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アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺の散歩で出会った動植物の写真を載せています。

アオツヅラフジ(青葛藤)の花と実

2008-09-10 | 動物

久しぶりにお墓に行った。アオツヅラフジ(青葛藤)が色づき始めていた。
撮影2008年9月9日午後3時頃
ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属
別名「カミエビ」

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アオツヅラフジ(青葛藤)の実(核果)。この後、粉白を帯び黒色に熟す。

並んだ若い果実。

アオツヅラフジ(青葛藤)の雄花。

アオツヅラフジ(青葛藤)の雌花。
一つの雌花には6個の雌しべがあるので、花の数より果実が多く見える。


メモ
・落葉ツル性木本。
・枝は淡黄褐色の毛が生える。ツルは右巻き。
・葉は互生。葉身は長さ3~12cm、幅2~10cmの広卵形~卵心形、葉の形は変化が多く、ときに浅く3裂する。ふちは全縁。両面とも淡黄褐色の毛がある。葉柄は長さ1~3cm。
・花は雌雄別株。7~8月、枝先と葉腋に小さな花序を出し、黄白色の花をつける。花弁とがく片は6個。雄花の雄しべは6個。雌花には雌しべが6個と仮雄しべが6個ある。

・果実は核果。直径6~7mmの球形で、10~11月に粉白を帯びた黒色に熟す。核は直径約5mm。中心がへこんで、まるまった芋むしのような形をしている。外面には横方向に、やや細かいしわがある。
    山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」より