有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

市街と郊外の堺の森で

2024年05月07日 | 混在
通勤時に市街地と郊外の境目の森の間を100m程通ります。
通る度に鳥が飛ぶので気になってました、何だろうと。
日が長くなったので帰りに何が居るのだろうと確かめる事に。
森の手前の麦畑に居たセッカ(雪加)。
セッカ科セッカ属、本州北部夏鳥、北部以南~沖縄留鳥、体長13cm、翼開長16cm。

民家の近くの急斜面に咲いてたヤマブキ(山吹)、周りは雑木林ですが植栽かも? 

タニウツギ(谷空木)のようなのが咲いてました、でもちょっと違うような。
タニウツギの花の色は淡紅色、こんなに赤くないです。

タニウツギのそっくりさんにヤブウツギ(藪空木)が有り、こちらは花の色が濃紅色。
ではヤブウツギかと思いきや差に非ず、ヤブウツギの葉裏や萼や花冠は微毛が密生のはず。
画像のは毛は全くなくお肌ツルツルのスベスベ。
もしかして外人さん?と思いしらべると有りました、ベニウツギ(紅空木)なる栽培種が。(^^;)

これも森の縁に咲いてた緑色の花、何だったかなぁ? 

調べるとツルウメモドキと判明。
ニシキギ科ツルウメモドキ属の蔓性落葉低木で北海道~沖縄に分布。
冬に赤い実を大量に着けてるのを見ますが、花をあまり見た事が有りませんでした。

で肝心の鳥はどうなったですよね、ここまでは鳥の出待ちに撮った花です。
最初に出たのはキビタキ(黄鶲)でした、こんな所に!とびっくり、まさか居るとは思わず。

更に森の縁の電線にもとまりました。 

森の幅は縦約100m横約500m、森の片側は住宅街、反対側は田圃が広がってます。
周辺に山裾が連なる地域なので私には狭い場所の感覚でした、しかも直ぐ横が住宅街。
こんな所にキビタキが居るとは思ってませんでした。

さらに驚いたのがこちら、なんとアカハラ(赤腹)が道路を横断したのでした。
森の中を抜ける幅5m程の狭い道です、こちらでは冬鳥のはずなのに今頃まで居る?の疑問が。
するとアカハラは2種類、アカハラとオオアカハラが居る事が判明。
ところが両者がこちらでは夏鳥なのか冬鳥なのか釈然としませんでした。
愛知県のRDBを見たらアカハラが絶滅危惧ⅠA類(CR)に指定されててびっくり。
更にどうやら愛知で冬に平地で見られるのはオオアカハラのようです。
そして5月にどちらが見られるのかは分からず、↓がどちらなのかも私には判別できず。(>_<)
参考に愛知のRDBをご覧下さい。→ レッドデータあいち2020(アカハラ.PDF)
※公共機関なら信用できるかな?と思い。(^^ゞ

コシアカツバメも(腰赤燕)見られました。 

ツバメかツバメ属、夏鳥、全長19cm、翼開長33cm、名前の通り腰が赤いのが特徴。
他にも喉から腹にかけ縦の班が有ります、残念ながら赤い腰は撮れず。(^^ゞ

アサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)♂。 

ニホンカワトンボとの区別ができませんが、生息分布域がこちらはアサヒナのようで。 

雌雄の判別は翅の縁紋で分かります、♀は白、♂は褐色。 

アカハラとオオアカハラの生息分布が良く分かりませんでした。
繁殖期にはどの辺りとは書いて有りますが繁殖期が書いて有るのが見付からず。
繁殖期は知ってるのが常識が前提のようで。
更に分布域が町々村々(^^;)、どちらが何時何処にが分かり難かったです。(結局分からず)
各地の公共機関のを見ても、その所在地の事しか書いてなかったりで。
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