虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

今年度第1回ワークショップ

2012-01-31 23:29:35 | 南ア-ワークショップ-

今日は、今年度はじめのCI主催のワークショップが行われました。

昨年の最終タームはワークショップが開催できなくなってきたため(詳しくはこちら)、
約4ヶ月ぶりの開催となりました。

内容は、今年度の授業のあり方やクラスター代表者の決定など、
かなり事務的な内容でしたが、
後輩隊員の赴任日が来週に近づいてきたいま、有意義な時間となりました。

初めてワークショップに参加してから約2年。
いまはほとんどの教師の顔を知っていることもあり、
帰国が近づいてきたことに、少し寂しさを感じました。


素因数分解-Gr.7-

2012-01-31 22:54:32 | 南ア-算数-

今日は、素因数分解の授業を行いました。

「素因数分解」は、
二本松訓練所で語学訓練を受けていたときにも模擬授業で取り組み、
南アに来てからも何度か授業した思い出の単元です。

かれこれ10回近く教えているのではないでしょうか。
(いろんな学校を巡回して教えているため。)

基礎計算が苦手な南アの子どもたちには、
素因数分解以前に割り算でつまずく場合が多いのですが、
じっくり先週からじっくり時間をかけて教えてきたので、
ある程度、わかってくれたように感じます。

またふりかえりをノートで確認していきたいと思います。

写真は、こっちで一番良く一緒に授業をした先生です。
サッカーの南ア代表BafanaBafanaのユニフォームを着ています。


マレラネの小学校訪問

2012-01-27 19:20:15 | 南ア-学校-

今日は、私の後任隊員と新調整員の方が、
私の配属先に挨拶に来られました。

今回は、挨拶だけで、正式に赴任するのは、2月上旬です。
(私が任地を去るのは、4月上旬。)
それまでに私の活動も再度、軌道にのせておきたいです。

さて、その後、
私はマレラネの小学校を訪問しました。

この学校に訪問するのは、約1年半ぶり。
かなりの期間が空いてしまいました。

それでも校長をはじめ、何人かの教師が覚えていてくれました。

この学校では、
何人かの子どもたちに「折り紙」と「糸電話」を教えました。

 

マレラネは、私の家から遠く、朝早くの交通手段がないため、
なかなか訪問できない状況なので、おそらくこれが最後になるかと思いますが、
貴重なひとときを楽しく過ごせました。


学校統廃合問題、決着は‥

2012-01-26 03:06:49 | 南ア-学校-

昨年来、何度か報告してきた、
我がサーキットオフィスの学校統廃合問題ですが、
(詳しくは以下のリンクを参照下さい。その1その2その3)
今年に入って大きく進展があったので、報告します。

前回保護者を呼んでおきながら、
説明会に来なかった州政府のお役人たちではありましたが、
その後、提案を拒否する保護者を無視して、強硬に話を進めていきました。

州政府からの提案(リンク3より再掲)
①現在の小規模校を廃校して、一つの大きな学校に統合。
②新たな学校は、全寮制。食費、寮費は、州政府負担。
月に一度の自宅までの送迎がつく。
③新学校は、来年1月より運営開始。

新年度初日、
各FarmSchool(農村小規模学校)に教員が行かないように指示して、
新学校の運営を予定通りにはじめました。

この国の子どもたちは、学校登録制なので、
日本のように自動的に学校があてがわれません。

そのため、一時的に
子どもたちが学校にいけない(登録できていないので)事態が発生しました。

結果、保護者たちは、現状を打破するには、
不本意ながら受け入れる以外に方法がなくなりました。

ただ、もともとFarmで働いている

低所得者の保護者の方が多いため、
一部の保護者が子どもを学校に通わせることができなくなっているようです。

さて行政側はこの現状にどう対応するのでしょうか。

新学校が私の所属するCircuitではないので、
今後、情報が入りにくくなるのは、少し残念です。


2年生には早すぎたみたい‥

2012-01-24 23:21:01 | 南ア-算数-

昨年度よりはじめている、
基礎計算力向上プロジェクト(勝手に命名)ですが、
覚えておられるでしょうか。

忘れたという方のためにリンクを貼っておきます。

さて昨年は、3年生を中心に行いました。

2年生、1年生対象でも一部行なったのですが、なかなかいきませんでした。(詳細は後日)

ただ帰国を前にして、
なんとか1・2年生対象にできないかと思い、
今回、いつもの学校ではじめてみることにしました。

その前に、いつもの百ます計算テストで腕試ししました。

今回は、低学年ということもあり、下のようなAbacus(そろばん)や計算用紙の使用を認めました。

結果は、来週以降分析した上、また当ブログで紹介する予定です。
お楽しみに。