おひさまが年少さんの生活発表会。
これ、私が一番つらかった頃の写真。
アルバムに貼ることができずにいたけど、今なら貼れるかな。
親ばかだけれど、おひさま、お顔は誰よりも可愛かったんだよね♪
幼稚園の生活発表会。
市民会館の舞台の上で、合唱の時は、おひさまの横に付き添ったんだよね。
どうしたらいいのか、この子はどうしたいのか、
何にもわからなかった。
平気な顔して
「はい、私が付き添いますよ。」と先生には言って、
「うん、付き添うことになったんよ~」とママ友には言って、
でも、全然平気じゃなかったな。
お遊戯は、母たちの手作り衣装でさ。
しかも頼まれて、衣装づくりのリーダーしててさ。
型紙つくって、みんなに教えて、可愛いつなぎの衣装ができて。
お遊戯の本番、
練習にも1回も参加しなかったって言われていたし、
衣装、着るには着たんだけれど、
舞台に出すと、他の子の邪魔になったらイヤだな~と思って、
舞台脇のスピーカーの下で、腰を抱いて、
おひさまはスピーカーに手をあててたんだよね。
震えるのが面白かったみたいで、じっとしててくれたんだけれど、
お遊戯が終わって、腰から手をはなしたらピューって走って、
向こうの舞台脇にはけた子どもたちのところに行ってしまって。
その姿を見て、踊れなくても、ここで押さえてないで、出してあげればよかったんじゃないか・・・って、
私はその後、ずっと後悔することになる。
男の子のお遊戯は全然覚えてもいなかった おひさまだけれど、
客席で一緒に見ていた、女の子のお遊戯のときは、
立ち上がって通路で完璧に踊っていてね。
先生にあとで聞くと、
「そうなんです。女の子の見学をしているときはよく踊ってたんですよ。」なんて言われてて。
夫と、
「覚えられないとか、(身体的に)踊れないとかじゃないんよね、
気持ちの問題なんやね。」
って言いながら、私は泣いて、
自閉症って障がいは、難しいな。
そりゃ周りにも理解されないよな・・・って思ったんだ。
今思うと、
だから、本人の気持ちを支えればいいだけ なんだけれどね。
某Sチャイルドアカデミーとか、療育センターのOTとかSTとか、思いっきり行っていたんだよ。
治るなら、いくらかかってもいいと思ったもん。
治したかったもん。
小学校も普通級じゃないと!!って、
そうじゃないとこの子は幸せじゃない!!って思ってたもん。
全部、私の差別の心。
絶対戻りたくない時代。
でも・・・私の後姿は今より細くていいな・・・。