君影荘日記

東京の片隅の、小さな家の日記です。

ぬれねずみちゃん

2012-03-31 16:42:43 | 
ぬれねずみちゃん
 お風呂に入っている(は)はしょぼぼんとしている。全身ずぶ濡れで小さく見えるので余計そう思えるのかもしれない。あがった後のドライヤーがさらに嫌みたい。全部終わると自分の部屋に戻ってストレス発散に走り回る。家の形のハウスに勢いよく走り込んだら、サザエさんのアニメの最後の歌で家がビヨヨンとなるみたいに揺れてたよ。笑っちゃったな。
 (は)はつらかったと思うけど、フワフワで可愛くなったよ。よかったね。(ゆ)


沈丁花の香り

2012-03-30 09:01:23 | 
沈丁花の香り
 沈丁花(じんちょうげ)の花が咲き始めた。これは、一つの木なのだけど、赤い花と白い花、両方がつく。沈丁花には、よくあることらしい。とてもよい香りを漂わせている。
  沈丁花と言えば、昔、義母の家に遊びに行った時のこと。翌日、友達が遊びに来て春のお食事会をするんだと話すと、これを箸置きにしてみたら?と庭で丁度咲いていた沈丁花の枝を持たせてくれた。帰りの電車の中に芳香が立ち込め、見知らぬ人から「いい香りね」と声をかけられた。沈丁花がこんなに香るとは、思っておらず、期せずして香りのプレゼントを振りまいたことになった。素敵な香りは、笑顔をもたらす。翌日のお食事会でも大好評だったのは、言うまでもない。(ゆ)


咲き始め

2012-03-29 08:56:55 | つぶやき
咲き始め
レンギョウとユキヤナギが咲き始めた。春の花木でいち早く咲く花。レンギョウは、社宅に植えてあったものを挿し木したもの。四年目の春、やっときれいに咲くようになった。本当は、もっとゆったりと枝垂れるような場所がいいと思うのだけど。剪定に悩む灌木である。ユキヤナギは、緑道に咲いている姿があまりにも美しいので、欲しくなって買ったもの。これも本当は、もっとピタッとした場所を見つけてあげたいと思うところ。まぁ、今年は、この場所で春の景色を作ってもらおう。(ゆ)


湯さまし

2012-03-28 08:58:36 | 
湯さまし
 おいしい日本茶をいれるには、沸騰したてのお湯ではなく、少し温度を下げるのが大切。そんな時に重宝するのが湯さまし。だが、食器屋さんに行っても湯さましを置いているところは少ない。お気に入りの経堂の白土陶舎という器屋さんで出会えた。これは巨峰の木の灰を釉薬にして焼き上げたもの。 紫がかった灰色と可愛らしい形が惹かれた理由。
 鉄瓶で湯を沸かし、この湯さましにいれる。急須に茶葉をいれて少し高い位置から湯さましのお湯を注ぎ入れる。待つこと1分半くらい。二つの湯のみに交互に注ぎいれて最後の一滴まで絞りきる。緑深く、まろやかな日本茶が楽しめる。丁寧に入れたお茶は、本当においしい。その一連の面倒くさそうな動作を楽しみに変えてくれるのが、こんな素敵な道具達。
 ちなみにこの器は、たれを入れたり、天つゆを入れたり、そんな風にも使える優れもの。前村 幸孝さんと言う作家さんの作品。(ゆ)


山ウドを味わう

2012-03-27 08:53:36 | 
山ウドを味わう
 週末もう一つ食べた旬のものは、山ウド。子供の頃は食べられなかったウド。二年前の春に、お隣さんから、山でとれたてのウドをいただいた。香りがいいことにびっくり。クセのある味も、美味しいと感じるようになっていた。それ以来、春にはウドを食べることにしている。
 今回は、穂先を天ぷらに。茎は、ワカメとタコとルッコラと合わせて酢味噌ドレッシングのサラダに。味わい深くて、日本酒がすすんだよ。
 そうだ!去年は、パッケージの袋に、茎の皮は、きんびらにするとおいしいと書いてあり、驚くほど良い香りのするきんびらを作ったのだった。今回は、すっかり忘れて捨てちゃった。
 それを考えると、ちょっぴり高いけど、三つの部分が全く異なる味、食感に変化して、捨てるところなく楽しめる山ウド。実はお得かも。春のおすすめの食材。(ゆ)