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僕とわたしの歩く道

日々のいろんなことを。。。

自閉症児とクッキングぅ♪~お道具編

2010-10-26 09:07:34 | 自閉症児とクッキングぅ


おひさまのお料理道具たち♪

左から、

ピーラー:もう、これですべての皮むきはOKです。リンゴもじゃがいもも上手に剥きますね♪

計量カップ:今は、200よ!とかで量れます(^^)以前は、ここまでよ!って細いビニールテープを貼ったりしてました。

油敷き:油を少しフライパンにとかって難しいんですよね。スプーンで入れるのもなんだし。
これでフライパンにまんべんなく塗るっていうのがやりやすいです。卵焼きとか、1回1回卵液を流す前に塗っています。

おにぎり器:これがあれば、握るのは少しできれいな形で作れますから。

包丁:フツウのものです。

真ん中3つは100均ですが、やはり切るものは切れ味が良い方がいいのでちょっと良いもの♪

他にも調味料とかは

お醤油さしに白だしと醤油。
上にシールを貼って、わかるように。
おしゃれ~な醤油さしよりこの入れ物が一番つぎやすくて量が調整しやすいみたいなので。

あと、フライパンはこれを使う!とかボールはこれを使う!とか、
家での料理におひさまが勝手に決めているものもあります。
他の場所では違ってもつくってますけれど。

あっ、忘れてた・・・
一番の必需品!!



いわずとしれたキッチンタイマー。
生活の中でもよく使っています♪

一人でわかるものを使って、一人でできる。
終わったら食べる(ごほうび)。

自立課題やん♪

・・・って、
自立課題のDVDを見て、その大切さはとってもよくわかったけれど、
いまひとつ、課題を作れない私の言い訳です(^^)



自閉症児とクッキングぅ♪~補足 料理は趣味~

2010-10-23 14:22:06 | 自閉症児とクッキングぅ
いただいたコメントを読んで、
ちゃんと書いてなかったなあ・・・と。

おひさまは朝ごはんを作りますが、
自分の分だけを作ります。
他の時の料理も基本一人分。

さすがにカレーとかお味噌汁とかは、家族の分も一緒に作りますし、
行楽弁当を作るときは、からあげとか卵焼きは皆の分作ってくれるかな。

でも、基本的に、焼きそばでも、チャーハンでも、目玉焼きでも、
自分の分だけ。

好きな材料で、好きな料理を作って、自分で食べる。
味付けも本人次第、失敗しても自分の責任。

だから、おひさまの料理はお手伝いではなくて趣味。
もちろん、お手伝い表のシールも貼りません。

だからこそ、続いているんだなあ・・・と思います(^^)




自閉症児とクッキングぅ♪~レシピ編

2010-10-22 08:59:20 | 自閉症児とクッキングぅ
私が視覚支援をはじめるに至った経緯を カテゴリーの視覚支援ことはじめ に書いていますが、
おひさまに目で見てわかるが必要なんだ~!!ってはっきり気づいたのもお料理の時でした。

>ある日、お昼ごはんで焼きそばを作っていると、お料理好きのおひさまは私の横にきて、私が肉とキャベツを切っているときから、フライパンに麺とソースを入れようとして

私「もうキャベツと豚肉炒めてからよ」
おひさま「ソース、入れるの!!」
私「だから!後で!」
おひさま「入れるの!!!」

後でっていってるでしょう(怒)!!!となるところを、ふと、その場にあった紙に書いてみたのです。

①豚肉②キャベツ③塩こしょう④麺⑤ソース できあがり

とひらがなと超簡単なフライパンや材料の絵をそして、「おひさま①豚肉②キャベツ③塩こしょう④麺⑤ソース ソースは⑤だよ。」と。

すると、それまで、「ソース入れるの!!!」とムキになっていたおひさまが切ったお肉をフライパンに入れて炒めだしたのです。そして私と一緒に順番に入れて、最後に「⑤ソースだね」とソースを入れて。

感動でした。
私の言うことはわかってるって思ってたけど、わかっていなかったんだ。
ムキになってるのでも、自分の思い通りにしようとしてるわけでもなくて、わかっていなかったんだ。
こうして、書いて見せて伝えればわかるんだ。
わかるとできるんだ~って。>>


