僕とわたしの歩く道

日々のいろんなことを。。。

凹んだ話の続き・・・

2008-12-11 21:09:25 | トラブル対応
小学校では、毎日日記を書いてそれに保護者がコメントを書き、先生も一言書いてくださいます。

おひさまが「Iくん ごめんなさい。もうおしません。」
のお手紙を渡した男の子、

その日の日記のお母さんからのコメントに

「おひさまくんからお手紙もらってうれしかったね。
 おひさまくん、もうきにしないでね。ずっとお友だちだよ。」

って書いてくださったいたそうで・・・ウルウル。

寒い季節に、人の暖かさが身にしみております。

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かなり凹んでおりました・・・

2008-12-09 22:09:12 | トラブル対応
学習発表会、舞台に立つおひさまは緊張の表情だったのですが、
歌いはしないものの、横に揺れてリズムをとり・・・

頑張ってたんだと思います。
朝から走って学校に行ってたし、いっぱいいっぱいになってたんだと思います。

15分の体育館舞台での合唱。
途中で、隣の隣の男の子のことを押してしまいました。
その後、ななめ前の男の子のことも。

倒れることもなく、2人ともそれでも何もなかったように一生懸命歌っていました。

「リハーサルのときまで、全くあんなことなかったんですよ。
 人もいっぱいでテンションがあがってしまったんでしょうね。
 でも、僕から離れて聞くときも聞けていたし、頑張ったと思います。」

特学の先生はおっしゃりました。でも、私はおひさまの行動が許せませんでした。

自分がパニックになったとしても、人に向かうことはいけません。
障害があろうと関係ありません。

一生懸命歌っていた男の子たちに申し訳なくて申し訳なくて、
おひさまにビデオを見せて話して、2人で大泣きしました。

そして、押してしまった2人にごめんなさい。のお手紙を書きました。

振り替え休日が終わって今日、2-2の担任の先生からもお電話いただきました。
おひさまが朝の会の時、クラスメートに渡したこと。
私の気持ちを思うと、もう心痛くてと、
悪いってことをわかってても、してしまうことがあって、
それは皆でもあることだよねってこと、
家でもお母さんとお話して、
頑張ろうって思ってるからね、ってことを話したことを聞きました。

なんだか、折りしもの千葉の事件とも勝手に気持ちがシンクロしてしまって、
えらく凹んでしまったここ2日。
夫と一緒に見てたら、ここまでなかったんだろうなあ・・・
来年からは何があっても必ず休んでくれ~と懇願しました。

相手のお子さんにも個別でフォローしました。
一緒に支援していきましょうねという、先生のお言葉でやっとこ少し立ち直りました。

ハルヤンネさんの「はじめの一歩はいずこから上下」を読んで、おひさまの支援も見直していこうと思います。




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みんなちがってみんないい 学級通信より

2008-09-24 08:37:53 | トラブル対応
とってもとっても嬉しいことがありました。

2年2組の学級通信。以下、一部抜粋しています。

参観ありがとうございました。
~~保護者の皆様にも参加していただく授業で、道徳「友だちとの違いを認め合う」の学習をしました。この授業では、人にはそれぞれ違いがあるが、それを個性として認め、同じ人間としてだれとでも仲良くしようとする心情を子ども達に育てたいと思い、授業を仕組みました。~~

(授業内容はクラスの1人1人の良いところをアンケート結果から発表し、
 良いところは33人全部違うことを意識させ、
 その後民族の違う4人の写真と自分達の違うところ、同じところを子どもたち、保護者の順で発表し、いのちがある、笑っている、同じ人間 
 といった内面にも目を向けさせ、その後、「みんなちがってみんないい」の金子みすずの詩を紹介といったものでした。)


子どもたちの感想
○みんなそれぞれちがう。同じところもちがうところもいい。
○人はちがうところがぜったい一つはあるんだなと思いました。でもみんな同じ人間 
~~
保護者の方の感想
○全く同じ人間もいないし、全く違う人間もいません。違っているところも「すばらしい」同じところも「うれしい」と思える心が大切だと思います。
人間性の違いも「面白い」「新鮮」と思える姿勢ってすてきですね。
改めて色々なことを考えさせてもらいました。
~~

みんなちがってみんないいって大きく書かれた周りにハートに貼られた子どもたちの写真と金子みすずの詩のポスター(先生手づくり)の写真

全員の良いところの紹介の写真
(おひさまの良いところアンケート結果1位は「みんなにいろいろなことを教えてくれる」でした。スライムやたこやきが効いてます。)

そして、2年2組の大切な仲間たち
って書かれた下に教室で撮ったクラスの集合写真

この写真がね おひさまくん一番前の真ん中でした!

