さくら日記でございます。

うれしいこと、楽しいこと、わたし的オススメ品などなど
書かせてもらってます。読んでいただけたらとっても幸せです。

★市販車で初めてターボを搭載、街でみかけたこの1台から思い出しました 「BMW2002」

2020-11-06 18:17:14 | 「車」


お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

気がついたらもう11月です。
こちら金沢、寒くなってきました。
一昨日は夜勤明けだったのですが
金沢の冬の風物詩
「雪吊り」の作業が始まりました。



北陸の雪は水分を含んだ少し重い雪です。
その重みで木の枝が折れないように
竹とロープで木を守ります。

兼六園などの剪定された木はもちろん
こちらのような街路樹もしっかり守られます。

雪が降ると、
なんとも雰囲気のある光景となるのですが
交通の便など生活を考えると
どちらかというと、雪は少なめが助かります

今年は少し多めに雪が降るなんて言われてますが
はたして、どうなるでしょうか?

ということで前置き長くなりましたが
今日は街で見かけたこの車です。



パッと見てすぐにわかったと思います。
ドイツの「BMW」です。
伝統的なフロントマスクは今に受け継がれてますよね
「キドニーグリル」にライトが2つ
BMWの一貫したすいリングです。

「キドニー」とは「腎臓」のことで
中央に並んだ左右2つのフロントグリルは
その形に似ているこということで
「キドニーグリル」と言われているそうです。

そんな「BMW」のちょっと古めのこのモデルは
「BMW2002」歴史的名車です。

おじさん世代なら「マルニ」の相性で同じみの車です。
1966年から1977年にかけて製造された2ドアセダンです。

当初は排気量が1673ccのSOHCエンジン搭載で「BMW1602」
それが、1968年には
直列4気筒1990ccのSOHCエンジン搭載で「BMW2002」

となります。

そして、伝説的モデルとなったのは1973年
そうです。スーパーカーブームの特別の年

ポルシェ何なんかは73カレラなんて
代表的なモデルもあります。



フェラリーのディーノもこの時代ですね
そして、ロータスヨーロッパと・・・
子供の時のドキドキ感が
いまでも思い出されます。




そんな年にBMWがリリースしたのは
量産車初めてのターボモデル
「BMW2002ターボ」
です。

当時、航空機エンジンで培った
ターボチャージャーを採用
したのです。

マルニに搭載されている
1990ccの4気筒SOHCエンジンの
圧縮比を6.9:1に落とし
ドイツのKKK社製のターボチャージャーを搭載し
170馬力を絞り出していた
そうです。
最高速は211キロです。

そしてこのターボモデルの特徴
フロントのエアスポイラーを装着していること
そこには逆さ文字で「TURBO」と書かれていること
これは前を走っている車のルームミラーに
映し出されることを想定
しているのだとか

さらに、前後フェンダーには
リベット止めのオーバーフェンダーが付属
します。
日本に輸入されたものは当時、
運輸省で認可が降りず、リベットド止め
はパテで埋めれているとこのです。

ちなみにYOUTUBEの映像をご覧下さい。
こんな感じです。

BMW 2002 turbo vs. 135i 木下隆之が乗り比べる!!【Best MOTORing】2008


この伝説的車は
当時の第一次オイルショックの影響もあり
生産台数はわずか1672台
まさに、伝説です。

今回発見した1台は
このターボモデルではありませんが
見た瞬間、このストーリーが蘇ってきて
久々に少し熱くなりました。

ということで
今日は
市販車で初めてターボを搭載したモデル
街でみかけたこの1台から思い出しました
「BMW2002」
でした。

 
 
 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