料理のレシピは作りやすいです♪
もともと、手順があるものなので、
あとは、どういう形だったら、自分の子供に伝わるか!を考えていけばいいですから。



これは、おひさまが2年間行っていた、障害児のためのお料理教室でいただいたレシピの一部。



チャーハンでも、こうして1つ1つの手順をわかりやすく写真に撮って、めくりしきになっています。
とってもわかりやすい!!作るのはちょっと大変そうですが。。。

手をつなぐ育成会が発行している(ホームページから買えます)料理本



これは、写真のみのレシピだから、字が読めなくてもわかります。
ただ・・・おひさまはあまり好きな料理がなくて、使えなかったんですけれどね。

私が描くのは↑にも書いたように、
おめめどうのみとおしビッグや4コマメモに手順と簡単な絵です。



ラミネート機さえ持ってないので、ビニール袋に入れていました♪

そして、現在では・・・

まあ、やきそば、カレー、お弁当、卵料理・・・なんていうのは、
もうなんにもなくても、一人で、調味料も目分量で作るようになりました。

市販の料理本や、袋や箱に書いてある作り方 なんかを見たりもしています♪

なんでも、最初はちぃと面倒だけれど、どんどんラクになっていくものだなあ・・・と思います(^^)


自閉症児とクッキングぅ♪(2)

2010-10-20 08:44:38 | 自閉症児とクッキングぅ
本日はお料理をするようになったキッカケ編。

まず、おひさまがお料理をはじめたキッカケなんですが・・・
これがよくわかりません。

まだ、小学校に入る前、
卵を割るとか、キッチンタイマーを止めるとか、電子レンジのボタンを押すとか、
そういうことを自分でやらないと気が済まなかった(こだわりですね~)し、
やきそばとか作ってても、「おひさまくんがする!!」と、うるさかったので、
それならしてもらいましょう・・・と、環境を整えてきました。

なんせ、朝は早起きだし、
夕方は今でこそ、クラスメートのおうちに行ったりもしていますけれど、
ムスメと比べて圧倒的に家にいる時間が長いですから。
食べることが好きな子ですから、待ちきれなかったんでしょうね。
私がお料理しているのが楽しそうにみえたこともあるのでしょう♪

おひさまにとって料理は遊びです。
それが、どんどん、実用的になってきていったんだなあと思います。

お料理もしたいときた時がさせ時です。

でも、
「小さいときに、キッチンとか入ってきたらあぶないから、怒っていたら、もう、全くしたがらなくなってしまったんよ~。
お料理できたらいいなあと思うんだけれど・・・」という友人には、

ごはんを入れるとか、おかずをよそうとか、自分の分を自分で取ってもらうことからはじめたらどうかなあ・・・
カレーのルーをお鍋に入れるとか、焼きそばの最後の青のりをふるとか、そっからでもいいんじゃないかなあ・・・
自分で自分の食べる分が適切につげるようになったら、ブッフェレストランでも放っておけるようになるし、
最後の部分をして「出来たね!!ありがとう♪」だと、お互い気持ち良いし。

なんて話します。毎日のことですからね♪上手になっていくもんです。

では、お料理の環境を整えるって何??ということですが・・・

ズバリ、横で怒りまくらなくていいように・・・
〇目で見てわかる手順→レシピを準備する
〇使いやすい道具を準備する
〇調味料やキッチン用具がすぐわかるようにキッチンを整理する。

です。

一人でするようになってから、私が全く口をださなくなってから、
おひさまのお料理はどんどん発展していきました。



自由研究の1ページ。
カラアゲの味付けも油ものでもばっちりさ。
(さすがに油を使うときは見守っているけどね。)

では、この辺で。次回はレシピについてです。





自閉症児とクッキングぅ♪(1)

2010-10-19 09:26:36 | 自閉症児とクッキングぅ
夏休みに提出していた自由研究が戻ってきました♪



これ、4年2組の前扉横、っていうすごく良い位置に先生が貼ってくださっていたから、
色々な方が見てくださって、たくさんほめていただきました(^^)
子どもたちもね、「すげえおひさまくん~」って見てくれて、とってもうれしそうだったんだってさ♪

親ばかなので何度も書いていますが、
おひさまは毎朝、自分の朝ごはんを作っています♪
夕飯も、なんかしら、しています。

ホンマでっか!?TVでも脳科学評論家の澤口先生(←結構好き♪)が、
認知症には家事療法がいいなんてことを言われてました♪
脳に良いことだから、自閉症児にもすごく良いのはあたりまえですよね。

お料理することのメリット

①目で見てわかるレシピがある。
②毎日できる。
③一人でできる。
④いっぱんてきなことなので、広く、皆にほめられやすい。認めてもらえる。
⑤数や量、時間がわかるようになる。
⑥親も楽になる。

デメリットは。。。肥満に気をつけないと・・・ってことかな~。
これも、適量がわかってくると減ってきます。

ということで、自閉症児とクッキングぅ。
おひさまを例に、障害のある子でもわかりやすいレシピ。一人でできるために必要なこと。などなど、
お料理についてちょっとシリーズにして、ちょこちょこ書いていきたいと思います。