藤の一片までも咲き揃って…「日本舞踊、”藤娘”の本舞台にしたいくらい…」
4月27日(月)に予定していた、「和気公園の藤まつり散策」は、満開の時期が、予定より一週間早まったために、残念ですが取りやめになりました。
しかし、遊ぶことが大好きな「彩の会」の皆さんは、急きょ予定を組み直して「少人数でも行こう!」という事になったのです。
午前9時に「学院駐車場」に集合して…総勢8名のグループが…鹿児島県霧島市牧園町の「和気公園藤まつり」に向けて発進です。
8名とはいえ、20名分くらいカシマシイ皆さんですから、ずいぶんとにぎやかな集団になりました。
高速道でタイヤがパンクしたり、昼食(バイキング)の会場に30分遅れて到着したり、いつも通りの珍道中。
藤まつり会場に到着すると、これまで訪れた時とは比べようもないほど素晴らしい満開の藤がお出迎え。
「百聞は一見に如かず」…まずは、下の写真をゆっくりとご覧くださいませ。●
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黄金色の花びらも鮮やかに…山吹の実のひとつだに…
学院の新事務所のブロック塀から、山吹の花が咲き誇っていました。
「七重八重、花は咲けども山吹の、実のひとつだになきぞ悲しき」
落語「道灌(どうかん)」の中で知った歌です。
太田道灌が雨に降られて困り、ある民家に立ち寄って、「蓑(みの)を貸してくれないか…」と頼むと、その家の娘は、山吹の枝を一輪差し出します。
失礼な娘だ…と道灌は思ったに違いありません。
道灌は城に帰って、さっそくその話をします。
するとある部下が、「それは後拾遺和歌集の兼明親王の歌で、『七重八重、花は咲けども山吹の、実のひとつだになきぞ悲しき』と言うのです。
「実のひとつ と 蓑ひとつを掛け、蓑の一枚もないのだと言いたかったのでございましょう」と述べた。
だいたいこんな内容だったと思います。
写真は「一重の山吹」で実がなります。ですから道灌に出てくる山吹とは違います。
実のならないのは「八重の山吹」で、お話に出てくる山吹はこちらのようです。
春を待ちかねて弾ける花々
花びらの色は、黄色とオレンジの中間色。…黄金色とでも言いましょうか。
時代劇などで、小判の事を、「山吹色の…」と表現するのがわかるような気がします。
春を待ちかねた花々が一斉に弾けていくこの頃です。●
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宮崎・福岡、こんどは福井へ
さる3月11日(水)、ももち文化センターの「舞踊と振袖の着付け特別講座」の教室に、 H さんがお越しになりました。
ご本人は、以前宮崎の学院で着付けをお勉強され、講師の仕事をされていました
その後、ご主人のお仕事で福岡に転勤されましたが、お付き合いが続き、私どもと福岡でお会いする機会もありました。
しかし、この3月いっぱいで、今度は福井県に転勤とのこと。
そこで、転勤のご挨拶にお見えになったわけです。
「さびしくなるね」、「遠くなりますね」、「雪が多いから大変だけどガンバッテ…」など、お話が尽きません。
H さん、ご主人と二人三脚で仲良くお幸せに…
私たちも、福井には必ず遊びに行きますから…
静かな中庭に…鳥たちのさえずり
今月の10日から本格的に始動する学院の事務所。
引っ越しに大わらわです。
これまで35年間は、ひっきりなしに通過する騒音の中の事務所でした。
しかし、新しい事務所は本当に静かで、とても気に入っています。
中庭には、「日向夏」と「梅」、それと「甘柿」の木が植えられて、趣きのあるところ。
今朝は、美味しくなった日向夏をヒヨドリがついばんでいました。
ヒヨドリが飛び立つと、その同じ日向夏をメジロのツガイがついばみます。
そのメジロを追い払うヒヨドリ…(下写真)
『着付けの玉手箱』を学ぶ館に…
このお稽古場は…
「十二単」・「歌舞伎と日本舞踊着付け」・「時代風俗衣裳」・「花嫁衣裳」・「振袖着付け」・「日常に着付け」など、あらゆる衣裳着付けを学ぶ場にしていきたいと思います。
平和台公園に上がる、道の一角を曲がると、全く静かな空間になります。
住所は、宮崎市下北方町横小路エリアです。
ここしばらくは、引っ越しで雑然としていますが、10日くらいからは大丈夫です。
きものに触ったことのない方から、プロでお仕事をされていらっしゃる方まで、ご一緒に着付けをお勉強なさいませんか。
いろんな着付け教室の先生方や美容師、着付け師で活躍中のみなさんも学んでいらっしゃいます。
今からきものを楽しんで着てみたいと思われる方は、ぜひお電話を下さいませ。楽しい教室がここにあります。
(お電話をされるまで2年くらいかかる方が多いのですが、。時間がもったいないので、勇気を出して今すぐお電話を…)
宮崎のほかにも、鹿児島市中央町、福岡市早良区、北九州市小倉北区でも教室開催中。
連絡先は、0985-29-8144 です。
緋寒桜が満開になりました。
毎年この時期になると、春の訪れを知らせてくれる「お隣りの緋寒桜」…。
いつもツボミから眺めては、花がふくらむのを楽しんでいたのですが、今年は何かと忙しく、気がつくと満開になっていたのです。
自然の花々は、人間どもが忘れていても、季節になると目の覚めるような色目の花を咲かせます。
隣人によっては、「枝が境界線を出ている…」などのクレームで、もめ事も絶えないとか聞きます。
お花を眺めて、自然の見事さを愛でる気持ちがあれば、なんとかなるかも…
来月末に、学院の事務所が移転致しますから、毎年ブログで紹介してきた「お隣りの緋寒桜」もお知らせできなくなります。
新しい事務所には、「かわいい梅と日向夏」があります。
またこのブログでもお知らせ致します。お楽しみに…●
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講座の仲間がふえています。
福岡の「舞踊と振袖の着付け11月講座」が、「ももち文化センター」で行われました。
講習生の皆さんの技術水準は、確実に上がってきています。
また今月の講座から新たに、お二人の方が、舞踊と振袖の着付けを学ばれることになりました。
このお二人は、「もっと、レベルの高い着付け技術を学びたい!」と一念発起。
お一人は着付けを教えながら、日本舞踊を学んでいらっしゃる E 先生で、先に入講されていた I 先生に誘われて合流され…「舞踊の着付け」を選択。
お稽古を始めて、「手の動きに無駄がなくてびっくり。目からうろこ…」だと納得して頂けました。
もうお一人は、文化教室の経営者の K 先生です。
私どもの着付けをご覧になって、「すごい…!感動しました。一所懸命学んでいきたいので教えて頂きたい。」とのことで「舞踊着付け」と「振袖着付け」の両方を選択されました。
高い技術を得るために、講座に参加しているみなさんのお手伝いが出来ることを光栄なことだと思っています。
着付けに経験のない方は、初めから経験者と同じレベルで学べますから、上達も早く、お役にたてる講座だと思います。ぜひ一度お問合せを… 090-4489-9745 まで
来月(12月)の特別講座は、12月9日(火)~10日(水)が福岡市の「ももち文化センター」。 翌11日(木)が北九州市の「KMMビル」を予定しています。