の場所へ
行ったり来たりしていたのでしょうね。
雪が深くなると、雪の下にもぐり移動するのですが、
雪が少ないときは、移動した後が盛り上がったような形の跡が見つかります。

まだ近くにいるかなぁ、と建物の周りを探ってみましたが分かりませんでした。

園地に行ってみると、あちこちに動物の足跡を発見しました。




足跡は犬に似ているのですが、まっすぐに歩くのはキツネの特徴です。
冬はパートナーを探すため出歩くことが多いそうですが、お相手を探しに
出かけていたのかもしれません。

園地からセンターに戻ってみると、ビックリ!!
さっきまで無かった新たな足跡が!!(人の足跡の左にあります)




場所をたどってみると先ほどのネズミの足跡のあたりから続いていました。
ネズミは私たちの近くにいたのでしょうが、人がいなくなったことを見計らって
移動したようです。
小さな足跡がかわいらしく、見つかるまいとそろりそろりと歩いているようで
おかしかったです。

この後は巡回のため八島湿原へ行ってきました。


ここではベンチの上に何やら足跡が…。


爪の跡を見ると、タヌキのようです。
足跡を追ってみましたが、どこに続いているかは分かりませんでした。
木道の下を移動していたのでしょうか。

冬は人も少なくとても静かですが、たくさんの動物たちの姿が感じられます。
何の動物だろう、とか、どう行動したのかを考えるととても楽しいです。
ぜひ探してみてください。


ただし、木道は、スノーシューだと少し歩きづらいところがあるので、
木道から落ちないよう気を付けてくださいね。
また、もし雪が溶けて木道が見えていた場合は、アイゼンやスノーシューの
歯で木道を傷めないようにお願いします。

小春日和の八島湿原

2020年12月10日 | Weblog
この時期の霧ヶ峰は訪れる人もまばらで少し寂しいのですが、
この日は12月というのに昼間は暖かく小春日和でした。


他に誰も歩いている気配が無く、陽だまりの中歩いていると、自然に包まれているような
ゆったりした気分になります。

ふと木を見上げると、ヤドリギがよく見えます。
ヤドリギは落葉広葉樹に寄生する植物ですが、木の葉が落ちたこの時期、
まあるい形が目立ちます。


緑色の中にあるオレンジ色が目につきました。


ヤドリギの実です。
プチプチとしておいしそうに見えたのですが、この実は冬鳥レンジャクのご馳走。
味は甘いそうなのですが、なぜかレンジャク以外の鳥たちはあまり口にしていません。
そして種の周りは粘着質になっていて、レンジャクがフンとして種を落とした時に
木の表面に付きやすいようになっています。
植物同士も、そして鳥も含め、生きていくため密接な関係ですね。
そろそろキレンジャクやヒレンジャクがこの実を食べにやってくるかもしれません。

他にも鮮やかな色を見つけました。何の植物かわかりますか。



ハバヤマボクチです。
スッと丈の長く丸い見た目が特徴的でとても存在感のある植物です。
枯れた後も黄金色に輝き存在感を放っています。
咲き終わった姿を眺めるのも楽しいです。

暖かいとはいえ、八島ヶ池には薄氷が張り、木道の日陰には雪がある場所もあります。



木道上は濡れていると滑りやすいので気を付けて散策してください。