皆がグ~のポーズなのに、おひさまはグーだけど、
皆が体操座りなのに、おひさまはあぐらだけど、
真ん中で1人で(特学担任、担任の先生は両端)皆に囲まれて写っているこの集合写真を見て、もうね、私、感無量。

大事にされてますね、おひさまくん。
まさにおひさまの上靴事件があったからこその授業ですものね。

小学校って、嫌なことが起こっても、真摯に対応していたら、とっても素敵なことになって戻ってくるなとこの1年半で実感しています。
人生もそうでしょうね♪

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授業参観&懇談会

2008-09-18 08:21:23 | トラブル対応
ううう・・・胃が痛いぃ・・・

昨日の授業参観は全校で道徳の授業です。

2-2のテーマは「ちがうところ、おなじところ」って、まさにおひさまがいるからこそ組まれたテーマ。

特学担任は「2-2で道徳を受けるか、特学で学習するかはおひさまくんに当日決めてもらいましょう」なんて太っ腹なことをおっしゃって

正直、私としては、授業参観は特学でが嬉しいです。変な汗かかなくていいし。
だから「最初から特学でも、途中から特学に行ってもなんら異存ございません!」
ってなことを連絡帳には書いておきました。

1年生の道徳の授業参観は、すぐ立ち歩いて見に来てた教頭先生に「抱っこして~」なんて言って、5分で特学に行ったんだよね。

なのになのに、チャレンジャーなおひさまは「2-2にいる」をチョイス

さてさて今年はというと、

はい!よく頑張りました!

まあ、もしおひさまが健常児ならはったおしますがね

きちんと席に座り、引き出しから自由帳だして絵を描いて、
配られたプリントに名前を書いたら、裏返して絵を描いて、
1人1人の良いところ(子どもたちへのアンケート結果)で先生が名前呼んだときくらいよね、前向いてたの。

でも、声を上げるわけでもなく(小声で少ししゃべってはいたんだけれど)、周りの子にちょっかいだすわけでもなく、まあ、おひさまを気にして見ない限り、目立つことなく(ここが重要!)、
30分近く(今回55分授業だったんだよね)席に座っていたのには、すごいわ~成長したわ~と思いました。

私が娘のところを見に行っている間に、「特学に行きます」って選んだらしくってね。
特学での学習は、席についてしっかり取り組めていて、ウルウル・・・

1時間のスケジュールも1日のスケジュールも巻物カレンダーもばっちりある環境で、おひさまはとても落ち着いて学習しています。すばらしいわ先生
ハルさん、ありがとう(私、毎年、年度初めにハルネットを利用させていただいています)

さてさて、参観終了後、おひさまをヘルパーさんに引渡し、

今回もう1つ私の胃を痛くするできごと・・・

それはね、2-2の懇談会でおひさまの上靴のことをお母さん方にお話されるということ。

悲しい出来事

前日に2-2の担任の先生から話してもいいかどうか確認のお電話をいただきました。

先生から、ブログに書いたとおりのお話があり、
「今日はおひさまくんのお母様も出席いただいて・・・」と話を振られる私。

そう、こうくるかなあとは思いつつ、何かばっちり原稿があるのもおかしいだろうって、準備してなかったんだよね。

「学校はもうきちんと対応してくださって、大変感謝していて、
 2年生の子どもたちはいつもおひさまに、優しく接してくれていて、
 これもひとえにお母様方がおひさまを暖かく見守ってくださっているおかげだと感謝しています・・・」

とまるで地方議員の当選のときのようなことを言ってしまい、

「それだけに、今回のことは悲しかったんですが・・・心痛めてくれたクラスメートも多くて、2年生は本当におひさまに・・・」

とまた振り出しに戻り、

「ただ、これからもっと子どもたちもおひさまとの違いを感じるでしょうから、
今日の授業ではないですが「みんなちがってみんないい」ってわかっていってくれたら嬉しいなと・・・」

