虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

味はそうでもなかった

2012-02-02 12:54:20 | 南ア-情報-

日本に一時帰国する前後から
当ブログの更新頻度が著しく低下しています。

記事のネタがないこともないのですが、
活動終盤にさしかかり、ブログの記事を書いている時間があまりないからです。

南アでの活動もあと2ヶ月ほどとなりました。

最後のひと踏ん張り気合を入れて書いていきたいと思いますので、
応援よろしくお願いします。

さて、今日のテーマは、飲み物です。

前から何度か書いていますが、
南アで売っているコールドドリンクは、「炭酸飲料」か「ジュース」です。

炭酸飲料は、コーラをはじめ、ファンタ、スプライトなどの定番に加えて、
炭酸水に特定の香りと味をつけたFlavouredDrinkが多いです。

ジュースは、果汁100%のものをはじめ、
フルーツの香りがするジュースが主流です。

そのなかで、先週、次の味を見つけました。

その名も「BerryNice」。
いちご(strawberry)を中心としたベリーテイストのジュースです。

早速、購入して飲んでみたのですが、味は、そうでもありませんでした。
南アによくある、味の薄い安っぽいジュースでした。

というわけで、
今年も私は、家から「麦茶」を持参して学校に通っています。


加藤さんのレストラン

2012-01-19 22:14:48 | 南ア-情報-

今日は、Bloemfonteinで見つけたレストランについて。

Bloemfonteinのなかでひときわ目立つ場所に、
一件のレストランを見つけました。

その名も「Mr.Kato」。

気になったので、なかに入ってみると、
日本人らしき人はいず、やや残念。

店員さんに聞くと、オーナーが中南米の方だと聞きました。さらに残念。

「本当に中南米に加藤さんがいるのか?」と思いつつも、普通にハンバーガーを注文。

それがこれ。

普通においしかったです。

みなさんもBloemfonteinに来た際は、ぜひお立ち寄りください。


南アの高速バス会社

2011-12-07 13:48:06 | 南ア-情報-

他のアフリカ諸国隊員とは違い、
自動二輪のバイクなどの貸与のない南ア隊員にとって、
乗合コンビかタクシーが足代わりになりますが、
長距離移動では、コンビが使用できず、高速バスか飛行機になります。

そこで、今日は南アの高速バスの話をします。
(飛行機会社についてはこちら)

南アを走る高速バスは、いろんな会社があるのですが、
大手としては、以下のものが挙げられます。

・Intercape(インターケープ)
私たちマレラネ隊員が上京する際、一番利用する高速バス会社。
他会社に比べて比較的時間に正確なので、評判は悪くない。
SleepLinerという名の夜行バスもある。2階建てバス。

・Greyhonnd(グレイハウンド)
こちらもマレラネ-プレトリア間は利用可能。
大手に違いないが、たび重なる到着時間の遅れのため、最近は利用せず。
もしかして相性が悪いのか?!他地域では割と高評価。
系列にSkyliner(スカイライナー)がある。2階建てバス。

・Translux(トランスラックス)
こちらもマレラネ-プレトリア間で利用可能。
私もこの区間過去1度だけ利用あり。
隊員としては、リンポポ州に行く際に用いることが多い。2階建てバスではない。

・CityToCity(シティトゥーシティー)
Transluxの系列バス会社。Transluxより停留所が多く時間がかかるが、安価。
またかなり地方でも運行しているので、
Acornhoekにいる隊員が上京の際に利用している模様。
こちらもマレラネ-プレトリア間で利用可能だが、
JICAからは他地区での利用はあまりお勧めされていない。

・Citybug(シティバグ)
Nelspruitに本社のある、白人経営の高速コンビ会社。
私も過去一度利用したことがあるが、
高速バスというより乗合コンビといったところか。
Nelspruit地区の隊員以外はほとんど利用しない。値段やや高め。
ジョバーグの国際空港までの直通便があるのは、うれしい。

