先の記事でも書きましたが、
今日は、学校に体重計を持って行きました。
今日の授業の教材として使うからと言って、
スタッフルームに置いておいたら、
先生たちが次から次へとのるのるのる。
そして一言。
「エキササイズが必要だよね。」
「わたし、○○㎏。太ったわ。」
というか南ア人女性は、
自分の体重を話すのを気にならないのでしょうか。
日本だと女性と体重の話をするのはナンセンスですが、
この国だと関係ないのでしょうか。
で、驚いたこと。
ほとんどの人が私より重い。
私も日本にいたとき、かなり太っていたので、
(というか今もまだ太めですが、)その私より重い。
そして、何人かは、重量オーバーで判定不能。
すいません、この体重計120㎏まではかれるんですけど…。
ちょっとこちらの記事も
私の個人的な配慮で、
先生の写真を載せるのは、控えさせていただきます。
いやぁ~いつもよっぽどいいもの食べてますね。
南ア人体格ネタは、また今度特集しようかなと思います。
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今日は、Grade5の教室。
いろんな学校、いろんな先生と
授業案を考えていくわけですが、
今日もまた別の学校、別の子どもたち。
今日のテーマは、
『体重計の目盛りを読むこと』。
この国の(この地域の)子どもたちは、
体重計にのったことすらない子がたくさんいます。
体重計は、街でも売っているのですが、
よほどのことでもない限り、買うこともありません。
以前、FETという職業訓練校で活動している先輩隊員の方から、
「この国の生徒は、電流計や電圧計の目盛りの読み方が分からないし、
時計すら読めない」とご指摘された通り、
そもそもこの国の子どもたちは、
目盛りを読んだこともありません。
南アの教育課程では、
ちょくちょく数直線から数字を読み取るという問題がでますが、
これは、かなり出来が悪いと言わざるをえません。
そんなことを考えながら、
どうやって目盛りを読めるようになるかを考えながら、
先生とそれなりに授業のコンテンツを考えました。
先生は、
「うちの学校、体重計とかおもさを測るものないから」と
嘆いていましたが、
たしかにないんですよね、学校には。
ただ、南アの場合、お金はあるから買えばって思うんだけどね。
要は、気持ちの問題でしょう。
ってまた話が横道にそれました。
というわけで、
私は、先輩隊員より譲り受けた体重計を持参して、
子どもたちの体重調べ。
一人ひとりに体重計で自分の体重の目盛りを読ませる作業をしようと思ったのですが…
約60人の子どもたちを順番にするには、
1台の体重計だとあまりにも時間がかかるため、
非効率的というわけで、
結局、数直線で教えることに。
この方がいいと、2人で納得したわけですが、
彼らのレベルを甘く見ていました。
想像以上に目盛りを読めない。
計算もできない。
と書いた以上、子どもたちの顔を載せませんが、
ショックをうけるくらい、できません。
時間は、刻々と終わりを告げてしまい、
パートナーの先生は、次の先生の授業をもらうからと
突然の延長決定に思わず、それでいいのかと苦笑い。
結局、2時間使ったにも関わらず、
成果は、いまいち。
先生は、このクラスでTTは初めてだから、
こんなもんだよと、けろっとした感じ。
なぜか、この学校では、いつもこう。
子どもたちは、私を好いてくれるのですが、
成果が予想以上に上がらない。
南アの子どもたちの学力の低さをなめちゃいけません。
今日は、疲れました。
とりあえず板書の写真を載せておきます。
まず左側。
「1g≒R1コインのおもさ」
「1㎏≒スクール靴のおもさ」と
少しでもイメージが残るようにと教えました。
効果が上がるかどうかは、後日確認します。
次に右側。
目盛りの読み方の説明。
これは、相当苦しみました。
そして、最後に答え合わせ。
正答率の低さは、予想以上でした。
また、フォローをしないといけませんね。
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いろんな学校、いろんな先生と
授業案を考えていくわけですが、
今日もまた別の学校、別の子どもたち。
今日のテーマは、
『体重計の目盛りを読むこと』。
この国の(この地域の)子どもたちは、
体重計にのったことすらない子がたくさんいます。
体重計は、街でも売っているのですが、
よほどのことでもない限り、買うこともありません。
以前、FETという職業訓練校で活動している先輩隊員の方から、
「この国の生徒は、電流計や電圧計の目盛りの読み方が分からないし、
時計すら読めない」とご指摘された通り、
そもそもこの国の子どもたちは、
目盛りを読んだこともありません。
南アの教育課程では、
ちょくちょく数直線から数字を読み取るという問題がでますが、
