岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

洗車とコーティングの「理容」と「美容」!

2013年02月07日 | コーティングビジネス
昨日散髪に行って爽やかな気分です。
バリカン80%ハサミの調髪20%のGIカットなのですが
年々毛の生える陣地が後退していまして
そのうちバリカン95%ハサミの調髪5%の比率まで・・・・。
そしてバリカンから剃刀で剃髪する段階になって・・・・。
それは出家ですね 容姿は坊さんに限りなく近づいています。
おっとこんなことは取り越し苦労ですね。


フル装備のキーパープロショップ岐阜店で「車美容業」のノウハウ習得中です。
カット散髪が目的の「理容」とパーマやカラー染めなどより美しさを求める「美容」から
「車美容業」というビジネスの基本が見えてきます。

「伸びた髪の毛をカットして短くまとめる」はマイナスから0に戻す作業です。
「好みにカットしたりパーマをかけたりする」は0からより付加価値を求めるプラスアルファです。
(・・・・谷社長の理論から拝借・・・・)

洗車は汚れた車体を洗い流すのはマイナスから0への回帰。
コーティングは輝きとその持続を求めるプラスアルファの付加価値。
二つの要素から洗車・コーティング専門店を名乗っています。
洗車というニーズとコーティングというニーズが
世の中に存在するわけです。
「理容」と「美容」という二つのニーズが一部重なり合いながら確実に存在します。
そのマーケットをどういうアプローチをもって取り込んでいくか?
ここに商売の戦略性が求められます。


そのマーケットの規模や既存のサービス提供者をまず知るのが第一です。

洗車マーケットの支配者はGSです 燃料を入れるインフラとして圧倒的集客力を持ちます。
そしてGSの現在進行形の変化はセルフ化と拠点減少傾向です。
本年は約2.000店舗が閉鎖されるとか新聞に出ています。
その理由はタンクの改修が義務つけられた事 価格競争による疲弊です。
過去にセルフ洗車場というビジネスもありましたが どうやら根付かなかったようです。
すると洗車マーケットは空きが出てくるのではないか?
隙間が出てくる可能性が見えてきます。

コーティングマーケットの主役はコーティングショップです。
ただその多くは対象とするユーザーを自動車ディラーさんなど特定少数のしぼり
鏡面研磨などの磨きに対するこだわりを強く持たれて職人的で芸術的な仕事に
誇りを持たれています。 その長所は一般のユーザーには敷居が高いのも事実です。

GSにおける不特定多数のユーザー層
既存のコーティング専門店の特定少数のユーザー様

鳥になって上空から俯瞰すると
GSにおける不特定多数のユーザー様に 
リーズナブルな価格ではっきり効果が確認できる
手軽なコーティングが求められているという仮説を立て 
それを検証されたのがアイタック技研さんとキーパーラボさんであるのが
よく見えます。

世の中には凄いこだわりを持ったユーザー様ももちろんいらっしゃいます
そうした人にとっては職人肌のコーティングショップが相性が抜群です。
しかし大勢の人たちは そこまでは求めず 自分の求める「キレイ」が実現でき
それが長持ちし 汚れればいつでも喜んで「キレイ」にしてくれる
場所があれば そこでサービスを受けたいし 
いつも自分の求めるレベルの「キレイ」が金額的に選べるシステムを
求めていらっしゃる潜在的なユーザーは多数だと感じます。


そのような見方からまず
1 洗車は汚れを取るだけで機械洗車で安いだけで良い。
2 洗車もキチンとやって欲しい。
3 洗車だけでなく車内清掃や下回りもやりたい時がある。
4 コーティングがキチンと出来る「ブース」があると安心。
5 コーティングの点検も出来る洗車があれば気安く通える。
6 自分のこだわりを満足してくれる職人さんが居るから安心だ。

安さだけを求める層ととてっぺんを求める層の中間にある層こそが
洗車・コーティング専門店の主要顧客層として浮かび上がってきます。


鳥になってマーケットの全体がおぼろげながら見えてきました。
全体の数字的統計がどこかで調査されていると もっとはっきりわかります。
ここまでが「車美容業」に進出した動機の部分です。

動機があれば 
アプローチの仕方を選択します。

そのアプローチの第一段階が タイヤキーパーイマージンスゴウ店
第二段階がキーパープロショップ岐阜店というベースの整備です。
おのずとスゴウ店とKPS岐阜の戦略に違いが出ます。

すべて「ローマは一日にしてならず」です。




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