虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

2010年サッカーW杯南アフリカ大会に向けて-part6熱狂度-

2010-05-13 23:59:33 | 南ア-W杯-
現地南アフリカから協力隊目線でお送りしているW杯情報。

第6回のテーマは、「熱狂度」です。

ここ南アで開かれる2010年ワールドカップですが、
日本での盛り上がり度は、いかがでしょうか?

南アは、当然のことながら連日テレビで
ワールドカップ関連のニュースやCMなどが流れていますし、
2010年=ワールドカップといっても過言でないでしょう。

国全体の威信をかけて行うわけですから、
さぞかし盛り上がっているでしょうとお思いでしょうが、
実は、黒人と白人で盛り上がり方が大きく違います。

ここ南アは、アパルトヘイト時代から黒人と白人で行うスポーツが違います。

白人たちは、クリケットやラグビーが一番人気のスポーツです。
黒人たちは、サッカーが一番人気です。

つまり、サッカーはこの国では、黒人向けスポーツです。

というわけで、黒人さんたちは、とてもサッカーに盛り上がっています。
連日、BafanaBafana(バファナバファナ、サッカー南ア代表の愛称)のシャツを
着ている人たちを見ますし、大人も子どもも盛り上がっています。

もちろん白人さんたちも盛り上がっていますが、
こちらは、試合に興味があるというより、
ビジネスチャンスに興味があると言えます。
(あくまで私個人が感じたことです、事実とは限りません、あしからず。)

どちらにしても
この国でワールドカップを行うことは、とても興味深いですね。

最後に一応書きますが、ラグビーにもたまに黒人の選手もいますし、
サッカーにもたまに白人選手もいます。

今回の写真は、
先日も紹介したラグビーの観客たちです。
ラグビーは白人のスポーツを象徴するかのように、
観客は白人さんばかりなのがおわかりでしょうか?

逆にサッカーだと黒人さんばかりになります。