旅つづり日々つづり2

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主要7か国首脳会議の主要って?

2016年05月27日 11時01分22秒 | 社会と政治のこと
今日はサミット。
新聞を読んでいてふと思ったのだけど
主要7ヶ国首脳会議の「主要」って一体なんだろう?
誰にとっての?この7か国の国民にとって?
それとも世界にとって?で、これを主要だと認めたのは誰?
間違いなくこの7か国の人間であることは想像にたやすい。

なんか偉そうだなぁ、と朝からまたプリプリ怒っている私。
サミット=頂上というネーミングもどうかと思う。
自分たちは頂点に立っているってことなのかな。

ふーん。さぞや素晴らしい話し合いがなされているのだね。

もしも「主要」から外されたら「○○のせいだ」「あいつが悪い」「あの国が悪い」と
言い立てるこの国のマスコミの動きが目に浮かぶ。
少し外にでてみるとよく分かるけど、日本のことなんか誰もたいして気にしてない。
私たちの大多数が毎日ソマリアの情勢を追っかけているわけではないのと同じように。
(高野秀行は追っかけているはずやけど)
日本人だけが、日本を世界の中心、もしくはその周辺に位置していると錯覚していることに
気付くためには外にでるしかないのかな。

昔、誰かデザイナーが言ってた。「クールジャパン」なんて言葉、日本人が作り上げた幻想ですよ。
フランスでは誰も言ってない。いいものはいいし、ダメなものはダメ。クールジャパンなんて
言葉を聞くたび恥ずかしいです。って。

主要7ヶ国首脳会議の「主要」にもこれと同じ種類の恥ずかしさを感じるのは私だけ?
決してこの国を嫌いなわけではないけれど。オバマ氏の声は好きだけど。
ヨーロッパにもいつか行ってみたいけど。