・SARoadlink(SAロードリンク)
こちらもマレラネ-プレトリア間でも利用可能。
上記のバス会社に比べて、値段は一番安いが
よく飲酒運転で交通事故を起こすで有名になってしまった。
そのため現在、JICAからは利用禁止の指示を受けています。
ただプレトリアに上がる際、唯一ジョバ―グを経由しないメリットもある。
※当然私は利用したことがありません。

他にもいくつか高速バス会社があるようですが、
今回は主だったものを紹介しました。

我々マレラネ地区の隊員は、
他地域に比べて、いろいろなバス会社を利用できる分、得した気分ですが、
南アは、何かにつけて交通事故が多い国だけに、気をつけないといけません。

隊員によっては、
プレトリア~ケープタウンというほぼ丸一日コースで、
高速バスを利用する強者も存在しますが、
これだけの長距離区間であれば、やはり飛行機をお勧めします。


いま注目度No.1の南ア人歌手Zahara

2011-11-04 20:08:11 | 南ア-情報-

今日は、最近南ア国内で
注目度が急上昇している歌手Zaharaを紹介します。

最近、コンビのなかで、よく聴く歌があるなあと思い、
誰の歌なのだろうかと思っていた矢先、
テレビでたまたまその歌手が出ていたことで知りました。

その歌手の名前は、Zahara。

Xhosa族出身の23歳のシンガーソングライターで、
今年8月末にデビューアルバム「Loliwe」を発売したばかりですが、
そのアルバムが発売72時間以内に完売して大ブレークしたそうです。

さっそくですが、私も購入。

このアルバムR100(約1000円)ですが、
私の任地の黒人たちにとってこの価格はかなり高いため、
私の任地の人たちの多くは、携帯でダウンロード購入しています。

聴いた感想ですが、まあ聴きやすいアフリカンな歌でした。

残念ながら私のお気に入りには入らないかなぁ~と言った感じです。
※私のお気に入りの歌手については、また後日、書きます。

前にも書きましたが、
アルバムのタイトルにもなっている『Loliwe』という曲は、
ほとんど歌詞が同じなので、簡単に覚えられるので、
興味のある方はぜひ一度ご視聴ください。
(そのときの記事はこちら)


日出ずる処から日出ずる処へ

2011-11-03 05:16:47 | 南ア-情報-

前にも書いたかもしれませんが、
私の任地のほとんどの小学校の屋外の壁に、
写真のような世界地図が描かれています。

日本でよく見られるような世界地図とは異なり、
ヨーロッパとアフリカが中心にあります。

この地図を見ると、
彼らにとって日本と言う国が
いかに遠くに位置しているかは一目瞭然ですね。

この地図を任地の先生たちと眺めていると、
「日本とアメリカは近いでしょ?」と言われます。

たしかに、近く見えなくもありませんが、
実際は遠いというと、びっくりします。

地球儀はめったに見かけないので、仕方ないのかもしれませんが。

さて、今日のタイトルに書きました「日出ずる処」ですが、
これが日本を意味するのは、当ブログをご覧の方はご存知かと思います。

「日本」を英語で、「Japan」といいますが、
実際に「Japan」と呼ぶのは、郷ひろみくらいで‥(冗談です)、
日本語では、「Nippon」というと教えると、たいていの南ア人は、不思議がります。

そうすると、たいていどういう意味だと聞かれるので、「日出ずる処」と教えます。
(もちろん英語です。)

そのとき、前述の世界地図が役に立ちます(再掲)。

太陽が東から上がることがこの地図だと容易に分かるからです。、
(東の端に日本が位置しているため。)

実は、私の住むムプマランガ州のムプマランガも
「日本」と同じ「日出ずる処」という意味です。
(南アのなかで最も北東にあるからです。)

したがって、私は、日出ずる処から日出ずる処へ来たことになります。

日本とムプマランガ州の名前には意外な共通点があることが分かり、
親近感がわくので、今日も私は、この地図の前で、子どもたちに話をしました。