と、教室にでっかく貼られた「みんなちがってみんないい」を書かれた周りに子どもたちの写真が貼ってあるものをどうにか組み込み、(金子みすずの詩もあったよ。今日の授業のために作ったのねっ。先生

「私も、おひさまの様子、子どもたちの様子、目を光らせて見ていこうと思っていますので、どうぞよろしくおねがいします。」

とやっとこ軌道修正してお話しました。

途中「優しさをもらってるのは、うちの子たちのほうなのよ。お母さん。」なんて言ってくださるお母様もいて、

おひさまについて年度初めにお話するときは、原稿もあって、もう結構平気だったんですが、やはり涙うるうるで声がうわずってしまいました。

はああ疲れた。

ってことで、この話が終わるとオアシスを求め、娘の懇談に行き帰る途中、

2-2の担任の先生と会うと、

懇談会後半、お母様方から一言の時に、とっても自分のことのように考えてくださったお母様がいらっしゃって、

「今回のことはとっても悲しいことだけど、自分の子はしてないから関係ないじゃなくて、私たち皆で自分の子だけじゃなくて、子どもたちは皆で見守って育てていきましょう!!!おひさまくんと一緒に学校生活を送るなかで、皆一緒に成長していくんですから!!!!」

なんてことを熱く話してくださったらしくて、
満足の懇談会だった様子。本当にありがたいことです。めでたしめでたし。

なんだかとっても長文。
次回からはもっと短くにまとめますね(^^)

やっぱりおひさまのことを話すと涙がでるわ。まだまだだわね~という私に
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悲しい出来事のその後

2008-09-09 16:29:26 | トラブル対応
悲しい出来事①
悲しい出来事②

のその後の報告を今日、2年2組の担任の先生から受けました。
「遅くなってすいません。」って
いえいえ先生、金曜日も急いで帰ったし、昨日はヘルパーさんが迎えだったし・・私のせいですから

事実関係に関しては、その日にも月曜日にも話したらしいのだけれど、
先週木曜日、学年指導という形で、2年生全員(といっても2クラスだけどね)集めて、話をしたらしい。

落書きをされた人はどんな気持ちになるのか。
その家族もどんな気持ちになるのか。
自分だったら・・・どうする?どんな気持ち?

そういう形の攻撃はとても卑怯なこと、
けんかして、嫌なことがあったとしても、そんな形で表すことは絶対いけない。
何かあるんだったら、友だちにでも先生にでも話してほしい。

こんなことが2度と起こらないようにするためにはどうしたらいいのかな。

・・・というような話。

名乗り出てほしいって言ったんだけど、やはりそれには誰も手を挙げなくて。

おひさまに関しては、スライムやたこ焼きなんかもそうだけれど、おひさまくんがいることで色々なことを感じることができて、2-2の子どもたちはとっても喜んでいて、音楽や体育なんかでおひさまがいないと、
「先生、おひさまくんがまだ来てないよ!!」って、待ってる子がたくさんいて・・・なんて話を聞いて、

2年1組の先生まで来られて、
「本当に申し訳ございません。学年全体できちんと取り組んでいきますので。」と頭を下げられた。

私「はい、おひさまが先生方や同級生から大事にされていることは、日ごろの様子をみて、本当にわかっていますので。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」

とね。大人な対応よね♪私。

子どもたちに、おひさまだから何しても何言ってもいいみたいにだけは思ってほしくない!って思ってて、
本人もだけど、家族がどれだけ傷つくのかを伝えてほしいって思ってたから、
もうこの件はこれでOKよね。

小学校全体としても、おひさまというより、落書きなんて卑怯だ!ってことと、みんな違ってみんないいってことを、今、パラリンピックも行われているし、指導していくことになったらしい。

何か起こったら、そこから皆が学んでいく。
そうした姿勢がある小学校であることに感謝♪

それにしても、たった1週間ちょっと前のことなのになんだか遠いことだわ~
日々、充実してるってことね(^^)






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悲しい出来事②

2008-08-30 11:41:23 | トラブル対応
帰り道、一緒の男の子に「どうして校長室におったと?」と聞かれて、
「上靴に落書きされとったんやろ~そのことでお話があったとよ」
と言っていると、

