虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

54席の椅子に65人

2010-11-27 22:56:24 | アンケート・募集など
今日は、
平成22年度秋募集の途中経過の話。

今回の秋募集で、
私の相方と後任の募集が出ているのは、
本ブログでも再三行ってきましたが、

職種別の応募状況が
今週水曜日(24日)に明らかになりました。

平成22年度秋募集職種別応募状況(2010.11.18現在)

志願者数の多い職種TOP10をみると、

村落開発普及員    446人(6.46倍)
青少年活動      314人(8.72倍)
看護師        101人(2.10倍)
理数科教師      100人(1.25倍)
日本語教師       96人(3.20倍)
PCインストラクター  73人(2.92倍)
小学校教諭       65人(1.20倍)
環境教育        63人(2.63倍)
ソーシャルワーカー   39人(3.90倍)
幼児教育        37人(1.48倍)

私の職種、小学校教諭は、
54席の椅子に65人

倍率は、約1.20倍。

全体の2.38倍のため、
小学校教諭志願者には、
かなりの広き門となりました。
(TOP10のなかでも最も低倍率でしたし。)

やはり教員免許が必要な職種ですし、
秋募集は、現職教員が受験していませんので、
当然と言えば、当然ですね。

1次試験の結果が出るのは、
12月15日。

さて、この中の何人が
2次試験に進むことができるのでしょうか。

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学年末試験の採点業務

2010-11-27 21:20:52 | 南ア-学校-
今日は、学年末試験の採点業務の話。

今年の学年末試験は、
はじめて州内の統一テストとして、
リージョナルオフィスから届きました。

問題用紙が入ったCD-Rは、
初日の前日に届き、
その後は、各教科が行われる前日に、
そのファイルを開けるパスワードが教えられました。

そのため、停電などで印刷が間に合わず、
試験時間を遅らせるなどの措置が取られることもありました。

また、試験が不正なく適正に行われていないかをチェックするために、
教育省からお役人もきました。

それは、前にもブログで書きましたね。

そこまで徹底して不正を防止した今回の試験。

だれが採点するのかとふと疑問に思い、
先生たちに聞くと‥

採点するのは、各学校の先生たちだそうです。

え、そうなの?

まあ○つける数は、膨大な数になりますからね。

各学年全10教科、しかも毎日1教科ずつ。

○をつける先生も大変。

とある学校では、先生たちが協力して、
その日あった試験を○付けしていました。



一応、メモランダムと言う名前の
州教育省からの模範回答があるのですが、

これでも生徒の点数が正確にでません。

理由を挙げると、

①教育省からきた模範解答の答えが間違っている。
→これが一番の問題。

②そもそも配点があっていない。
→これもどうしようもない。

③先生たちが正しく○付けられない。
→これで生徒の点は見えない力で上下します。

さらに前述の学校にいたっては、
先生たちが分担したせいで、採点基準がばらばら。

これでいいのでしょうか。

運悪く点数が減ってしまった生徒がかわいそう‥。

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