Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

国立追悼施設建設へ?

2009年08月14日 08時40分20秒 | Weblog
靖国に代わる国立追悼施設建設へ (産経)
この問題、たしかRivals (アジア三国志)でもふれられていたが、こうしたことでは解決策にはならない。
新たな追悼施設を建設したとして、それとは別に、首相が靖国参拝したらどうするのか?同じ議論が蒸し返されるだけだろう。

野田消費者相、靖国参拝の意向 (2009年8月11日13時03分 読売新聞)

 靖国参拝反対派メディアはこちらはあまりヒスをおこさない。問題にすべきだが我慢しているのか?中国が因縁つけないから問題にしないのか?

(1)「靖国で会おう」といって戦死していったものがいる。
(2)それを追悼したいという私人がいる。

ここまではあまり問題にされない。

(3)それを私人の資格で追悼したい、という閣僚がいる。
(4)靖国はA級戦犯が合祀されている。

(3)(4)が問題になるのであって、それをクリアすべきだ。

(3)について、
 記帳するのに、閣僚の肩書きが気に入らない、というなら、肩書きなしでもよいではないか?

(4)について、
 かりにこれが気にいらないのであれば、参拝者はA級戦犯合祀の有無にかかわらず参拝するだろうから、批判されるべき対象は靖国神社であろう、参拝者ではない。

 靖国神社の側も、当方としては、評価はしないが、世間の生前の評価、あるいは戦争の評価に係わらず、日本が関与した戦争関係の死者はすべて祀る、とか、いや、戦争になれば市民が殺されるのは当たり前、うらみっこなしよ、とか、欧米がアジアの残酷な植民地化を始めた、オマイラが悪い、とか(一部欧米人の広島長崎など無差別爆撃被害者への言葉の論理)、日本のした戦争はすべて聖戦、おまいら馬鹿じゃない(英米一部右派の自国の植民地化・戦争に関する歴史観に相当)、云々など、態度をはっきりさせればよい。

その方が、批判なり、擁護なりしやすい。

神社側も、参拝なし、という方向で、神社そのものが風化するかもしれない、という危機感をもったほうがいいのではないか?

 因みに、上記「Rivals}では、確か、麻生案に近い線の提案がされていた。
 一つの解決策であろう。ただし、その場合、靖国の宗教色が消えることにはなろう。

 問題を解決しない新たな追悼施設なら、アニメの殿堂の方がまだましな箱物かもしれない。

 もっとも、日本が直面する問題を直視しないで、はからずも再び戦争にまきこまれた場合に追悼する施設を用意しておきたい、というなら、話はまた別であるが・・・





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