Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

彷徨える地球市民 他

2010年04月17日 08時46分40秒 | Weblog
フランスでフランスってなんだっけなんだっけ、という議論が盛んになったという報道がよくありましたけど、

This is England – on stage
Challenging Gordon Brown's idea of a 'global society', a recent run of plays forces us to confront issues of national identity


 イギリスでもそうした徴候があるらしい。多くの演劇などがそれをテーマにしているようであります。


 その一つ
A Day at the Racists – Finborough Theatre, London

Timely, controversial and thought-provoking, Anders Lustgarten’s new play is a must-see. Set in the same Barking constituency that Nick Griffin is to stand for in the next General Election, ‘A Day At The Racists’ explores and addresses the rise of the BNP and the reasons for it – the uncomfortable reality that everyday people are being drawn to the party, betrayed and abandoned by Labour and taken in by a clever rebranding campaign.


 BNPという右翼団体に吸収されていく人々。その背後には、リベラル左翼に裏切られ、見捨てられたという感覚があるようであります。

 日本でも何年か前に、「丸山眞男」をひっぱたきたいなどがちょっと話題になり、ワーキングプアが右傾化していくことが問題にされたことがありました。


 もう一つの方も、
Pressure Drop trailer


BB: The play’s called Pressure Drop because it’s the name of a reggae song that came out in the
1960s by a Jamaican band called Toots and the Maytals. It was about life in Kingston, Jamaica and how hard it was. It seemed to me that the pressure now is on the white working class, everybody else seems to be getting on in life and moving out to places which are, shall we say,leafy. And the white working class have somehow been left behind.What does it mean to belong? If your town is changing beyond all recognition and the things that you used, not only as a sort of physical landscape but also as a moral landscape are
disappearing, are crumbling, are being passed by by the new people who’ve come to the town, then what does it mean to belong? Do you belong there any more? Do you belong somewhere
else or do you belong anywhere? Do you belong in the past? What’s in the future for you? They’re the problems that we should be addressing in this play.


 ”白人”労働者の切迫したアイデンティティクライシスを問題にしているようであります。

 地球市民というのは、地球に属するというのでしょうが、それでは手応えがない。実際にはどこにも属するところがない、ある種の家なき子、ホームレス状態に近い。それほど多くの人が耐えられるものでもない。で、もう少し身近に、”白人””イギリス人””フランス人””日本人”とかに自分が安らぐ場所を見つけようしたりするが、探すのはなぜかというと、従来の、イギリス人的、フランス人的、日本人的ライフスタイルが時代の趨勢で揺らぎ崩壊しつつあるからで、そこで、過去の姿にノスタルジアを感じたり、あるいは、過去はこんなに素晴らしかった筈だ、という幻想を抱いてその回復を望んで一縷の希望をつないだり、あるいは、排外的であることや(一部右派)、はたまた、反政府的であること「反対反対!!!」(一部左派)で、自己のアイデンティティを保とうとしたり、・・・・家族というものも重要な意義を呈してくるとは思いますが、しかし、そもそも家族のあり方が流動化している・・・・・といったように様々な模索活動が表れるのでしょう。
 
 もともと、無いものを有ると信じて活動するのですから一種ニヒリスティックなしんどい活動にならざるえない。

 伝統と新しい潮流、過去像と未来像とのバランスの取れたところで落ち着くのか、とも思いますが、現実的には、移民の側にせよ、従来の国民の側にせよ、経済的に余裕さえあれば、そうした問いも当面は鎮まっていくだろう、と思います。
 
 日本でも移民流入などより先に、ニートや引きこもり、あるいは派遣社員の人々の活性化や安定化にもっと重点をおいたほうがいいように思います。もっとも過去のように、正規社員に格上げすることが答えとも言えない、ところが複雑なところでしょうが、少なくとも、何らかの形で社会の労働力になる人々に、何らかの形で、何らかの名誉とか、社会的肯定的な評価を与えていくことは、重要なことではないか、と思います。


日韓関係「良い」日本57%、韓国24%


現在の日韓関係については、日本では「良い57%―悪い29%」、韓国では「良い24%―悪い73%」だった。
(2010年4月17日03時06分 読売新聞)

 日韓関係は悪いとするのが73%という韓国の側のデータは一応注目しておいてよいと、と思います。

 隣国には在特会や主権回復の会が国家になったようないるわけで、一部の左派は、なぜか、そうした隣国のナショナリズムには眼をつむって、かえって称賛したり、理解を示したりしている。


民主、桂きん枝を擁立へ 参院選比例
2010.4.17

 
 芸能人の方が政治に疎いとはいいませんけど、こうした動きは明かに票稼ぎでしょう。
 民主党にせよ、自民党にせよ、日本の危機的状況をどうおもっているのか、そして、こうしたこと人気投票に誤魔化されるとすれば、国民もやはりおかしい。

辺野古浅瀬案を米側に提案へ 普天間移設で、政府が苦肉の策
2010.4.17

ということですが、
2005年の琉球新聞

辺野古浅瀬案、ジュゴン生息に悪影響
2005年10月6日


あるいは、2007年の番組
 ドキュメント'07 「ジュゴンとウミガメと米軍海兵隊」
編集版


というようにいつか来た道なんじゃないですかね?




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