有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

野草から木へと花変わりの時期

2024年05月05日 | 混在
一週ごとに花が移り変わり、野草から木の花へと移り始めています。
全部では有りませんが、木の葉が茂り日陰になる前に野草が咲くからです。
林道の下を流れる小沢の縁に咲いていたオオアリドオシ(大蟻通し)。
降りられないので、少し遠いですが上から撮ってます。
アカネ科アリドオシ属の常緑低木で関東以西~九州に分布。

花冠の長さは約10mm。
長さ3~10mmの鋭い棘が有り、棘の長さが葉の長さの半分以下。
何故そんな事を、棘の長さがそっくりさんとの見分けに役立つからです。

見分けに役立つそっくりさんがこちらのアリドオシ(蟻通し)。
オオアリドオシと同じく、アカネ科アリドオシ属の常緑低木で関東以西~九州に分布。

樹形の見た目は少し違いますが、花だけ見るとオオアリドオシとほぼ同じ。
さてどっち?と言う時に棘の長さが役に立ちます。
↓の画像の通り棘の長さが葉の長さの半分以上、棘の長い方がアリドオシと言う事に。
棘の長さは10~20mmですが、アリドオシの方が葉が小さいのです。(^^)

マルバウツギ(丸葉空木)が咲き始めてました。
アジサイ科ウツギ属の落葉低木で関東以西~九州に分布する日本固有種。

花の直径は約1cmで、花の中心に花盤と言う丸いオレンジ色が目立つのが特徴。
残念ながらその花盤が殆ど写ってませんけど。(^^ゞ

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)♀、珍しく♀が撮れました。
前翅の両端が黒いのが♀です。

コゴメウツギ(小米空木)も咲いてます。
ウツギの名が付いてますが、こちらはバラ科スグリウツギ属(旧コゴメウツギ属)。

北海道南部~九州に分布する落葉低木、花の直径は4~5mmと小さいです。 

玉ボケを入れて撮ろうとしたら、玉ボケが♡型に。(^^) 

キビタキ(黄鶲)も撮れました。 

ヒタキ科キビタキ属、夏鳥、全長約14cm、翼開長22cm。 

キビタキはとまっていてくれるので思ったより撮れます。 

色も目立つので見付け易いです、オオルリを撮りたいのですがなかなか出てくれません。 

アサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)、今一斉に羽化してるようです。 

絞め殺しの木(多分藤)に巻き付かれて枯れた木。 

杉の木にとまったウグイス(鶯)。 

ウグイス科ウグイス属、留鳥、全長♂16、♀13cm、翼開長♂21、♀17cm、全国に分布。 

トラフシジミ(虎斑小灰蝶)。
シジミチョウ科ミドリシジミ亜科、前翅長14~21mm、北海道南部~九州に分布、蛹で越冬。
自動焦点が手前の葉に合わせてしまい、綺麗に撮れませんでした。(T_T)

↓は林道ではなく、道路沿いのまだ水の入ってない田圃に居たセッカ(雪加)。
背景が道路のコンクリートなのが残念。
セッカ科セッカ属、留鳥、(本州北部夏鳥)、体長13cm、翼開長16cm、本州中部~沖縄に分布。
クモ(蜘蛛)の糸で裁縫して巣作りをする事で知られてます。


ここのところ予定の花が撮れずに困ってます、過去の花暦と花期が合わなくて。(T_T)
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