僕とわたしの歩く道

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夫が頼りになる話。~治療までの道のり(2)

2011-06-21 09:21:13 | 顎関節骨折闘病記

「とにかく、3時45分の飛行機で帰ることにしたから。」と、夫。

「え~、帰れるん??いいよ、自力で治すけん。」と私。

「そんなのいかんに決まっとうやん。今日、明日の予定はキャンセルしたから、明日一緒に病院いこう。」

 

皆さんのご家庭なら、帰ってきて当然なのかな。

そんな感じの生活をしていないので、なんだか、すぐ帰ってくるんだ~なんてことにも感心しまして・・。

 

でも、帰ってきて顔見たとたん、もうボロボロ泣き崩れでした・・・私・・・

医師から言われたこと、もう自分で治すよ・・・なんてことを告げると

 

骨折を放っておくなんてとんでもない。

将来的に後悔するかもしれないようなことはしない。

手術も受ける必要があるなら受けること。

きちんと治療することだけを考えよう・・・と。

 

「でもさ、無理やん。夫くん、来週も再来週もおらんやん・・・4週間も頼める人とかおらんやん・・・朝も夜もよ・・・」

なんて、愚図愚図グズグズ言ってると、

 

「もう、たかだが4週間、おれがどうにかする!とにかく明日病院に行くけん!!落ち着け!!」と一喝されたのでした。

 

・・・つづく・・・

  

そういえば、おひさまが自閉症と診断されたときもそうでした。

泣き崩れている私に、

「俺はおひさまはかわいい。もしそうであっても、この先何があっても俺がどうにかするけん、大丈夫やけん。」

って言ってたな。おむつ替えたことも夜泣きに起きたこともなかったのにさ。

でも、自閉症の本なんか、あれから今も1冊も読んだことないけどな。

 

幼稚園との話し合いのときもそうだったな。園長ほか先生たちが5人、前に座った応接室で、

「通園施設に移ろうと手続きなどしておりますが、定員が多く、すぐには転園できない状況です。

しかし、自宅で過ごすことが彼の成長にとって良いことだとは思えません。

転園までの間はこちらに通いたいと思っておりますので、体制を整えてください。」

って、けんかすることなく冷静に告げて、もちろんでございます~ってなって、それ以降、幼稚園の先生たちに夫の株は急上昇だったな。

 

そう、いざってときに、パニくる私に対して、

いざってときには、冷静で真っ当でポジティブな夫。

その言葉に救われてきました。

 

まあ、今回だって、家にいると決まったとたん、出張に行ったからさ。

本当にあてにはならんのですけれどね。

 

でも、今回の言葉で、今後3年は惚れていられるわ!なんて思ったのです♪

あっ、こんなこと書いたら、また3年後、とんでもないことが起こりそうだから、

一生ってことにしとこうっと。