きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

福岡/ももち文化センターの講座③

2014-03-12 17:51:01 | 舞踊と振袖の着付け
昼は振袖/夜は舞踊の着付け
福岡の12日の舞踊と振袖の専門講座。昼の部は振袖の帯専科をが行われました。
帯専科は、専用のテキストに沿って練習します。
今日の講座では、ボディーで帯結びを覚え、次にモデルさんを使って振袖を着せ付け、ボディーで学んだ帯結びを実践で結んで完成させます。
参加した受講生は、担当者の具体的な指導を受けながら、帯結びを完成させていました。

夜の部で行われたのは、「舞踊の着付け(衣裳方)」講座でした。
お一人は「はしょり着付け」に「半巾帯の一文字と片流し」。
もう一人は「裾引きの関東芸者」(帯結びは柳)でした。(下写真)
いずれも、江戸時代から引き継がれてきた歌舞伎衣裳の着付けを基本にした技術を、真剣に学んでいらっしゃいました。
日本舞踊着付けの受講生が、ここで学んだ技術を活かして、日本舞踊各流派の舞台裏で役立てていただく以上、指導させて頂く側も真剣です。


受講生さんの関東芸者の着付けです。

北九州の専門講座も検討中です。
最近、「ももち文化センターが遠い…、北九州で開かれないの…」などのお問合せなどがあり、開講の可能性があるのか検討中です。
もし、開講させて頂くときは、このブログでもお知らせしたいと思います。



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福岡/ももち文化センターの講座②

2014-03-12 11:23:01 | 舞踊と振袖の着付け
紋付の羽織・袴の着付けを…
12日の午前の講座を受けた受講生、さんは、男性の礼装である「紋付の羽織・袴」の着付けを学びました。
特に男の角帯の位置や、羽織の紐の結び方は、大切です。
男性の礼装の着付けが初めてというさん、補整…襦袢…きもの…袴…羽織…羽織紐と、着付け時間は18分。
初めてにしては合格点です。


袴の着付けと羽織紐を結ぶ I さん



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福岡/ももち文化センターの講座①

2014-03-12 09:43:01 | 舞踊と振袖の着付け
ひとつひとつの技術…手本を示しながらわかりやすく
福岡市早良区の「ももち文化センター」で行われている「日本舞踊と振袖の専門着付け講座」が、3月の11日(火)~12日(水)行なわれています。
11日(水)は、「振袖の帯結び専科」や、「日本舞踊の男袴」などの技術講座が行なわれました。

舞踊着付けの今日の講座は、「舞踊袴の着付け」。受講生はさん。
きものの着付け…裾の処理…腰紐の位置と締め方…袴の高さの決め方…角帯の位置と締め方…袴の……
ひとつひとつの流れを、手本を示しながらわかりやすく学んでいただきました。
講座では、帯の結び方、袴の紐の結び方などについての「なぜそうなのか…」を、時代考証で説明を受けると、受講生の方から「オオー」と納得の声が漏れたり致します。



一方、今日の振袖の講座は、帯専科。
振袖の着付けの出来るさんは、多くの帯結びを手にしたくて、この講座(初級・中級・上級)でも学んでいます。
担当の小浦講師は、「センスがあって、手がいい…」といいます。
帯結びのお稽古のあとは、テキストで今日の技術の総復習。
忘れないように…あとで思い出せるように…講師とともに今日の帯結びを書き入れていきます。
テキストの手順は自分で書き入れるのが「きつけ塾いちき流」です。



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