最近、週末の晩御飯は折敷を使っている。もともと食事の時にランチョンマットを使うのは、一人暮らしを始めた時からのこと。6畳一間の寮の部屋でガラスの天板の座卓を使っていた。ガラスの天板は、下がそのまま見えるので、その上に食器を直接のせるとなんとなく収まりが悪い。そこで、マット一枚敷いてみると、それだけで、食卓として整う感じがした。それ以来、食事のときには必ずランチョンマットを使うようになった。藍染や温かみのあるチェック柄など季節感も演出できる。
折敷は前から欲しいと思っていたが結構、値が張る。先日、セールで見つけ、買ってみた。両面黒だが、板目と布目で雰囲気を変えられる。これを敷くと普通のお惣菜も少しかしこまって見えるから不思議。ちょっとずつ、小皿に盛って、料亭気分を楽しんでいる。(ゆ)