虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

南ア全隊員で行うHAPPY SCIENCE DAY-サイエンスショー編-

2010-05-22 19:06:23 | 南ア-日本文化紹介-
私の任地の学校で行った、南アに現在在籍する全ての協力隊員で実施した
一大イベントHAPPY SCIENCE DAYについて紹介する企画。

第4回は、サイエンスショー編です。

今回のメインイベントにして、
南アにしかない職種『科学』隊員の腕の見せ所となるサイエンスショー。

日本ではたくさんある科学館も、
ここ南アでは、限られた場所にしかありません。
(あるところにはあるのが南アのアフリカっぽくないところ‥)

この地域の学校には、充分な実験器具がありません。
(あるところには充分すぎる器具がありますし、
正直のところ、予算的に買えなくもないのですが)

そのため、理科の授業で実験をみせることがほとんどできません。

また、実験器具があっても
その具体的な使用方法や子どもたちに説明するための十分な知識がなく、
活用されていないケースもあるようです。

さて、本題のサイエンスショーへ戻します。

今回も前回同様、
物理系、化学系を中心に10種類前後の実験を見せていただきましたが、
どれも子どもたちを魅了しました。

特に目に見えないものを見えるようにするという科学の試みは、
子どもたちのみならず、学校の先生方にとっても
勉強になるものでした。

ショーの後、先生方から理科に関する質問を受けたことは言うまでもありません。

今日の写真(1枚目)は、
フェノールフタレイン液を使用して、
溶液の色が変化するという簡単なものでありますが、
これも科学隊員にかかれば、とても興味深い実験に変わります。


2枚目は、実験に使用した器具の写真です。
どれが何に使ったかわかりますか?


科学隊員は、見せるのが本当にうまいので、
私もこれからの授業の際に、真似していきたいと思います。
ありがとうございました。