これは、かなり出来が悪いと言わざるをえません。
そんなことを考えながら、
どうやって目盛りを読めるようになるかを考えながら、
先生とそれなりに授業のコンテンツを考えました。
先生は、
「うちの学校、体重計とかおもさを測るものないから」と
嘆いていましたが、
たしかにないんですよね、学校には。
ただ、南アの場合、お金はあるから買えばって思うんだけどね。
要は、気持ちの問題でしょう。
ってまた話が横道にそれました。
というわけで、
私は、先輩隊員より譲り受けた体重計を持参して、
子どもたちの体重調べ。
一人ひとりに体重計で自分の体重の目盛りを読ませる作業をしようと思ったのですが…
約60人の子どもたちを順番にするには、
1台の体重計だとあまりにも時間がかかるため、
非効率的というわけで、
結局、数直線で教えることに。
この方がいいと、2人で納得したわけですが、
彼らのレベルを甘く見ていました。
想像以上に目盛りを読めない。
計算もできない。
と書いた以上、子どもたちの顔を載せませんが、
ショックをうけるくらい、できません。
時間は、刻々と終わりを告げてしまい、
パートナーの先生は、次の先生の授業をもらうからと
突然の延長決定に思わず、それでいいのかと苦笑い。
結局、2時間使ったにも関わらず、
成果は、いまいち。
先生は、このクラスでTTは初めてだから、
こんなもんだよと、けろっとした感じ。
なぜか、この学校では、いつもこう。
子どもたちは、私を好いてくれるのですが、
成果が予想以上に上がらない。
南アの子どもたちの学力の低さをなめちゃいけません。
今日は、疲れました。
とりあえず板書の写真を載せておきます。
まず左側。
「1g≒R1コインのおもさ」
「1㎏≒スクール靴のおもさ」と
少しでもイメージが残るようにと教えました。
効果が上がるかどうかは、後日確認します。
次に右側。
目盛りの読み方の説明。
これは、相当苦しみました。
そして、最後に答え合わせ。
正答率の低さは、予想以上でした。
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今週は、またBuffelspruit地区の学校訪問。
こうやって週ごとに学校を移っていく
やり方を続けてはや2ヶ月。
巡回も拠点校では、3回り目に、突入しました。
週ごとに別の地区に行くことの
いい面と悪い面が少しずつ明らかになってきました。
いい面
①一週間同じ学校に行くことにより、
継続的な指導補助ができる。
もっと言えば、授業の効果が自分の目で確認できる。
②スケジュール管理が容易になり、
スケジュールの紙の印刷代の節約になる。
③一週間で次の学校に行くので、
前の学校でのいい点を他の学校に伝えることができ、
それで継続的にみることができる。
わるい面
①拠点校以外の学校に行く機会が激減するため、
疎遠になってしまう。
②拠点校で先生たちも慣れてくる反面、
私に対する対応がだんだん粗雑に…
つまり、来てくれてありがとうってだけになって、
授業補助のなかみがだんだん薄まっていく。
③一週間ごとに回っているため、
次にその学校に戻ってくるまでに、
1ヶ月くらいたってしまい、間延びする。
いろいろと問題点がでてきていますが、
とりあえず、今年は、あと1ヶ月で、おしまい。
12月初旬に、年度末がやってきます。
来年は、どのような活動形態をとりましょうか。
いまからいろいろ考えてみます。
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こうやって週ごとに学校を移っていく
やり方を続けてはや2ヶ月。
巡回も拠点校では、3回り目に、突入しました。
週ごとに別の地区に行くことの
いい面と悪い面が少しずつ明らかになってきました。
いい面
①一週間同じ学校に行くことにより、
継続的な指導補助ができる。
もっと言えば、授業の効果が自分の目で確認できる。
②スケジュール管理が容易になり、
スケジュールの紙の印刷代の節約になる。
③一週間で次の学校に行くので、
前の学校でのいい点を他の学校に伝えることができ、
それで継続的にみることができる。
わるい面
①拠点校以外の学校に行く機会が激減するため、
疎遠になってしまう。
②拠点校で先生たちも慣れてくる反面、
私に対する対応がだんだん粗雑に…
つまり、来てくれてありがとうってだけになって、
授業補助のなかみがだんだん薄まっていく。
③一週間ごとに回っているため、
次にその学校に戻ってくるまでに、
1ヶ月くらいたってしまい、間延びする。
いろいろと問題点がでてきていますが、
とりあえず、今年は、あと1ヶ月で、おしまい。
12月初旬に、年度末がやってきます。
来年は、どのような活動形態をとりましょうか。
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