「そうなんよ。俺さ、Yとかおひさまくんと仲悪いけん、絶対あいつと思って聞いたら違うって言いよった。」

「わからないのに疑ったらいかんよ~
 でも、おばちゃんはとっても悲しい気持ちだったよ」

と、話しながら、私・・・おひさまが加害者じゃなかったことで、ほっとして、そんなに腹もたってなかったんだけど、やっぱり悲しくて腹が立つ・・となんだかモヤモヤした気持ちになったのでした。

モヤモヤな気持ちは続き・・・

出張から帰ってきた夫に出来事全てを話しました。

「まあね。そんなことはこれからもっと露骨にいくらだってあることかもしれんし。」
「本人その場で捕まえたなら、お前何?何した?って問い詰めちゃあけど」
「きちんと対応してくれるなら、それでヨシでしょう。ひまわりの言ったんでよかったんじゃない。」

そうよね。そうだよね~と話して、はい、すっきりいたしました。

そう、これくらいのことは想定内っていうか、きっともっともっとあるだろうと入学前から覚悟していたことだったんですよね。
だから私、腹は立つけどそこまでキレてないっていうか・・・でもやっぱり悲しいなあというか・・・

だって先生に謝られても仕方ないんだもの。
きちんと報告し対応してくださる小学校には感謝だし。
した子には腹立たしいけど、その子の心も大丈夫なのだろうかと思うし。

「そんなことはこれからもっとあるでしょう」なんて言葉は他の人に言われたらキレる言葉です。
絶対障害児の親にむかって言ったらいけない言葉です。
だって・・・どこかでそう思ってたりするから・・・
夫とだと、分かり合えた言葉なんですけどね。

さて、この件、これからどうなるのでしょう。
また報告しますね。

・・・おひさまはというと・・・
「上靴誰が洗ったと?T先生?N先生?」「T先生が洗ったの」
「上靴なくてよかった?いやだった?(何て質問じゃ)」「いややったの」
「おひさまくんはバカじゃないよ。」「はい、おひさまくんはおりこう~(笑顔)」
とこの言葉と笑顔があったからこそ、冷静でいられるんですけどね。










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悲しい出来事①

2008-08-30 11:12:35 | トラブル対応
昨日帰り迎えに行くと、校長先生から
「お母さん、お話がありますので、校長室においでください。」
とのお話。

私の頭のなかは完全、「おひさま何かした?何した?」モードです。

校長室の前でコーディネーターの先生も悲痛な顔。

「何かありましたか?」
「ええ・・・私もどうしてこんなことが・・・夏休みが終わったばかりなのに・・
 詳しい件はT先生が・・・すぐT先生が来ますから・・・
 すぐ、おひさまくんは教頭先生と待っていますから・・・」

ひぇ~おひさま何した!相手があることだよね・・・

T先生が来られて、

「今朝、おひさまくんが来る前に2年生の子が、
「おひさまくんの上靴にバカって書いてあるよ」と伝えにきて、
 見ると、上靴の後かかとの名前の部分にペンでカタカナで書いてあって・・・」

「2年生には、こういう事実があったこと、こんなことをされたらどんな気持ちになるかということを、今日は帰りに話しをしました。」

「改めて、月曜日。事実と、落書きによって傷つく心のこと、おひさまくんの頑張りなどを2年生に話をすることを決めました。」

「写真を撮って、上靴は漂白して消しました。洗っているとき、おひさまくんは「おひさまくんの上靴は?上靴どうなったの?」と不安で言っていたので、それを聞いた子どもたちも感じるところがあったんじゃないかと思うこと。」

「全学年に関しては、今日4時30分より職員会議が行われるので、どういうふうに話していくか、検討する。」

「おひさまくんとお母様に悲しい思いをさせて、本当に申し訳ありません・・・」

というお話を校長先生含め3名の先生からあり・・・

その時私の頭にあったのは、そのことに関する悲しさよりも「よかった~おひさまが人やものを、傷つけたんじゃなくて・・・」とそのことばかり。

「いやあ、おひさまが何かしたのかと思いました(笑)
 きちんと対応していただいてありがとうございます。
 どうぞよろしくおねがいします。」

なんて話して、おひさまが廊下で「おかあさ~ん」と呼んでいたこともあり、
教頭先生にあいさつをして、おひさまと一緒に待っていてくれた同級生1人
と帰宅しました・・・


※注 ちなみに、おひさまが人を傷つけて謝りにいったことは幼稚園年少のときの1度きりです。
なのにね~電話がかかってきたり呼ばれると、すぐ、おひさま何かした??と思ってしまう私です・・・



