岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

タイヤが気になりだした「虫の知らせ」を大切に!

2012年09月07日 | タイヤビジネス
お客様  「もう交換したほうが良いですか?」
私     ハイ 交換したほうがいいと思います。

お客様  「まだ少しは走れると思いますが」
私     そうですね まだ少しは走る事は出来ます でも何となく気になるのですね
      でしたら交換時期です。


タイヤの残り溝という事実ももちろん大切です。
でもタイヤ専門店に ご相談にいらっしゃるのはなぜでしょう。
なんとなく気になる 近日中に高速走行の機会がある SSで指摘され不安に駆られた。
そういった心理があるわけで 明確な顕在意識というより 潜在意識がタイヤ専門店に
足を運ばせる理由です。

タイヤしか売っていないタイヤ屋へ来られるというのは
新規のお客様にとっては勇気のいることです。

現実には1.6ミリ以上残り溝があったとすると
「まだ法定交換残り溝以上ありますので もうしばらく大丈夫ですよ」
というのが一見親切なアドバイスであるようですが・・・・。

こういう場合「虫の知らせ」ですから交換したほうが良いですよ。
とアドバイスすると 多数のお客様は得心されて購入なさるケースがとても多いです。
ゴルゴ13なら
残り溝があるから安全と言い切れるない。
クギが埋まっている可能性もあるでしょう・・・全品水圧検査をしていない。
雨天走行を強いられる場面にハイドログリップ現象の可能性もある。
視認しただけで「安全」と言い切るほど自信家じゃない。
と 言うでしょう。


人は不安や恐怖心を抱くと 悪い想像をしやすい性質が備わっています。
すると「安全」を後押ししてもらう為に タイヤ屋に足を運ばれるのです。
「安全」とは危険を回避する予知能力によって保たれます。
こういうのを「虫の知らせ」と言いますが 理屈や理論より優先すべきものだと
思います。

「安全」と反対にあるのが心配・不安・恐怖・という生存を脅かす想念であり
人の防衛本能です。
お客様は残り溝があるから安全といわれるより
この機会に交換しましょうという「押し」を待っておられるのです。




念のために言いますが こちらから訪問して言う文言ではなく
あくまでも「タイヤ屋」にお客様自らが足を運ばれた時に口にすべきアドバイスです。
こちらから訪問すると不安の押し売りになります。





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