29日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、中国新疆ウイグル自治区カシュガルで8月4日に警察部隊が襲撃された事件について、別の警官による襲撃であって、ウイグル民族によるテロとしたのは中国当局のでっち上げだった可能性があると報じた。
事件が発生した現場向かいにあるホテルに宿泊し事件を目撃した外国人観光客3人の証言として伝えた。観光客らが撮影した写真4枚も掲載した。
同紙によると、4日午前8時ごろ、トラックが警察隊に突っ込み、直後に薄緑色の部隊の制服を着た複数の男が道路に倒れた隊員らを刃物で切りつけた。犯人は2人だったとみられるという。
3人の証言は「1人あるいは2人の制服姿の男が切りつけた」点で一致。事件後、警官がホテルの各部屋を回り、宿泊客のカメラを調べたり、Eメールを送らなかったかなどを尋ねたりしたという。
新華社によると、事件はウイグル民族の男2人がトラックで部隊に突っ込み、手製爆弾などで襲撃、警官16人が死亡、16人が負傷した。毎日
元記事Doubt Arises in Account of an Attack in China