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おひさまについての授業(2)

2007-06-27 12:04:54 | トラブル対応
「このたびは、○○小学校 全クラスの大変貴重な授業の時間に、息子 おひさまのことをお話しいただき、ありがとうございました。
児童の皆さんに知っていただいたこと、大変嬉しく思っております。

「おひさまさん!」と挨拶してくれるたくさんの子どもたち、おひさまのニコニコ笑顔の様子に、家族皆で喜んでおります。

今回、お話いただけることを話した時、娘が「できないことだけじゃなくて、できることを話してね。」と、また、娘の友人が「おひさまくん絵が上手やん。それも話してあげてね。」と言う言葉を聞いて、ああ、ありのままのおひさまを認めてくれているんだなあと、とても嬉しく思いました。

知的障害をともなう自閉症ですので、他のお子さんのように出来ないことはとても多く、ご迷惑をおかけし、申し訳なく思っております。
おひさまの出来るところや良いところを認め、皆にお話しいただいた小学校のご配慮に本当に感謝しております。

学校見学時にはT先生が「新1年生が入ってくると嬉しいですよ。」と、
就学前検診では教頭先生が「心配しないで入学してきてくださいね。」と、
入学式前には校長先生が「おかあさんはとにかく、何にも心配しないでください。おかあさんが心配したっていいことは何1つありませんよ。」と、
入学してからも、先生方が皆、声をかけてくださったり、お手紙をくださったり、いつもいつも、先生方の暖かい言葉に支えられております。

おひさまは、丁寧にご指導・ご支援いただき、1つ1つ、着実に学んでおり、感心しております。家庭でも、とても安定した生活をしております。1つ1つ、お友だちや先生方に支えられながら、成長していってくれればと、願ってやみません。

本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくおねがいいたします。」

夫との連名で、お渡しした。

会ったときにお礼は何度も言ったし、娘、息子の担任の先生、特学の先生にも連絡帳でお礼は書いたから、いいかなあ・・と思っていたんだけど、
夫から「手紙を書いたことで、はじまったことなんだから、ちゃんとお礼も手紙にしないといけない」と言われて、それはもっともだと(ありがとう、夫)、お手紙書きました。

その昔、ハルヤンネだより自閉症サポートの玉手箱を読んで、ダダくんの先生方にとっても理解された小学校生活に、田舎だからじゃない?とか、理解ある先生と学校っていいよね~とかただただ羨ましく思って、ハルヤンネさんが1つ1つ伝えてきたことになんか考えも及ばなかったんだけれど、

丁寧に丁寧に伝えていくことで、あきらめないでいくことで、理解ある環境は整っていくのだなあと、感動します。

昨日の特学担任の先生の連絡帳には
「プリントも繰り返し繰り返し、同じものをして、解けるようになっていくおひさまくんの頑張りに、自分自身の生き方までも考えさせられます。」
とありました。

おひさまに暖かい小学校は、どの子にとっても暖かいんだろうなあと思うのです。



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おひさまについての授業(1)

2007-06-27 11:24:49 | トラブル対応
気になることがあったとき・・・
気になることがあったとき・・・続き

で書いたように、おひさまの小学校では、全学年全クラスでひまわり学級(特別支援学級)とおひさまについての授業が行われた。
私は資料をお渡ししただけで、内容についてはノータッチ。
気にはなったけど、先生方を信頼してお任せした。

そして、昨日が娘のクラス、娘に事情聴取したところによると(娘よ!しつこ聞いてごめんね)

娘の担任の先生が、
「娘の弟、おひさまくんはひまわり学級で学んでいます。
ひまわり学級のT先生が今日は来てくれています。」と話し、

T先生が、
「ひまわり学級はどのような子が学んでいるところか、知っていますか?」
手をあげる子どもたち。(娘はわかるけど、皆に答えてもらったほうがいいと手をあげなかったんだって)
「皆より遅れている子がいくところだと思います。」
「それはちょっと違うんだよね。
 皆も苦手なところ、得意なところがあるよね。水泳が得意な人、走るのが得意な人(子どもたちに手を挙げさせる。)、
おひさまくんは、勉強面では他の1年生よりできるところもあったりするのだけれど、皆の中で、クラスでお勉強をするのはとても苦手です。」

