メモ ・落葉ツル性木本。 ・枝は淡黄褐色の毛が生える。ツルは右巻き。 ・葉は互生。葉身は長さ3~12cm、幅2~10cmの広卵形~卵心形、葉の形は変化が多く、ときに浅く3裂する。ふちは全縁。両面とも淡黄褐色の毛がある。葉柄は長さ1~3cm。 ・花は雌雄別株。7~8月、枝先と葉腋に小さな花序を出し、黄白色の花をつける。花弁とがく片は6個。雄花の雄しべは6個。雌花には雌しべが6個と仮雄しべが6個ある。 ・果実は核果。直径6~7mmの球形で、10~11月に粉白を帯びた黒色に熟す。核は直径約5mm。中心がへこんで、まるまった芋むしのような形をしている。外面には横方向に、やや細かいしわがある。 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」より |