何時もの湿原付近に、エンシュウムヨウラン(遠州無葉蘭)を見に行って来ました。
この時は少し早かったようでまだ蕾が多く、完全に開いた花は少なかったです。
ラン科ムヨウラン属の腐生植物で、遠州の名の通り愛知と静岡だけに分布する日本固有種。
愛知と静岡だけとなってたのですが、岐阜、茨城、埼玉、高知、宮崎でも確認されているようです。
ムヨウラン属は、〇〇ムヨウランが各地に分布していて、環境省RDBには12種類載っていました。
エンシュウムヨウランは環境省にも愛知県にも指定されていません。
しかし名前の由来となった静岡県(遠州)では絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
名前のように葉が無く光合成をしません、菌従属栄養植物だそうです。
と言われても良く分りませんけど。(^_^;)
花の中を撮ろうとするも、上手く撮れません。
やや暗い林内に自生し、草丈約20cm、花の長さ15~20mm、茎は細く、花の色は薄い。
小さい、細い、光量不足、背景とのコントラストがはっきりしない、コンデジの苦手の揃い踏みです。
あの手この手で、なんとか撮れたのをトリミング。
次回は湿原と周辺の花を。
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