この子をご存じの方は少ないと思いますが、
こにょっき、またの名を愚か者と申します。
入店したての頃は、もう少し丸顔で、昨年まで店内にいた、
とびきりの美形猫、ニョッキにそっくりだったことから、この名前がつきました。
でも、ちっとも慣れてくれません。
だーれもいじめたりしないのに、ちょろちょろと逃げ腰で
隠れてばかりで、おやつにもありつけず損ばかりしているので、
愚か者と呼び始めたのは、しもざわです。
食事の時も、びくびくして周りを気にしながらですので、
十分に食べられていないのではと、スタッフの誰もが心配していました。
たまたま!
保護主さんが飼い猫さんのためにプンパのオーダーをご注文されていて、
引き取りにいらしたので、そんなお話をさせていただいたところ・・・・
なんと!!!!!
こにょを迎え入れてもいいと言って下さったのです。
なんて幸運な愚か者、もといこにょっきでしょう。
私たちも頭の下がる思いだったのですが、
そこはどこまでいっても、愚か者、お引き取りの日に
キャリーに入れるだけでも大トリものとなり、
杉の腕にしっかりと咬み傷を残して去って行きました。
ほんとに最後まで、手のかかる子でしたが、
毎日、怖い怖いと思って過ごした日々を忘れて
幸せになって欲しいものです。
いつか、こにょの、ふくふくの顔の写真を見せていただきたいと
スタッフ一同、願っております。