岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

キーパープロショップ岐阜店の躍進!  その2

2013年02月04日 | コーティングビジネス
早いもので暦の上で今日は立春  
この日から春だといっても まだまだ寒さの厳しい日が続きます。
「季節」と言うアナログ変化を デジタル表現することは無理がありますが
先人はそのゆらぎを「暑さ寒さも彼岸まで」と言う言葉に残しています。
それでも春の兆しは梅の蕾のふくらみも感じることができて
小さな発見がまもなくやってくる「春」に心を弾ませます。



タイヤの上に車体を乗っけているのが自動車ですが
タイヤの上に会社を乗っけているのが当社の実情です。
で~そのハンドルを握って「どこ」に向かっているのでしょうか?
それは「車美容業」の確立という方面です。

鍵を握っているのが「キーパープロショップ岐阜店」なのです。
いま成長期が始まりました。 
その主役が高山店長・・・研磨作業中です。


開業と同時に店長に任命し1年半が過ぎました。
その間に彼は凄く成長されました、
店長という役割が台風の中心のように「空っぽ」である事を知ったわけです。
「空っぽ」とは別名「無」とも呼べますが「ムゥ」なのです。
店長としての責任感ややる気で自分自身を縛ってしまっていたのが
それに気がついて反省し自然体に戻って「楽」になったわけです。
彼の心が「俺が」から「俺=無」にホドケて
力みが消えて笑いが戻るにつれ KPS岐阜の躍進が始まりました。

野球で言えばエース 「俺が・俺が」と力めば力むほどいらない力が入り球が走りません。
ところが余分な力が抜けてくるにしたがって球も走り出し「エース」として認められるわけです。
「店長」という意識が抜けてくると自然体になって店が繁盛しだして「
店長」として認められるわけです。

ここに関門があるのですが 責任感の強い人ほど自縄自縛してしまうのですが
それがホドケてくる感覚を味わう時 自らの成長を知るわけです。
まさに脱皮なのです。

この店の躍進は彼の脱皮から始まりました。
開業から1年は逃げ出したいくらいの苦しさと焦りを感じます。
ところが一年を過ぎると不思議と実績が上がりだして 失いかけた自信が戻り
周囲が見えてきて「店」と会話が始まり「店の声」が聞けるようになり
「店」からお願いしますと 「店」から認められた「店長」が誕生したわけです。
社長が任命するというのは表面上のことで
本当は「店」からその代表・責任者として託された感覚を持ちえた時
真の店長が誕生するのです。

店の声なき声 
「ゲストルーム」が汚れているよ。
暗い感じがするとお客様が入りぬくいよ。
働いてくれるスタッフの声が小さいと冷たい感じがするよ。
今日は忙しかったのに最後に掃除してくれて嬉しかったよ。
引渡しの時お客様が喜んでくださって嬉しかったよ。
いつも花が咲いていて嬉しいよ。
今日もたくさんお客様が来てくださってうれしいね。
いつも道具を大切に扱ってくれてありがとうね。

高山店長はこのような「店」の声が聞こえてきたのです。
物言わぬ「店」と彼の心が通じ合ってきたのです。
そうなれば後は「店」が教えてくれます。
もっと洗車のお客様を増やそうよ!
ポスティングあの地域がいいよ。


「店長」と「店」の一体感がドンドン盛り上がります。
その証が実績の向上なのです。
若い人が成長してくれるのは「店」の喜びでもあるわけです。
そしてそれはお客様の感動や喜びとつながっています。

タイヤの上に会社を乗っけてる我々の目差すところは
人が育つ車美容業の確立と その舞台となるの店の展開という方向に
また一歩進んでいけた気がします。

「ローマは一日にしてならず」






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