霧ヶ峰自然保護センター 自然情報ブログ

自然情報・登山情報・イベント情報・霧ヶ峰パークボランティアの活動など霧ヶ峰の今を伝えます。

ニッコウキスゲが見頃に近づきました

2019年07月22日 | Weblog
ニッコウキスゲの開花が進み今週中には見ごろを迎えそうです。




〈車山肩ビーナスの丘〉

車山肩では7月21日時点で7割程開花していました。
ハクサンフウロやイブキトラノオなども咲き花々の共演が楽しめます。


〈ニッコウキスゲとハクサンフウロ〉

この日の午前中は遠くの山々も良く見渡せました。
車山肩ビーナスの丘からは、富士山をはじめ、南アルプス、北アルプスなどが一望できます。


〈三峰山の奥に見える鹿島槍、五竜岳〉


〈鷲ヶ峰の奥に立山連峰、針ノ木岳〉

車山肩まで景色や花を楽しみながら歩くコースはいかがでしょうか。
霧ヶ峰自然保護センターから車山肩までは1時間ほど。




〈信濃路遊歩道にて。左が八ヶ岳、手前はカボッチョ。真ん中に富士山〉

ビーナスライン沿いの信濃路遊歩道はゆるやかなコースです。
ゆっくり歩きながらニッコウキスゲの咲く丘を目指すのもおススメです。

梅雨明け間近ですが、晴天の場合でも山の天気は変わりやすいです。
山歩きを楽しむ際は雨具をもって、雷には注意して行動してください。

梅雨の晴れ間のニッコウキスゲ

2019年07月17日 | Weblog
雨の多い7月ですが久しぶりに晴れ間がありました。


〈車山肩ビーナスの丘〉

霧の中で見るニッコウキスゲも霧ヶ峰ならではの景色ですが、
青空のもと咲く花は鮮やかです。


〈車山肩にて〉

今年は例年より開花が遅れていて、車山肩で3割程度の開花です。
蕾は多く出ているので、今のところ7月下旬まで楽しめそうです。





さて、蕾はこんな感じです。
はじめ小さかった蕾は次第に大きく、色も黄色になり花が開きます。
ニッコウキスゲは1日花なので咲いた花は1日ほどで終わってしまいますが
蕾は一つの茎に7~8個付くので、つぎつぎ開花します。


霧ヶ峰自然保護センター周辺でも様々な花が咲いています。


〈ウツボグサ〉


〈グンナイフウロ〉

じっくり花を観察してみると新たな発見があるかもしれません。

最近5日間の気温です。朝夕は冷えるので風を通さない上着があるといいですね。


       最高気温  最低気温
7月12日 15.5℃ 13.0℃
  13日 21.2℃ 13.4℃
  14日 19.1℃ 13.1℃
  15日 17.8℃ 14.0℃
  16日 18.5℃ 15.0℃

ニッコウキスゲ開花情報

2019年07月07日 | Weblog
梅雨に入ってから、はっきりしない天気が続いています

霧の発生も多く先月末から毎日観察されて、まさに霧ヶ峰!

少し遅れていたニッコウキスゲですが



<富士見台にて>

車山周辺、富士見台、八島ヶ原湿原周辺、
そしてセンター前の園地でも、咲き始めました

徐々に花の季節へと向かっていきます

<ハクサンフウロ>

<イブキトラノオ>


ここ数年、車山肩を訪れる方々に一生懸命サービスしている
ホオアカ


今年もいました♪

実際に会ってみませんか

霧ヶ峰自然保護センター周辺コース紹介「忘れ路の丘」

2019年07月02日 | Weblog
霧ヶ峰自然保護センター前の「忘れ路の丘」を行く散策コースを紹介します。


センターの前に見えるなだらかな丘です。青々と盛り上がって見えるのは何かというと…。


オニゼンマイです。群生していて目立ちますね。
茶色くなっているのはこれから葉が出るところです。


丘の上にあるのが霧鐘塔。
晴れていると奥に美ヶ原の方が見えます。


レンゲツツジの木の上で元気良くノビタキが鳴いていました。


幼鳥はオスメスの区別がつきにくいですが、
オスのようです。近くを飛ぶ虫に興味津々?
エサが自分で採れるようになったらもう大人の仲間入り。
凛々しい顔つきですね。


グライダーの滑走路。霧ヶ峰では上昇気流が発生しやすいため、
それを利用してグライダーの飛行が行われています。




センターから忘れ路の丘を歩き1周まわるコースは45分ほど。
忘れ路の丘は見晴らしがいいので景色を楽しめます。
ドライブなどで霧ヶ峰を訪れた方も、是非一度歩いてみてください。