岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

「顧客の立場で」と考える安全君のタイヤビジネス!

2012年05月13日 | タイヤビジネス
縁の下の力持ちが「安全君」の役割です ほとんど宣伝もしません自己PRもへたくそです。
「安全君」の誇りは「キレイちゃん」を支える事です 優しいですね安全君。



「安全君」が働くのが岐阜のタイヤショップイマージン 彼はそこで似て非なる言葉を勉強しました。
それが「顧客の為」と「顧客の立場にたつ」という気をつけないとあっさりスルーしてしまうような 言葉の持つ意味の違いがとても大きな差を生むということです。

ある店は「お客様の為に」と考えて これでもかこれでもかというように「安値」を訴求していますがどうも業績はいまいちです。 どうしてでしょうか?
一見「お客さんの為に」という考えは正しいような錯覚を受けますが じっくり考えるとそれは売り手が買い手であるお客様は安値こそ価値を見い出しているはずだと狭い考えを押し付けてしまっている そういったニュアンスがあるのです。
するとお客様は なんとなしの感覚で「決め付けられていて自分の気分をないがしろにしている」と感じて悪印象を抱かれてしまうのです。

一方「お客様の立場」に立てば 「本当は新品をつけたいのだが車検まで半年だからそれまでもてばいい」と内心思っておられるお客様が本音を言いづらくて 「安いタイヤない?」と聞かれたとします。
「お客の為に」と考えるスタッフが応対すると 

スタッフ・・・・はいあります○○が4本で¥19.800で超安いですよ。
お客さま・・・・そうですか考えてきます。
スタッフ・・・・地域で一番安いはずなんだからいろいろ聞いて再度来店されるだろう。
お客さま・・・・なかなか中古とでと言いづらくて・・・・。
スタッフは一生懸命「お客様のため」と考えてお値打ち品を提案しました。
お客様の本音は中古でいいけど 恥ずかしくて言い辛い。
その商談はお流れになりました。


そうです「お客様の立場に立つ」とは言葉の表面に反応するばかりでなく
お客様の心理を覗く その為にいろいろまづお聞きするということが始まりなんです。


この違いに気がついてから「安全君」の信頼度は格段に上がりました。


「お客さまの立場」は千差万別です。
かあちゃんに財布を握られて予算を決められているお客様。
中古のものでも良いとするお客様。
中古は信頼度に欠けるというお客様。
当然タイヤ交換の必要性に迫られとにかく価格第一というお客様。
乗っている車のグレードにふさわしいタイヤをと求めておられるお客様。
愛想の無い店の見積もりより少しでも安ければ決めるというお客様。
安いタイヤがいいと言いつつ国産しかイヤと言うお客様。
国産・アジアンタイヤを問わず値段が安ければ言いというお客様。

その立場を見抜くには 「良く聞く」聞き上手がポイントです。

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