こんな導入ではじまった。

アンパンマンやキャラクターの絵は何も見なくて上手に描けること(描いた絵を見せて)
ひらがなや数字も書けること
最初は25分かかったひらがなパズルが今では3分でできること
自転車に乗れること
絵の具でも自分で工夫して作品を仕上げていること
1つ1つ頑張って学習していること
(ここでは、おひさまの作品やプリントなどをみて「すげえ」とか「天才やん」とかの声があがって、娘はとても嬉しかったらしい♪)

上手にお話することはできないこと
静かに座ってることは苦手なこと
でもそれもわざと、困らせようとしているわけじゃないこと

からかわれたり、意地悪されたらとても悲しい気持ちになること
優しくしてくれたら、とっても嬉しい気持ちになること、
色々なことをとっても覚えていること

そして、娘の担任の先生から、先生が担任した生徒さんに、とっても過敏な男の子がいたこと、途中、学校に来なくなっちゃったりもしたこと、でも、皆がその子のことを考えて行動するうちに、とってもあったかいいいクラスになったこと。
苦手なことは助け合えばいい、工夫してあげればいい。
それは皆も一緒。

おひさまさんは1年2組。でもこのクラスはお姉さんのつきさんがいるから、1年2組の次に、おひさまさんと近いクラスです。

先生が娘におひさまくんのこと話していい?と聞いたとき、娘が「できないことだけじゃなくてできることを話してください」と言っていました。

というようなことを、話してくださった、そんな授業だったらしい。・・・泣きそう・・・。

最後、感想文に娘は
「先生がおひさまのこと、わかってくれて、お話ししてもらえて嬉しかったです。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」
と、書いたらしい。
保護者のようだ。

娘に見習って、私もお礼状を書いた。





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気になることがあったとき・・・続き

2007-06-09 07:54:49 | トラブル対応
(私から交流級の先生への連絡帳)
 昨日は嬉しかったことがありました。おひさまとでかけて帰ってくると、玄関のドアの外(オートロッこク)に男の子2人、おひさまに身振りと「あけて!」と言っていて、おひさま開けに行ってあげていました。
「おひさまくん何号室やったっけ」と聞くので、私と「何号室と思う??」みたいな会話をしたあと、「○○号室」よ。と言うと、「今度、遊びにいくね!」「ばいばい」と。おひさまも「バイバイ」とニコニコ手を振ってました。朝も女の子2人が「おひさまくん!おはよう!」と元気に挨拶♪先生方のおかげですね。ありがとうございます。

この連絡帳をみた交流級の先生、早速、この子たちを「おひさまくんもおひさまくんのお母さんもとっても嬉しかったんだって」とほめてくださった。

昨日、おひさまと出かけようとすると、また、この男の子たちに会ってね。

「ねえ、おれたちのこと書いてくれたんやろ~」
「そうよ♪うれしかったからね。」
「ありがとう!」「ありがとう。おひさまくん」

別の女の子もね。エレベーターで一緒になって
「あっ、おひさまくん。昨日ね、おひさまくん歯科検診のときに、おひさまくん無理!って言ってたよ」
私「そう、歯医者さんがこわかったんだよ~。教えてくれてありがとう♪ね」

偏見だ!とか差別だ!いじめだ!とか騒ぎ立てるつもりじゃなくて、おひさまくんはおひさまくん、皆と違うところもいっぱいあるけど、それを認めてあげてね。出来ないこともいっぱいあるけど、頑張ってることも出来ることもいっぱいあるんだよ。

私の手紙から、先生方の話合いと校長先生の提案があり、全学年、各クラスで特別支援学級について、自閉症について学習する機会を設けることにもなった。なんかすごい。そう、わかってもらうことしかないんだもの。

このブログのタイトルのもとになってる僕の歩く道でも小日向さん演じる飼育係さんが言ってたじゃない

「正直、大竹(テル)さんには驚いてる。
最初は 一緒に働くなんて絶対無理だって思ってたから。
そばにいる人間がどう接するかで彼の可能性はどんどん広がるんだな。」

そうなのよ。これはどんな子でも言えるけれど、コミュニケーションに障害がある自閉症の子にとっては特にそうなの。

知ってもらう、わかってもらう。そのことで広がる。

どんな授業だったのかは・・・終わったら報告しますね♪

先生には参考にとダダ父通信 同級生へのお話おめめどう「杖の役割」を、お渡しいたしました。





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